ゲームソフトのレーティングは暴力描写など年齢にふさわしくない内容から年少プレイヤーを守るためのもの。しかし、禁じられたものほど魅力的なのも人間心理。
年齢制限がついていることで「禁断の果実効果」が生まれゲームが魅力的になるのではないか……という仮説を実証するために調査が行われました。
調査はオランダで行われ、男女310名を7-8歳、12-13歳、16-17歳のグループに分類。「7+」「12+」「16+」「18+」のレーティングと「暴力要素あり」「暴力要素なし」の注釈を付けた架空のゲームの解説文を用意し、どのタイトルを選ぶかをチェックすることで行われました。
年齢制限と暴力要素の注釈を持ったゲームが多く選ばれ、この傾向は7-8歳の女児にさえ見られたとのこと。全ての年齢層において年齢制限ラベルと暴力要素の注釈がゲームの魅力を増すため、小児科医はこの「禁断の果実効果」に気を付けなければならない……と結論づけています。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
【インタビュー】インティ・クリエイツ社長が語るクラウドファンディング開発…『Bloodstained』の今後も
-
「これは私の人生そのもの」―元マフィアの娘が『GTA V』を提訴、4000万ドルの賠償金を求める
-
「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー
-
『コロリンパ』が携帯でも遊べるように
-
【特集】『東方Project』商業・海外展開の裏側、その背景には時代の変化が
-
“推しメン休暇”って実際どうなの?どんなキャラでもいいの?ジークレスト代表&社員にアレコレ聞いてみる
-
ゲームで使うためのスクリプト言語開発とは〜 IGDA日本SIG-GTレポート
-
「高知県からスタークリエイターを」―若き経営者の考える地域の未来



