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THQは今後も任天堂とMSを重視の方向―アナリストが見解

ラザード・キャピタルでアナリストを務めるコリン・セバスチャン氏は、THQ幹部との会見後に、同社が引き続き任天堂やマイクロソフトのプラットフォームを主軸として、プレイステーション3への注力は限定的になるであろうとの見解を示しました。

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ラザード・キャピタルでアナリストを務めるコリン・セバスチャン氏は、THQ幹部との会見後に、同社が引き続き任天堂やマイクロソフトのプラットフォームを主軸として、プレイステーション3への注力は限定的になるであろうとの見解を示しました。

「私達はTHQが任天堂やマイクロソフトのプラットフォームを今後数年間は主軸にしていくと考えます。これはTHQが伝統的にGBAやDSなどの携帯ゲーム機に強かったこと、Wiiでの開発の増加、そしてXbox360での初期の成功、PS3の遅い立ち上がりによるものです」

同氏によればTHQは次のピクサータイトルになる『Wall-E』に自信を持っていて、『レミーのおいしいレストラン』(Ratatouille)よりも幅広いユーザーに訴求するだろうとしています。

THQが先日発表した2008年度3月期の第2四半期の業績は芳しくありませんでしたが、『Saints Row』や『Red Faction』といった注目タイトルで挽回したい考えです。また、伝統的に外部スタジオでの開発を重視してきましたが、今後は内製タイトルも拡充する戦略で、2008年度には40パーセントまでに高めたい意向です。
《土本学》
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