人生にゲームをプラスするメディア

エレクトロニック・アーツがお酒をもっと楽しむ3部作の発表会を開催

エレクトロニック・アーツの日本法人であるエレクトロニック・アーツ株式会社は、26日に東京都内で発表会を開催し、ニンテンドーDS向け実用「お酒選びの新ツール」3部作、『ソムリエDS』・『酒匠DS(仮称)』・『バーテンダーDS』を7月から順次発売していくと発表しました。

任天堂 DS
26日都内にて
  • 26日都内にて
  • 26日都内にて
  • 26日都内にて
  • 26日都内にて
  • 26日都内にて
  • 26日都内にて
  • 26日都内にて
  • 26日都内にて
エレクトロニック・アーツの日本法人であるエレクトロニック・アーツ株式会社は、26日に東京都内で発表会を開催し、ニンテンドーDS向け実用「お酒選びの新ツール」3部作、『ソムリエDS』・『酒匠DS(仮称)』・『バーテンダーDS』を7月から順次発売していくと発表しました。

まず登場したのは日本法人のデラトロベ・ヘンリー氏。流暢な日本語で挨拶をしました。「今日はゲームではないんですが去年の半ばくらいから作ってきた、軽い気持ちで面白いものが出来ましたので紹介します。いい作品になってますので、ぜひ宜しくお願いします」とスタート。

次にプロデューサーである村上貴宏氏(代表作『シムシティDS』や『ドラゴン桜DS』など)は、「シムシティDSを作ってる頃、休みにふとワインを買ってみようと酒屋に入ったのですが、どんなワインが良いのか見当も付かなかったんです。でも自分だけじゃなくて、こういう人はもっと沢山居るはずなんです。でも皆、より美味しいものを飲んでみたい。そこでこういうソフトを作ることになりました」と開発の経緯について話しました。




最初に紹介されたのは7月に発売される『ソムリエDS』です。

「ワインは自分で飲むだけじゃなくて、料理に合わせたり、例えばチーズを貰った時に一緒に飲んだり、ちょっと気の利いたプレゼントとして用意したり、色々な用途があります。でも保存の仕方が分からなかったり、余った時にどうしよう・・・とかなかなかイザ買おうという所まで行かない事が多くあります。そのために、このゲームはワインを、1本買ってきて、1本飲み終える所までサポートします」(村上氏)

『ソムリエDS』にはワインの素人でも手軽に美味しく楽しむための4つの特徴が備わっています。まず収録内容に外れがありません。監修の濱田知佐さんによる、厳選された1000本だけを収録しています。そして、どんなワインが良いかどうかカンタンに検索できる機能が充実しています。例えばこういう場面には? というようなイメージ検索や、読み方でも、名前の一部だけでもちゃんと検索してくれる工夫があります。そして飲んだワインは記録してマイワインセラーを保存できます。これにより、名前を忘れてしまったり、購入場所を失念してしまっても安心です。最後に手軽さです。ワインに合う料理と言えば、カモやフォアグラといったイメージかもしれませんが、手軽に楽しめる、ワインに合った家庭料理が多数収録されています。

ソフトは「今からワイン」というユーザーをターゲットにしていて、飲み方から用語まで図解入りで説明が収録されていたり、勉強していける内容になっています。どの地方で、いつのブドウが美味しい?といったデータベースも充実していて、店頭で何年物が良いかチェックするのに重宝しそうです。そして少し世代が上のユーザーも意識して、手軽に難しい操作なく、メニューも深い階層でなく、トップ画面から1回か2回のタッチで、目的の項目までたどり着けるような工夫が施されています。




濱田知佐さんは「ゲームをする機会は余りなくて、喫茶店のインベーダー以来くらい。でも今回の企画を頂いて、今までワインを遠いものと感じていた人たちにも役に立つかも、ということで引き受けました」とコメント。「1000本という限られた数に絞るのがとても大変でした。料理合わせも高級食材よりは家庭料理で手軽に合うものを、ということでナビ系のソフトを使いつつ考案していきました」

「こういう手軽なソフトが登場することで、どこに行ってもワインをちゃんと選べる、ソフトではイメージからでも最適なワインを探すことができます。このソフトがお酒の生活にとって役に立つものになることを祈っています」

夏、秋に発売予定とされている『酒匠DS(仮称)』・『バーテンダーDS』も同様のシステムを採用しています。

『酒匠DS(仮称)』の監修をする横浜君嶋屋の君嶋哲至さんは、「日本酒は日本の文化だと思うんですが、最近では逆にワインの方が知られていたり、フランス人の方が日本酒について知っていたりします。日本酒はちょっと難しい部分があって、そんなに味に幅がないのですが、今回はお酒そのものだけでなく、周りの部分でも充実させてやっていってますので、どうぞ宜しくお願いします」と話しました。

『バーテンダーDS』の監修をするサントリースクール校長の花崎一夫さんは「カクテルは今凄く勢いがあって、特に今では全国チェーンの居酒屋にもあったりして、若い人たちを中心に引っ張ってもらっていってます。生活に浸透していると思いますが、それでも種類が分からなかったりして、とても意味のあるソフトだと思います。収録するのは500種類くらいがスタンダードなもの、残りの1/3くらいは新しいスタイルの物を積極的に入れていきたいと思います。米国のマティーニバリエーションや日本のフルーツを使ったものなどですね。カクテル本って5年も経過すると古くて使えなくなるんですが、なんとか末永く使えるものにしたいと思います」と話しました。




そして最後はワインの試飲がありました。濱田知佐さんが解説をしながら、白ワインと赤ワインを2種類ずつ。いい大人たちが昼間から堂々とワインを飲んでました。あー、仕事中でしょ? 車で来た方は残念様でした。そしてソフトも少しだけ触ることができました。なかなかにシンプルで分かり易く、お酒好きなこともあって3本どれも欲しい、と思ったMr.Cubeでした。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

任天堂 アクセスランキング

  1. 昔の『どうぶつの森』ではファミコンが遊べたって知ってた? 気になるタイトルをスイッチでプレイして、ファミコンの誕生日を祝おう!

    昔の『どうぶつの森』ではファミコンが遊べたって知ってた? 気になるタイトルをスイッチでプレイして、ファミコンの誕生日を祝おう!

  2. 【インタビュー】『ポッ拳』開発者が語る誕生秘話…90年代格闘ゲームのドキドキワクワクをもう一度

    【インタビュー】『ポッ拳』開発者が語る誕生秘話…90年代格闘ゲームのドキドキワクワクをもう一度

  3. 『あつまれ どうぶつの森』の「雑草」って意外と使えるんじゃない? 売る・DIYの材料以外の活用方法

    『あつまれ どうぶつの森』の「雑草」って意外と使えるんじゃない? 売る・DIYの材料以外の活用方法

  4. もっと『あつまれ どうぶつの森』を楽しむために無視していい10の要素! やりたくないルーチンはしなくてOK

  5. 亡き父の背を追い…『スターフォックス64』アンドルフを通して描かれる父親超えの物語

  6. 『どうぶつの森』と『ポケ森』は何が違うの?それぞれの特徴をまとめてみた

  7. 『あつまれ どうぶつの森』定番からオンリーワンまで大集合!皆が付けた「島の名前」約60個を紹介【読者アンケート】

  8. 今年で20周年の『ペーパーマリオ』シリーズを振り返る!新作『オリガミキング』も7月17日に出るぞ

  9. Googleに「スーパーマリオブラザーズ」30周年ギミック登場

  10. 『MOTHER2』インパクトありすぎな敵キャラ10選

アクセスランキングをもっと見る