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Wii『メトロイドプライム3』開発者インタビュー (Nintendo Now)

任天堂 Wii

Nintendo Now にてE3での『メトロイドプライム3』に関する開発者インタビューが掲載されていたので紹介します。新たな武器システムやストーリーの導入などについて非常に興味深いインタビューとなっています。




−−メトロイドプライム3のデモを全て見終えましたが、まだ隠している追加要素はありますか?

Mark Pacini: 残りの部分は見せてませんよ(笑)

−−グラップリングビームやレバーを押したりといったモーションセンサーの使い方以外になにかWiiの機能は使っていませんか?

MP: デモでやったのは今考えてる事をちょっと見せただけです、今の時点でコントローラの独自の使い方を沢山喋るわけにはいきません。しかし感じているのは何が可能かという事と、それにはメトロイドをさらに大きくする要素が存在するという事が、もはや実証されているという所です。少なくともメトロイドプライム3のサムスの能力で一つの重要な物は、サムスのスターシップを使うという事です。スターシップに乗って飛び回る必要は無く、バイザーを通して外部の離れた所から操作できます。爆撃したり、重い物体を持ち上げたり、もちろんプラットフォームとしても使えます。またゲーム中に他の惑星に移動するのにもスターシップを使いますが、直接スターシップを操作することは無いですね。他の重要な要素としては、ある特殊な状況下でのハイパーモードがあります。実はプレイヤーは好きな時にハイパーモードに移行できて、ハイパーモードでは特別な能力を入手できます。

−−Wiiリモコンの内臓スピーカーの特別な使い方は計画してますか?

Kensuke Tanabe: Wiiリモコンのスピーカー機能は発表したばかりなので、E3デモでは何も使用していません。将来的にはもっと沢山の事を言えるでしょう。

−−コントローラが敏感すぎて狙いをつけにくいという人もいます。この感度を調整する予定はありますか?

Bryan Walker: あります。

−−またセンサーバーはテレビの上につけるのか下につけるのかで、プレイ感覚が違うと言う人もいます。このセンサーバーの位置の問題を解決する機能をつける予定はありますか?

MP: 新たな技術を使う場合、我々は常にそれがうまく動くかどうかを研究しています。少なくとも敏感さの問題に関しては、メトロイドプライム上でうまく処理できるようになっています。操作方法は少し複雑ですが、15分か20分のプレイで理解できてしまうし、評価できるとおもう。次に来た時は、それはとても直感的になっています。なぜならそれはあなたが最初にマウスとキーボードでFPSをプレイした時と同じように新たな操作方法だからです。コントローラの問題の改善についてはこのことも含まれているのです、つまりあなたが次にプレイする時には「今までこのコントローラ無しでどうやって操作してたんだろう?」と思うという事です。少なくとも敏感さの調整に関しては絶対にそうです。我々はより敏感にしてくれという人と、より鈍感にしてくれという両方の意見があるのを知っています。我々は一つの操作方法で誰にでもうまく操作できるようにまとめられるとは思っていません。しかしこれもまた、このような新たな技術のために、私たちはプレイヤーの反応が必要なのです。それが私たちが絶対的にやりたい事なのです。

−−センサーバーの質問について少し訂正します。フロアで任天堂の役員にきいたのですが、いくつかのゲームはTVの上部にセンサーバーを配置するものとして開発されていて、さらにいくつかはTVの下部に置くことを想定して開発されていると。なのでセンサーバーの配置に関して何か設定できるようになっているのか、それとも自動で認識してしまうのかという事が聞きたかったのです。

MP: 発売する時にはどこにセンサーバーを配置するかは問題ではなくなるでしょうね。

−−物語について何か教えてもらえませんか?

MP: わかりました(笑)。タイトルにもなっているゲームのメインテーマは「コラプション(侵食)」です。メトロイドプライム1と2はフェイゾンと呼ばれる物質に関する前座的な物語に基づいていました。それは二つの惑星に起きた大きな衝撃について語られていました。そしてコラプションではフェイゾンと結びついた話になります。フェイゾンはサムスが他の惑星にいく動機付けとしてだけでなく、物語で最重要な物になります。サムス自身もフェイゾンに侵食され始めるからです。この侵食をテーマにしたゲームを作るのに際して、ハイパーモードを開発の早い段階から提案していました。基本的にはサムスは侵食を食い止めるために他の惑星に行き、同時に自分自身の侵食も食い止める方法を探すのです。

−−オンラインのマルチプレイ対戦は無いとききましたが本当ですか?

BW: ええ、そうです。

−−どういう理由でそうなったのでしょうか?

BW: メトロイドプライム2ではマルチプレイ対戦を導入し、それは面白い物でした。私たちにとっては実験だった。メトロイドプライム3では、非常に没入感のある一人用のFPAとしてのメトロイドの起源に戻りたい。しかし、私たちはWiiコネクト24の機能にとても興奮しているとも言えるし、メトロイドプライム3にそれらをうまく利用して全体的に価値を増す方法について議論を重ねています。

−−ではアップグレードや新たな武器をダウンロードするかもしれないと?

BW: 議論してる中にはそういうのもありますね。

−−私はリドリーを様々なメトロイド作品で見てきました。他の昔のシリーズにでてきたボスや敵はでてくるのでしょうか、それとも全て新登場のものなのでしょうか。

MP: ええ、確かにリドリーはデモにも出てきたし物語にも確かに組み込まれています。しかしこれらのお馴染みのキャラクタは多くはでてこないでしょう。メトロイドプライムシリーズにおいて、私たちはメトロイドの物語を崩して独自の物を作ろうとしてきました。全てのボスは全く新しいものになるでしょう。デモにも出てきた様に、いくつかの他のバウンティハンターも存在します。我々は常にいくつかの馴染みのキャラクタを過去のゲームから持って来たいと考えていますが、それは確実にゲームのごく一部でしかありません。

−−バイザーを使ってスターシップを操作する機能がありますが、サムスは他にも全く新しい能力を持っていますか?

MP: ええ、実は今までとは全く異なった武器のシステムなんです。以前は主に武器を切り替えて使うシステムだったんですが、今回の武器は重ね合わせて事ができるんです、スーパーメトロイドみたいにね。最初は以前のシステムをモデルにしていましたが。だからプレイヤーが取得したそれぞれのビームは、その特有の能力を残したままどんどん積み重ねられてよりパワフルになるわけです。これはサムスの全ての武器について起こります、だからビームはもちろんのこと、ミサイルも積み重ねられるし、グラップリングビームもまた積み重ねられます。そして新たな武器についてもそうなります、簡単に言うとサムスはアイテムを通してビーム自体を拡張していくという事になります。彼女が得るバイザーの一つであるXレイバイザーとの組み合わせで、パズルを解いたり、表皮の下に隠れた弱点を発見することで敵を倒したりすることが可能になるでしょう。私たちは彼女の武器が、単に強力なビームを取得するよりは他と良く連動するようにしていています。

−−サムスは侵食されていると言いましたが、ゲーム中ではどのように表現されているのですか?

MP: それは物語上もゲーム中も非常に重要であると言ったようにコラプション(侵食)について話します。サムスは侵食によって死にかけています。それはサムスだけでなく他の惑星や他の生物にも同様に侵食しているのです。プレイヤーが侵食から得られる利点は、いつでもハイパーモードを使えるという所です。短い時間だけとてもパワフルになれますが、この能力を使う事で死ぬ危険性もまた増えるのです。つまりプレイヤーはこのシステムをどのようにバランス良く使うかを習得する必要があります、あなたがハイパーモードに入って自分のフェイゾンを全て使ってしまうとあなたの生命は異なった管理システムに切り替わり、自分のフェイゾンを非常に早い勢いで使い切ってしまい危険な状態になるとハイパーモードは切れてしまいます。しかしあなたはあとどれだけ撃てるかという表示を見てこれを制御可能です、そして撃つと少しのフェイゾンを取り出すので、より長い間ハイパーモードになる事が可能で、死の可能性はありますがより長い間パワフルな状態でいることができます。高いリスクを背負って利点を得るというのは、コアゲーマーにとってはとても良いシステムです。

−−ゲームのうまい人の話がでてきましたが、どのようにしてメトロイドプライム1や2をやっていない人にメトロイドプライム3をアピールするのでしょうか?Wiiは今までゲームをやって来なかったような人もターゲットにしていますが…

KT: 私たちは新しくWiiリモコンを持っていますから、より直感的にゲームをプレイすることが可能です。これは今までゲームを経験をしたことがないプレイヤーですら、スクリーンを指したりゲームを簡単に楽しめるという意味です。なお、私たちはこのゲームを今までより少し簡単にするつもりです、それはより多くの人に楽しんでもらうためです。しかしWiiSportsのテニスよりは少し難しいと思います(笑)。

−−デモでサムスを助けてくれたキャラクタはDSのメトロイドプライムハンターズに出てきたノクサスを連想させますが、何か関係はあるのでしょうか?

BW: 彼の名前はランダス(Rundus)です。

MP: メトロイドプライム3で出てくるのは明確に異なったバウンティーハンターです。メトロイドプライム1と2と3では、ハンターズと同じコンセプトアーティストを起用しています。ですから意図的に似たスタイルになっているのかもしれませんし、何か背景に物語があるのかもしれません。

−−そろそろ時間です。

BW: 我々は田邊氏と彼のチームとのコラボレーションをもっと強いものにしたい。彼らは多数の素晴らしいアイデアを提供してくれた。我々はより多くの議論をしたが、メトロイドプライム3はチームの仕事だ。

−−このゲームに関して何か最後に言う事はありますか?

KT: Wiiリモコンの一つの目的はFPSをもっと簡単にプレイできるようにすることです。みんなにこの経験を楽しんでもらいたいと思います。
《Jalopy》

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