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セガ、希望退職者を募集―400名程度、業績不振で

セガサミーホールディングスが8日に発表した2008年度第3四半期業績は、売上高が前年同期比-15.4%の3420億9200万円、営業利益が15億2800万円の赤字、経常利益が14億3100万円の赤字、純利益が157億6600万円の赤字でした。遊技機、アミューズメント施設、コンシューマー事業などが不振で、これを受けて、傘下のセガで希望退職者を募ることも同時に発表されました。

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セガサミーホールディングスが8日に発表した2008年度第3四半期業績は、売上高が前年同期比-15.4%の3420億9200万円、営業利益が15億2800万円の赤字、経常利益が14億3100万円の赤字、純利益が157億6600万円の赤字でした。遊技機、アミューズメント施設、コンシューマー事業などが不振で、これを受けて、傘下のセガで希望退職者を募ることも同時に発表されました。

セガでは事業環境の変化に即応しきれなかったことによりアミューズメント施設や国内コンシューマー事業が低迷しており、これまで進めてきた不採算のアミューズメント施設110店舗の撤退に加えて、人員の適正化を行うことで固定費の削減を行い、持続的に利益の出せる体制にしたいとしています。

希望退職の人員は400名程度(昨年末時点での従業員数: 3583名)で、募集期間は2月8日から2週間程度、退職日は3月期中を予定しています。

募集人数通りとなれば特別退職金などで特別損失が29億円程度発生し、来期の人件費は年間35億円程度が削減される見通しです。

またセガサミーホールディングスでは通期の連結予想を下方修正しています。修正後の数字は、売上高4750億円(修正前5400億円)、営業利益60億円の赤字(200億円の黒字)、経常利益70億円の赤字(200億円の黒字)、純利益260億円の赤字(10億円の黒字)となりました。また期末配当もこれまでの60円予想から45円に修正しています。
《土本学》
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