この中でコーエーは自らを「世界NO.1のエンターテインメント・コンテンツ・プロバイダー」と位置付け、ゲームが「遊び」から「文化」へ進化する中で世界に貢献していくとしています。そして数値的な目標として、2011年度に売上高500億円、営業利益110億円、経常利益150億円、純利益90億円(いずれも連結)を示しています。
長期的なビジョンとしてはPS3『BLADESTORM 百年戦争』、Wii『オプーナ』、DS『しゃべる!DSお料理ナビ まるごと帝国ホテル』といった(1)「新しいエンターテインメント・コンテンツを創造する」こと、そしてされらを(2)「多様な領域へコンテンツを展開する」、その上で人材と経営のグローバル化、各地域に根ざした商品を提供することで(3)「東西文化の融合とグローバル化を推進する」の3つを挙げています。
ゲームソフト事業においては中期目標として「国内と海外で新しい収益の柱を創造する」として2011年度に売上高310億円、営業利益55億を目標としています。これは「無双」に続く柱の必要性を強く意識したものです。開発ではライン数の拡大や海外向けタイトルの強化、販売に関しては欧米市場でのラインナップの充実、中国や東南アジアといった市場の開拓を示しています。
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
令和に新作ファミコンカセットを自作!その知られざるテクニック&80年代カルチャーを「桃井はるこ」「なぞなぞ鈴木」らが語る【インタビュー】
-
グラビアアイドル×VR=けしからん!パノラマ動画「VRガール」公開
-
イギリス人が選ぶ歴代トップ100ゲーム―マリオシリーズが圧倒的
-
PC版『バイオハザード5』画面分割を望む声、海外で高まる
-
目黒将司×LAM 無二の個性派クリエイター対談-「目黒サウンド」「LAM絵」と称される“キャッチーさ”はどう育まれた?
-
「2021年最も活躍したと思うゲーム実況者は?」第1位に輝いたのはあの“インターネットヒーロー”!
-
9割がお蔵入りする個人制作ゲーム、完成させる秘訣は - IGDA日本SIG-Indie研究会レポート
-
任天堂がマイクロソフトにレア社を売却した経緯とは・・・3億7500万ドル巨額買収の裏側
-
ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)
-
【ゲーム×法律】ゲームの利用規約違反で制裁、どこまで許される?