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『大乱闘スマッシュブラザーズX』を体験してきました

2006年5月のE3、記者会見の翌日に突如として発表された『大乱闘スマッシュブラザーズX』、そこから1年半、2005年5月のE3での岩田社長の「オンラインで遊べるスマブラを作っている」という発言から数えれば2年半、待ちわびたスマブラの最新作を遂に体験できました。任天堂はジャンプフェスタ2008に『大乱闘スマッシュブラザーズX』をプレイアブル展示しています。

任天堂 Wii
2006年5月のE3、記者会見の翌日に突如として発表された『大乱闘スマッシュブラザーズX』、そこから1年半、2005年5月のE3での岩田社長の「オンラインで遊べるスマブラを作っている」という発言から数えれば2年半、待ちわびたスマブラの最新作を遂に体験できました。任天堂はジャンプフェスタ2008に『大乱闘スマッシュブラザーズX』をプレイアブル展示しています。

並んだ試遊台はズラリと26台。基調の白がまぶしいブースには所狭しと試遊台が置かれ、ブースの正面では巨大スクリーンを使って現在のプレイ状況を上演。会場の注目を集めました。整理券が配布され、操作方法やゲーム概要が書かれた小冊子を渡されたプレイヤーはわくわくの表情で長い列を作りました。

<以下多少ネタばれが含まれるかもしれません>

今回は「勝ち抜きバトル」と「4人フリー対戦」の2種類のルールでプレイすることができました。4種類の操作法がありますが、今回はWiiリモコン横持ちとクラシックコントローラーで、フリー対戦は全てリモコンだったように思います。フリー対戦では2分間の大乱闘を2セットプレイすることができました。

今回使用できたキャラクターは、マリオ、リンク、サムス、カービィ、フォックス、ピカチュウ、ディディコング、ピット、メタナイト、アイク、ピーチ、ヨッシー、クッパ、ワリオ、の計14キャラ。

同じく使用できたステージは、ドルピックタウン、天空界、ライラットクルーズ、戦艦ハルバード、戦場、ポケモンスタジアム2、オルディン大橋、メイドインワリオ、ヨッシーアイランド、神殿、すま村、ノルフェア、頂点、など14ステージでした。これらは自由に設定でき、ランダムで決定することもできました。

スマブラは格闘アクションゲームで、攻撃を受けるとダメージが%で表示されます(100%で倒れるわけではありません)。%がたまっていくと飛ばされやすくなります。攻撃を受けて画面外に飛ばされると1回ふっとびとなります。死ぬわけではなくてすぐに戻ってきます。時間最後までプレイしてふっとんだ数やふっとばした数、ダメージ数など総合評価で勝者が決まります。

数度遊んだだけですのでインプレッションにはほど遠いですが、少し感想を残しておきます。まず全体的な印象としては少し重くなった雰囲気でした。前作のかなりスルスルと飛んだり動いたり、というのは薄れた印象です。リモコン横持ちの操作は悪くありません。左右で移動、上でジャンプ、下でしゃがみ、1で必殺技、2で攻撃。ヌンチャクなどを使う形もありますが、これで十分だと思います。

各キャラクターの印象ではリンク、メタナイト、クッパといったあたりが強そうでした。特にクッパは移動はノロいものの、破壊力が強くて攻撃で軽くふっとんでいきます。スマッシュボールというアイテムを取ると最後の切りふだを使えるのですが、これがかなり強力で、これを取ったキャラが勝っているという印象もありました。スマッシュボールはスルスル動いて取りにくいです。

ステージでは動きのあるステージが増えています。「メイドインワリオ」のステージでは、次々にお題が出されて、それに答えないとダメージを受けてしまいます。「動くな」というお題もあって、ライバルが動かない中で攻撃して後からダメージを受けるのと、大人しくしておくのはどちらが得なのでしょうか。「オルディン大橋」では中心付近が落ちてしまうので大変です。

全体的には前作までに引き続いてちゃんとスマブラしているという印象です。遊んだ事のある方には違和感なく、更に進化したゲームを楽しめ、そうでない方でも簡単に、ガチャガチャとコントローラーを動かすだけでも楽しめるでしょう。楽しみにしていただいて大丈夫です。Wi-Fiへの対応で、なかなか友達同士で集まるのは大変だ、という方にも優しくなって、これまで以上に誰にでもオススメできるゲームになると思います。2年半待った甲斐はあるでしょう。

「ジャンプフェスタ2008」は明日も開催されます。任天堂ブースですが、本日の状況では、昼過ぎに「勝ち抜きバトル」の方は受付終了し、フリー対戦だけになっていました。26台の試遊台があり、全て4人対戦ということもあり、人の流れは良好でした。3時頃になると待ち時間も20分程度になり遊びやすい状況でした。是非幕張メッセに足を運んで自身の手で体験してみてください。

ちなみに会場には前作までの展示コーナーなんかもありました。
《土本学》
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