アナリストは「この交渉は予備的なもので、ユービーアイがEAのこれ以上の出資を拒という選択肢など他のアプローチと平行して進められている」としています。
交渉のポイントは2つあり、1点目はEAが買収の為にどれだけの金額を用意するかというものです。EAが現在保有している20%はTalpa Beheer BVから一株当たり19.69ユーロで取得しましたが、現在は32ユー近くまで高騰しており、「1株当たり40ユーロ、計10億ユーロ程度になる」とアナリストはユービーアイ筋からの情報として伝えています。
2点目はもしユービーアイがこれを拒絶する場合のシナリオです。現実味があるものとして伝えられているのは、ユービーアイと同じくGuillemotファミリーが大株主となっているモバイル向けコンテンツ制作会社のGameloftとの合併です。また別の可能性として、ユービーアイは資金の後ろ盾としてウォルと・ディズニーに接近したという情報もあります。
GameSpotが両社に連絡を取ったところ、EAは「我々は話し合いをもっているが、それを交渉と見なすのは愚かなことだ」と伝えたそうです。ユービーアイ側からはコメントが得られなかったとのことです。