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PS4版『マジシャンズデッド』の最適化したコントローラ操作を体験! ソロで楽しめる新要素も満載【プレイレポ】

アーケードに展開した『マジシャンズデッド』が、PS4向けに来春登場。特徴的な操作方法がどのように変わったのか。また、家庭用版ならではの新要素など、気になる点に迫ったプレイレポートをお届けします。

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今年の東京ゲームショウも様々なタイトルに彩られました。そのほとんどは完全新作や人気シリーズの続編ですが、新たな形で蘇るタイトルもあります。そのひとつが、PS4向けにリリース予定の『マジシャンズデッド ~Force of the Soul~』です。

超能力者と魔法使いの戦いを描く『マジシャンズデッド』は、『ガンスリンガー ストラトス』や『機動戦士ガンダム vs.』シリーズなどを開発したバイキングが生み出したアーケード向けのアクションゲーム。これまでの経験で培った多人数対戦アクションのノウハウを存分に詰め込み、当時大きな注目を集めました。

ですが、アーケード版『マジシャンズデッド』は惜しまれつつも、2018年11月にオンラインサービスを終了。こうして本作の盛り上がりは収まったかのように思われましたが、本作を家庭用ゲームとして展開する『マジシャンズデッド ~Force of the Soul~』が発表され、再び脚光を浴びる機会が訪れました。

今回の家庭用版は、オーイズミ・アミュージオが発売元に。また、開発のメインも同社が担当しており、その点でも話題となっています。海外作品のローカライズやパブリッシングが多かったオーイズミ・アミュージオですが、昨今では海外作品のローカライズを手がける会社も増えたため、新たな動きを模索していたとのこと。

そうしたオーイズミ・アミュージオの展開と、『マジシャンズデッド』をこのまま終わらすのはもったいないというバイキング側の考えが合致し、家庭用版のリリースが決定。PS4版『マジシャンズデッド ~Force of the Soul~』の発売時期は2022年春を予定していますが、そのリリースに先駆け、今年の東京ゲームショウに試遊プレイ台を出展。アーケード版からどのような変化や進化を見せたのか、実際のプレイを通してその一端を紹介させていただきます。

アーケード版『マジシャンズデッド』の特徴として大きかったのは、非接触型のモーションセンサーとグリップコントローラーの併用。グリップコントローラーで移動などを行い、モーションセンサー上での手の動きを検知してフォース(魔法や超能力)などを発動します。自分の手の動きで超常的な力を行使する、独特のプレイ感が印象的でした。

こうした特徴的な操作方法は、家庭用向けに最適化され、PS4コントローラーに全て集約されています。左スティックで移動し、照準は右スティックで調整。敵のロックオンと切り替えはL1、味方のロックオンと切り替えはL2で行います。

肝心なフォースの発動は、右側のボタンに集約されています。◯、□、△の各ボタンでフォースを選択し、R2ボタンで発動。状況に応じたフォースの切り替えが、家庭用版における操作の要になりそうです。また、R1ボタンで格闘攻撃、×ボタンでジャンプ(1回)やステップ(素早く2回)、飛行(押しっぱなし)です。

操作感は大きく変わりましたが、アーケードは専用筐体だったので、それをそのまま家庭用に持ち込むのは途方もない話。また、モーションセンサーは周囲の環境に左右される一面もあるので、誰でも確実にできる入力でフォースを発動できるようになった点は、プレイ感の向上とも捉えられます。

実際に触れた感覚としては、この操作がしっかりと身に付けば、フォースの使い分けはかなりスムーズに行えそうです。切り替えにワンアクション(○、□、△ボタン)入るので、瞬間的な判断力や反射神経が問われるものの、慣れれば十分乗り越えられる範囲かと思います。モーションセンサーによる入力にハードルの高さを感じていた方は、むしろ家庭用版の方がしっくりくるかもしれません。

ちなみに『マジシャンズデッド』初心者にとっても、この家庭用版は適した入り口になるかと思います。始めたばかりの頃はロックオンに頼り、着地際などの隙を突くような立ち回りでOK。慣れてきたら照準を任意で動かし、立ち回りに合わせたフォースの使い方を身に付けてのが良さそうです。コントローラーでの操作が分かりやすいため、この手の対戦アクションに慣れている方ならすぐに馴染むことでしょう。

また、初心者に向いているもうひとつの理由は、ソロプレイの充実です。対戦だけでなく、ひとりで遊ぶモードが用意されているので、自分のペースでコツコツと腕前の上達が図れます。

まずは、世界観や各キャラクターの内面が窺える「ストーリーモード」から始めるのもお勧め。例えば、魔法使いとして平和に暮らしていたクラリスは、突然の襲撃によって過酷な戦いに身を投じることになります。そして超能力者のシヴァンは、クラリスたちの襲撃に関わった人物のひとり。政府の命を受けただけでなく、復讐心に駆られながら、自ら戦火へと突き進みます。

このように、同じ出来事でもそれぞれの視点を通して語られるので、事態をより深く知ることができます。しかもストーリーモードはフルボイスなので、臨場感も満点。家庭用版に実装されるキャラクター全員分のストーリーが用意されているため、それぞれの物語を辿るだけでもかなり楽しめますし、ストーリーを堪能しているうちに本作の操作にも慣れていくことでしょう。

そして、ソロプレイで更に腕を磨きたい場合は、「ミッションモード」に挑んでください。様々なバトルが立ちはだかり、それをクリアしていくことで徐々に高い難易度に挑戦できるようになります。腕前の上達に合わせて歯応えが増していくので、上達するにはうってつけのコンテンツです。

従来の対戦アクションとしての魅力はそのままに、家庭用向けに操作を最適化し、実装キャラ全員のストーリーを用意して世界観や物語をフルボイスで描写。ミッションモードでじっくりと腕を磨けるなど、本作『マジシャンズデッド ~Force of the Soul~』は、アーケード版から更に遊び方の幅が増えました。

アーケード版の興奮が忘れられない方はもちろん、魔法使いと超能力者の戦いに初めて飛び込む方にも適している、間口を大きく広げた『マジシャンズデッド』の新たな興奮にご注目ください。


《臥待 弦》
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