任天堂は、2017年6月29日に開催した「第77期 定時株主総会」での質疑応答を公開しました。
この質疑応答の中で、現在のゲーム市場に対するスタンスや取り組み方、ニンテンドースイッチにおける今後の展開など、株主からの質問に答える形で、代表取締役社・君島達己氏らがコメントしました。
そのやりとりの中で、スマートデバイスアプリに関して「今後どのような課金モデルを考えているかを聞かせてほしい」との質問が飛び出し、これに対して君島氏が「今後のスマートデバイス向けアプリの配信に際しては、どのような形でお客様からお金をお支払いいただくかについて、新たに考えていきたいと思っています」と返答。
また、『スーパーマリオ ラン』が1億5,000万ダウンロードを突破といった、任天堂がリリースしているアプリに関する現状も説明しました。この中で君島氏は、『ファイアーエムブレム ヒーローズ』の売り上げについても触れ、「『ファイアーエムブレム ヒーローズ』のダウンロード数は『スーパーマリオ ラン』の10分の1にも達していませんが、お客様からお支払いいただいている金額は『スーパーマリオ ラン』を超えています」と報告。
買い切り型のアプリとして登場した『スーパーマリオ ラン』に対し、『ファイアーエムブレムヒーローズ』は、いわゆる「ガチャ」もあるアイテム課金型。買い切り型は、一度購入すればそれ以上の支払いは発生しません。その一方でアイテム課金型は、継続的に収益を上げやすい構造となっているため、その収益スタイルの違いが売り上げに大きく影響したものと思われます。
また『スーパーマリオ ラン』は、買い切り型ながらも一定ラインまでは無料で遊べるため、ダウンロードして無料の範囲だけ遊ぶユーザーも多かった模様です。君島氏のコメントによれば、『スーパーマリオ ラン』の購入数は、総ダウンロード数の10%に達していないとのことです。
(C)Nintendo
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