季節はすっかり夏!…と言うわりには東京地方はあまりよくない天気が続いています。実は、実家に帰省してきたばかりなのですが、実家も天気はイマイチ良くありませんでした。今年は梅雨明けが例年と比べるとちょっと遅い感じがしますね。とはいえ、RTSとかにはほとんど関係なく、むしろ、天気が悪いほうがプレイヤーが増えるから、ある意味歓迎かもしれませんね。筆者的にも久々に一日家にこもってずっとゲームをやってみたいところです。
さて、すでに『StarCraftII』が発表になっていたこともあり、今年の「E3」は、特別大きなニュースは個人的には無かった印象です。規模が大幅に縮小されたこともあり、メーカーとしてはあまり出展する意義のないイベントになりつつあるのかもしれませんね。それでも、小ネタは揃った感じもあります。個人的に注目したことは『Age of Empires III:The Asian Dynasties』や、『Company of Heroes:Opposing Fronts』あたりの作品がプレイ可能な状態で出展されていた点でしょうか。『Age of Empires III:The Asian Dynasties』に関しては、トレイラームービーも少し早い段階で出ていましたし、これから秋発売に向けて(噂としては10月発売?)、いろいろと情報が出てくると思われます。ただ、あらたに登場する国家となる「日本」「中国」「インド」は、既存とは違う、また癖の強い国家となりそうですね。ちなみに、「インド」では象ユニットの存在を多数確認しました。これで、歴代ファンも安心?
続けて上記でも触れましたが、非常に高い評価を受けた『Company of Heroes』の拡張パックとして、『Company of Heroes:Opposing Fronts』が登場します。詳細なシステムなどは不明ですが、当然のように今までになかった機能が付くようです。あと意外な点としては、拡張パックのみでも遊ぶことができる(!)点でしょう。本来、この手の拡張パックは、元となる通常版が必須となりますから、かなり太っ腹と言えるかもしれません。また、拡張パックと通常版の対戦もサポートするようですから、ゲームの内容以外にもかなりユーザのことを考えて作られている印象を受けます。ゲームの内容は、世界各地でいろいろな賞を取るほどですし、ミリタリー物が好きな人に対しては、安心してお勧めできる作品と言えるかもしれません。発売は『Age of Empires III:The Asian Dynasties』と同じく秋頃が予定されています。
今度は、今もっとも世界で注目されている作品の1つと言ってよい『StarCraftII』についてです。こちらは、残念ながらプレイできる形での出展は無かったとのことです。ただ、特定種族の全ユニットが公開されるなど、だんだんと情報公開が進んできている印象があります。また、近いうちに一般ユーザーがプレイできる形でお披露目されるとのことで、こちらも近いうちに大きな情報が出てくると思われます。
個人的に他に気になった作品としては、『Universe at War: Earth Assault』でしょうか。内容としては、SF RTSというジャンルになるわけですが、発売元がSEGAであることが目を引きます(ただし、「SEGA of America」ですが)。トレイラームービーを見る限り、スピード感があり、意外と良いのではないかと思います。操作面が面白ければ海外ではそれなりに評価を受けるかもしれませんね。これからクローズドベータテストが始まるので、そこから真価が問われると思います。海外のみの展開ですが、場合によっては日本語にローカライズされる可能性が出てくるかもしれません。ただ、日本でSF物はなかなかに苦しいのではと、個人的には思っています。
E3で公開された「Empire Earth III(EE3)」のトレイラームービーより。前作が大コケした印象のある『EE』ですが、『EE3』では巻き返すことができるでしょうか? (c) 2007 Sierra Entertainment, Inc. All rights reserved. Empire Earth, Sierra and their respective logos are either registered trademarks or trademarks of Sierra Entertainment, Inc. ※クリックで拡大画面を表示 |
■国内にも目を向けて