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ファンタジーアース ゼロ初のオフイベントは大盛況

ゲームポットは22日、「ファンタジーアース ゼロ」初のオフラインイベント「FESTA2007」を開催し、9月25日に実装が予定されている「闘技場」システムのほか、今後のアップデート計画などについて発表した。東京ゲームショウに隣接したホテルで開催されたこともあり、会場には約2000人の熱心なファンが詰めかけた。

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ゲームポットは22日、「ファンタジーアース ゼロ」初のオフラインイベント「FESTA2007」を開催し、9月25日に実装が予定されている「闘技場」システムのほか、今後のアップデート計画などについて発表した。東京ゲームショウに隣接したホテルで開催されたこともあり、会場には約2000人の熱心なファンが詰めかけた。

「ファンタジーアース ゼロ」(FEZ)は、最大50人対50人の大規模戦闘が楽しめるオンラインアクションRPG。2006年2月に「ファンタジーアース ザ リング オブ ドミニオン」としてスクウェア・エニックスより運営が開始されたが、2006年11月よりゲームポットに運営が移管され、現在のタイトルとなった。また、それに伴い月額課金からアイテム課金へと変更されている。



会場ではまず、運営プロデューサーの前島一仁氏(ゲームポッド)と、開発ディレクターの鈴木康仁氏(NHN Japan)の両名により、新実装される「闘技場」と「カジノ」の概要について説明が行われた。その後、今後予定されているアップデート内容が披露され、最後に他のスタッフを交えたトークショウと続いた。

「闘技場」は通常戦闘とは異なり、比較的少人数の集団で対戦するモードで、気のあった友人同士でチームを組むなどして楽しめる。闘技場の利用には専用のチケットが必要で、チケットはオーブまたはリングで購入でき、闘技場で戦うことで専用のポイントが手に入る。このポイントを集めると、さまざまなアイテムがゲットできる仕組みだ。アイテムの中には闘技場でしか手に入らない、レアなものもある。

ゲームのルールは「公式リーグルール」「オペクラッシュ」「トルクマイヤ」の3種類だ。参加人数などと併せて、キャラクターレベルや参加クラスなど、細かいルールを自由に設定できる。「公式ルールリーグ」と「トルクマイヤ」は、共に敵キャラクターを倒した数を競うモードだが、前者では闘技場専用マップを使うなど、細部が異なっている。「トルクマイヤ」は相手軍のオベリスクを全て破壊すれば勝利だ。参加人数は「公式ルールリーグ」では7人vs7人で、他に5vs5、10vs10、20vs20の3つから選択できる。

なお闘技場の設置に伴って、運営面でも闘技場にからめたイベントを開催。その一環として、闘技場によるチーム対戦などが予定されているとのことだ。11月に予選を開催し、12月にオフラインイベントにあわせて本選を開催するという。公式ルールリーグに即した内容になると思われるので、実装後は友人同士でチームを結成し、戦闘の腕を磨いておくと良いだろう。

同じく新実装となる「カジノ」は、「戦闘中心のゲームだが、それだけだと疲れるので、みんなが集まれる場所にしたい」(前島氏)という狙いからだ。「ずいぶん前から計画はあったが、思いがけず手こずってしまった」(鈴木氏)が、晴れて実装となった。遊べるゲームも最初はルーレットのみだが、徐々にゲームを増やしていくという。トランプや麻雀など、プレイヤー同士で対戦できるようなミニゲームも、世界観に配慮しながら追加していく計画だ。

続いて10月移行に予定されているアップデート内容について、「装備強化システム」「要旨変更システム」「アクセサリ」「市街戦」「召喚獣の追加」「Mob(ザコキャラクター)AIの強化」の6点が示された。



「装備強化システム」については、アイテム課金化に伴いさまざまな装備アイテムが登場したが、「見た目は良いが戦闘時に効果が薄いものが多い」と言われることが多いため、より戦闘時に役立つような強化が行われるという。時期は伏せられたが、近いうちに実装されるようだ。無課金のプレイヤーでも楽しめるものにするという。キャラクターの容姿などを後から修正できる「容姿変更システム」も、プレイヤーから要望の多かった変更点の一つで、実装をめざして鋭意開発中とのことだった。

「アクセサリ」は、従来のアイテム装備やエンチャントシステムとは異なる形で、何かしら個性的に戦えるシステムが考えられているという。「市街戦」については、現在は戦場が野外フィールドだけなので、バラエティを増やす意味でも早期に追加したいとのこと。「召喚獣」については、今ある5種類の召喚獣の強化バージョンと、新召喚獣の追加という、2つの方向性で検討が行われているとのことだ。最後の「MobAI」については、現状のNPCキャラクターのAIがあまり賢くないため、これも見直していきたいという。

そして5月に発表されたまま、続報が伏せられていた「新クラス」について、満を持してイラストが公開される……はずだった。ところが、なんと鈴木氏がイラストデータの持参を忘れるという大チョンボが発覚。スクリーンには前島氏と鈴木氏が土下座して謝るという、前代未聞のスライドが表示され、会場の失笑を買ってしまった。鈴木氏も前島氏らからツッコミを入れられて、少し凹んだ様子だった。

それでも、引き続いて行われたトークショーで、NHN Japanゲームプランナーの大庭崇史から、追加される3つのクラスについて説明が行われたので、改めて紹介しよう。正式なクラス名は決まっていないが、コンセプトは「戦闘特化タイプ」「罠師タイプ」「支援タイプ」となる。現在「FEZ」にはウォーリアー・スカウト・ソーサラーの3クラスがあり、これが6クラスに増えることになる。実装は来春を目処に考えられているようだ。

「戦闘特化タイプ」は、その名の通りで近接戦闘に特化したクラスだ。現在のウォーリアーよりも、よりテクニカルな攻撃が可能になるという。これまでウォーリアー向けに要望の多かった「両手剣」も、このクラスでのみ使えるようになる。「コンボというか、ゲージというか、格闘ゲーム風?」(大庭氏)という、既存のクラスとは少し異なる戦術になるようだ。

「罠師タイプ」は、罠を仕掛けて敵キャラクターを倒すことが専門のクラスだ。罠には、フィールド上に仕掛けるものと、敵キャラクターに投げつけて仕掛けるものの、2種類を予定。軍人風の風体で、使用する武器も格闘系になるという。ただし鈴木氏曰く「大勢のキャラクターで同時に罠を敷き詰められた時の対応など、調整が難しい」とのことで、難航しているようだ。ただし「してやったり感をできるだけ出したい」(前島氏)とのことで、ユニークな存在になるのは間違いないだろう。

「支援タイプ」は味方キャラクターの能力を強化するなどして、戦闘を有利に進めるタイプだ。ただし実際には戦闘もできるし、味方の強化もできるという、ファンタジーRPGで良く見られるプリースト系のクラスになるという。支援効果も効果時間を調整するなどして、バランスをうまく取る工夫が行われるようだ。また防御力はソーサラー並に抑えられるとのことで、上級者向けのクラスと言えるかもしれない。

ただし「FEZ」では、ウォーリアー・スカウト・ソーサラーが3すくみの関係になっており、これが新クラスの登場で、戦闘バランスが大きく変化することになる。ただしスタッフ的には、現在の戦闘バランスはかなり良く保たれているという認識で、新クラスを追加しても、既存のバランスはできるだけ崩したくないとした。「いらない子は作らない」(前島氏)というわけだ。

この後、会場では闘技場を使った対戦イベントなどを開催。集まったユーザーたちは壮大な「オフ会」を楽しんでいた。
《小野憲史》
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