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この秋もインディーゲームを追う―コンシューマーでも遊べるタイトルレポート【デジゲー博2019】

2019年11月17日に開催されたデジゲー博2019。本記事ではコンシューマーでも遊べるインディーゲームをご紹介します。

任天堂 Nintendo Switch
この秋もインディーゲームを追う―コンシューマーでも遊べるタイトルレポート【デジゲー博2019】
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2019年11月17日に開催されたデジゲー博2019。今回も多くのインディーゲームが集い、盛り上がりを見せていました。今回はセガ・インタラクティブが『ALL.Net P-ras MULTI バージョン3』で配信するインディーゲームタイトルを募るなど、年々新しい動きもみられるデジゲー博。本記事ではコンシューマー移植されたタイトル・今後コンシューマで発売されるインディーゲームをご紹介します。パソコンが無くても、イベントに参加しなくても、コンシューマー機で遊べるインディーゲームの数々に是非触れてみてください。




TeamOrigami


会場を入って左手のつきあたりにブースを出展していたTeamOrigamiは『Kamiori』を展示していました。学生時代に参加したゲームジャムがきっかけとなって誕生した本作は、和風な世界観をベースにゲーム画面を折り紙のように折ることで、キャラを進めていくパズルアクションゲーム。スマートフォン版はすでにリリースされており今回のデジゲー博ではニンテンドースイッチ版のサンプルが展示されていました。

ニンテンドースイッチ版『Kamiori』はコントローラーで操作できることでさらに楽しめるようになっている印象がありました。また、開発者のろろ氏は来年は新作開発にも取り組みたい。とツイッターで語っており次回作も楽しみにしたいサークルです。





ハチクマ


20年にも及ぶゲーム制作キャリアをもつハチクマの新作『スサノオ』は去年から開発がスタートしており、ニンテンドースイッチやPS4でのリリースを目標にしているとのこと。ハチクマは過去に同人ゲームサークルはちみつくまさんや苺坊主などの名前で長年にわたり二次創作を行っていましたが、今回の『スサノオ』は日本神話をベースにしたオリジナル作品になるとのことで今後の続報に期待が寄せられます。




メイドさんを右に ミ☆


サークルPlatineDispositifは今回は新作タイトル『メイドさんを右に ミ☆』の名前で出展しており、『メイドさんを右に ミ☆』の試遊ができるようになっていました。本作はニンテンドースイッチ、PS4、PSvitaでのリリースを予定しています。公式サイトによると、本作は2004年にリリースされたWindows用同人ゲーム「メイドさんを右に」をベースとして色々モダンな仕様にリメイクする予定だったのですが、勢い余ってもはや違うゲームになった。という数奇な運命を辿った新作の2D横スクロールアクションゲーム。

音楽以外を全て自作している力作で、鉄球を片手にメイドさんがヴァンパイアハンターのように東欧の洋館を突き進みます。操作性も軽快で鉄球を意のままに操ることができ初心者も楽しめるようになっていると感じました。なお、過去作の『GUNDEMONIUMS』『チェルシーさんは7の魔神をブッ殺さねばならない。』もPS4/PSvitaでリリースされています。




Project Rolling Gunner


2018年にリリースされた横STG『Rolling Gunner』は4階に展示されていました。今年から開発を進めていた追加DLC「Rolling Gunner Over Power」のアーリーアクセス版が今回のデジゲー博で初登場。追加DLCでは敵弾を破壊しながら貫通する新武装バスタービームと自動回復のプラズマシールドが追加され、ローリングガンには敵弾を防ぐ防御性能も付加。攻・避だったRolling Gunnerは攻・攻のOver Powerへと生まれ変わり、また違う楽しみ方が体験できそうです。

「Rolling Gunner Over Power」完全版は12月31日開催のコミックマーケットでの頒布を予定しているとのことで、そのほかには海外でニンテンドースイッチのパッケージ版もリリースされるなど国内外で精力的に展開を続けているようです。





CAVY HOUSE


「まさか……あなたも」「死人、ですか?」閉鎖的な村で起こるオカルトホラーノベル『マヨナカ・ガラン』を昨年ニンテンドースイッチでリリースしたCAVY HOUSEも出展していました。同作は人気声優の嶋村 侑さんを起用し話題を呼んだ一作で、今回の展示でもトレイラーが放送されていました。

また、コンスタントに作品をリリースする同サークルは、新作『くちなしアンプル』を開発中で、今回のジャンルはダンジョン農地化ローグライク。独創的な世界観と個性豊かなキャラがどのようにダンジョンを農地転用していくのか、注目したい一作です。




bluffmanGames


様々なアプリをサイトで公開しているbluffmanGamesは、今年ニンテンドースイッチ版をリリースした『ARTIFACT ADVENTURE外伝DX』を出展していました。前作『ARTIFACT ADVENTURE外伝』の初代ゲームボーイ風のデザインやテイストをそのままに引き継いだ『ARTIFACT ADVENTURE外伝 DX』は、ゲームボーイカラー風のデザインに仕上がったJRPGで、ニンテンドースイッチのおすそ分けプレイにも対応。

実際に触れてみると、戦闘が簡単な操作で敵を次々と倒すことができ、爽快さを感じる作品でした。また本作はサウンドにもこだわりがあり、作中のサウンドはなんとゲームボーイ実機の音を元に作ってるというこだわりぶりも見どころ(聞きどころ?)の一つです。




神奈川電子技術研究所


先月に100円セールが実施され、大きな反響を呼んだニンテンドースイッチ版『アガルタ エス』や根強い人気を誇る『ウイルスクラッシャーズ』『ゾンビ連続殺人事件』などが頒布されていました。開発メンバーによると、来年2月に開催される台北ゲームショウへの出展を予定しており、来年も精力的にイベント出展や開発を行うとのことです。





AECRNIA


数々のゲームを送り出しているAECRINAは『Flan』や他タイトルを展示していました。「互いを思うアクションゲーム」と銘打たれ、先月10月31日にニンテンドースイッチ版がリリースされたばかりの同作は、少女と漆黒の騎士が氷の世界を往く作品で、PS4への移植も検討中とのこと。他にも色を取り戻す音楽ゲーム『URO』や『URO2』もニンテンドースイッチに移植が決定しています。




Throw the warped code out


『Back in 1995』を開発したThrow the warped code outは開発中の新作『デモリッションロボッツ』を展示していました。本作は4体のロボットが街を破壊しつくし、最も破壊したロボットが勝者となるというアクションゲームで、4人同時対戦が可能。

本作はニンテンドースイッチでのリリースを予定しており、同時対戦が盛り上がるタイトルになりそうです。デジゲー博でも4人対戦を行い、開発者のichijo氏本人や来場者との白熱したバトルを楽しむことができました。開発者とゲームを一緒に遊ぶことが出来るのもデジゲー博の魅力ですね。また、ichijo氏は視聴者参加型ストリーミング配信ツール「Genvid」にも関わっており、『デモリッションロボッツ』展示中も「Genvid」が稼働していました。






ここまで、さまざまなタイトルをご紹介しましたが、これからもニンテンドースイッチやPS4に移植されるインディーゲームは増えていくことでしょう。デジゲー博も年々遊びごたえのあるタイトルが増加し、開催時間内ですべてのゲームを遊びつくすことは難しくなっている印象を受けました。来年のインディーゲーム事情がどうなるのか、入手したゲームを年末にかけて遊びながら思いを馳せたいと思います。デジゲー博の2020年の開催は記事執筆時点では未定です。
《HATA》
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