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カプコン、第3四半期業績を発表―『アンブレラ・クロニクルズ』は好調など各種数字も

カプコンは、2008年3月期の第3四半期業績を発表しました。それによれば、売上高は516億5500万円(前年同期比4.8%増)、営業利益は61億0100万円(同8.2%減)、経常利益65億2000万円(同15.3%減)、銃利益は35億7400万円(同17.8%減)となりました。家庭用ゲームソフト事業は好調でしたが、アミューズメント施設運営や業務用機器販売が落ち込みました。

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カプコンは、2008年3月期の第3四半期業績を発表しました。それによれば、売上高は516億5500万円(前年同期比4.8%増)、営業利益は61億0100万円(同8.2%減)、経常利益65億2000万円(同15.3%減)、銃利益は35億7400万円(同17.8%減)となりました。家庭用ゲームソフト事業は好調でしたが、アミューズメント施設運営や業務用機器販売が落ち込みました。

主要タイトルの数字では、期待されたWii『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』が全世界で95万本(計画62万本)と好調だったほか、Wii『宝島Z バルバロスの秘宝』が同30万本(非開示)、PS2『MotoGP 07』が28万本(非開示)と堅く推移したほか、ミリオンセラーを超えた『モンスターハンターポータブル 2nd』の期中リピートも27万本(非開示)となりました。数字は不明ながら『戦国BASARA HEROES』も堅調だったとのこと。

その一方で、Wii『WE LOVE GOLF!』やDS『流星のロックマン2』は伸び悩んだとしています。

今後の作品では1月末に既に発売になっている『デビル メイ クライ4』は当初計画の180万本から190万本に修正され、3月発売の『モンスターハンターポータブル 2ndG』も当初計画50万本から90万本に修正されています。

アミューズメント施設運営は落ち込み、業務用機器販売では小粒なラインナップに加え、『ドンキーコング バナナキングダム』の不具合などで営業赤字となりました。

通期では第4四半期のタイトルの好調を予測していて、売上高816億円、営業利益115億円、経常利益110億円、純利益62億円と予想を上方修正しています。
《土本学》
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