2022年1月30日（日）19時に「CR CUP Rainbow Six Siege presented by X-MOMENT」が開催されました。本配信のアーカイブはYouTubeのX-MOMENTチャンネルで見ることができます。
「Crazy Raccoon Cup（以下、CRカップ）」と『レインボーシックスシージ』の初コラボとなった本大会。公式Twitterのツイートが2.5万リツイートを超えるほどの盛り上がりをみせました。
本稿では大会の見どころや結果をまとめて振り返ります。
大会のルール
・7ラウンド先取のBO2（二番勝負）
・使用マップは山荘
・ゲームモードはTDM-爆弾
特徴的なルールとして、各ラウンド前にコーチと3分間の作戦会議時間が設けられています。事前練習がなかったため、連携をとるためにはこの話し合いの時間が重要になりました。
戦術面の真面目な話し合いをしたり、ラウンドの振り返りで熱くなったり、時には余計な話も行われたこの作戦会議の時間は本大会の見どころの一つだといえるでしょう。
また、1勝1敗で引き分けになった場合、武器なしナイフのみで特別延長戦が行われます。
ちなみに、勝利したチームには1人10万円分の全国共通すし券が贈られるそうですよ。
チームＡの紹介はこちら！
葛葉(@Vamp_Kuzu)
花芽すみれ(@sumire_kaga)
橘ひなの(@hinano_tachiba7)
Kamito(@kamito_otaku)
コーチ：けんき(@T_kenki)
大会開始前は距離感をつかみかねていたのか、少しぎこちなかったチームA。しかし大会が始まってからは騒々しく、話が脱線して作戦会議の時間が足りないこともしばしば。けんきさんが必死にまとめる姿が面白かったです。
個人の能力が高く、要所要所でそれぞれがしっかりと抑えていた点が強かったですね。
チームＢの紹介はこちら！
小森めと(@Met_Komori)
一ノ瀬うるは(@uruha_ichinose)
Arisaka(@ArisakaaaT)
白雪レイド(@Shirayuki_Reid)
コーチ：WOKKA(@sprWokka)
よくコラボ配信を行っているメンバーということもあり、終始和やかだったチームB。WOKKAさんの緩めなコーチングも相まって、和気あいあいとした雰囲気で臨んでいました。大会が終わってすぐに二次会配信で盛り上がっていたのも印象的です。
試合中でも報告がスムーズに通っていた点が強かったですね。
第一戦目の振り返り
第一戦目はチームAが攻撃、チームBが防衛でゲームが始まりました。
序盤は強気な攻めに出たチームAが流れを奪います。
特にKamitoさんの冷静な立ち回りがチームの勝利に貢献していました。
ラウンド4では味方がわちゃわちゃしているなか、遮蔽物をうまく利用して敵を3枚落とすことに成功しています。
ラウンド3では、叶さんが裏を取って葛葉さんを倒すものの、葛葉さんの爆弾で倒されるという「ChroNoiR」での相打ちも見られました。
前半戦6試合を終え、チームAが4勝、チームBが2勝で攻守交代。
後半戦序盤、勢いの出てきたチームBがチームAに肉薄します。
4-3で迎えたラウンド8、チームAは葛葉さん以外は倒されている状況。
このままチームBが追いつくと思われたが、葛葉さんの不利な状況をひっくり返すスーパープレイが飛び出しました。
そのまま流れを取り切ったチームAが第一試合は7-4で勝利を収めました。
第一試合の個人成績は上記の通りです。（だるまいずごっどさんの視点をお借りしました。）
序盤の冷静な立ち回りや、後半の強気な飛び出しで活躍したKamitoさんがMVPを獲得しています。
第二戦目の振り返り
第二戦目はチームAが防衛、チームBが攻撃でゲームが始まりました。
序盤はしっかりと反省会を行ったチームBが優勢でゲームが進みます。
ラウンド4では、味方のカバーに入った小森めとさんが一気に3人抜きをみせました。連携もばっちり決まってきたチームBがこのまま前半戦を有利に進めます。
前半戦6試合を終え、チームAが2勝、チームBが4勝で攻守交代。
後半序盤はチームAが優勢で、初めの2ラウンドで4-4の同点に追いつきます。
しかしここで流れを変えたのはチームBのコーチWOKKAさん。
冷静な分析と的確なキャラ変更の指示がチームに流れを引き戻します。
マッチポイントとなったラウンド11には事件が起きました.。
壁の穴を開けようとした小森めとさんが、味方のArisakaさんを打ち抜いてしまいます。
しかしそれでもラウンドに勝利し、チームBが4-7で勝利を収めました。
第二試合の個人成績は上記の通りです。（だるまいずごっどさんの視点をお借りしました。）
Arisakaさん、叶さん、小森めとさんがそろって12キルと、チームBの連携がうまくいったマッチでした。
第三戦目の振り返り
両チーム1勝ずつの引き分けとなったため、勝敗はナイフのみの特別延長戦に託されました。
特別延長戦は1ラウンド先取で行われます。
花芽すみれさんがKamitoさんを銃で倒してしまうなどのトラブルも発生し、お祭り感が高まった延長戦でした。
両チーム削りあって最後に残ったのはKamitoさんとArisakaさんの2人。
30秒以上の長いにらみ合いの末、攻めてきたArisakaさんにうまくナイフを当てて、Kamitoさんが勝利しました。
白熱したシージ版「CRカップ」
第一回「CR CUP Rainbow Six Siege presented by X-MOMENT」はチームAの優勝で幕を閉じました。
事前練習がなかったり、コーチを含めた作戦会議があったり、今までの「CRカップ」とは一味違った今回の大会。
熱くなれる試合と笑って楽しめるエンタメが共存していて、最高のストリーマー大会だったと思います。
今回参加した両チームは、実力は拮抗していながらも異なる雰囲気を持つチームでした。
両方の視点を見比べてみるのも面白いかもしれませんよ。
