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【特集】超有名タイトルだけじゃない! 本体が購入できるうちに、Wii Uで名作・良作ソフトを楽しもう

大きなヒットを記録したハード「Wii」の魅力を受け継ぐ後継機として、2012年12月に登場した「Wii U」。液晶ディスプレイを搭載した「Wii U GamePad」を標準搭載するなど、ユニークな方向性も話題を呼びました。

任天堂 Wii U
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◆Wii Uで遊べる「Wiiディスクソフト ダウンロード版」も見逃せない! 6作品をチョイス


Wi Uが持つ魅力のひとつとして、Wiiソフトが遊べるという点も欠かせません。Wiiのパッケージソフトと互換性があるので、所持しているタイトルをそのまま楽しめるのは嬉しいポイントです。

Wiiにも数多くの名作・良作があり、歯ごたえのある戦闘やスキルセットが特徴的なRPG『アークライズファンタジア』や隠れた佳作『オプーナ』など、お勧めしたいタイトルは山のようにあります。また、GCでリリースされたタイトルをWii向けに展開する『Wiiで遊ぶ』シリーズも、もちろんWii Uで楽しめます。『ちびロボ!』や『ピクミン』などをWii Uで遊ぶのもお勧めです。

また、Wiiで発売されたソフトを、Wii U向けダウンロードソフトとしてリリースする展開も実施されており、現段階でも20タイトル以上が登場しています。店頭や通販で購入する必要もなく、また価格も2,700円とお手頃。利点の多いこの「Wiiディスクソフト ダウンロード版」からも、お勧めタイトル6作品を紹介します。

■『罪と罰 ~宇宙の後継者~』

ニンテンドウ64ソフト『罪と罰 ~地球の継承者~』の続編である本作は、歯応えのあるゲーム性、爽快感溢れる演出、良質なアクション性が高いレベルで融合した一作です。銃撃と近接攻撃での立ち回りを使いこなして敵を撃破する快感は、アクションゲーム史の中でもトップクラスと感じられるほど。敵の攻撃を撃ち返すこともできるので、より攻める姿勢で挑む楽しさもあります。

目まぐるしく変化するステージ構成も、胸が沸き立つ要素のひとつ。特に初見の時は、「ここからどうなるんだ!?」の連続で、うっかりすると操作を忘れて見入ってしまう場面も。多彩な攻撃を繰り出すボスたちにもそれぞれ個性があり、こちらも見逃せないポイントです。

また、SF要素の強いストーリーには、想像を刺激するセリフや展開も盛り込まれており、、考察好きにもお勧め。難易度調整があるので、アクションが少々苦手な方でも充分楽しめると思います。本作が気に入ったら、『罪と罰 ~地球の継承者~』のバーチャルコンソール版をプレイしてみるのも一興ですよ。

■『斬撃のREGINLEIV』

Wiiリモコンプラスの実力を存分に味わうならば、本作か『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』のどちらか、と(筆者の判断ですが)断言できる双璧の一角。操作キャラを何十倍も上回る巨人を相手に、剣や槍に見立てたコントローラを振るって立ち向かうアクションゲームです。

振るうといっても、手首のスナップだけでOKなので、腕全体を酷使することはありません。しかし決して大雑把ではなく、リモコンプラスならばより細かい軌跡を描くことができるので、遅い来る巨人の集団を一撃だけで屠ることも。この気持ちよさは、『斬撃のREGINLEIV』を体験した方だけが楽しめる贅沢に他なりません。ACT好きなら、この感覚を一度は味わって欲しいと強くお勧めします。

ちょっとした難点としては、快適な操作感覚や反応速度がユーザーによって異なるため、その調整をしっかり行わないとゲームプレイそのものがつまらなく感じる恐れがあります。逆を言えばそれだけ細かなカスタイズが可能なので、快適な操作感覚が見つかれば、後はクリアまでどっぷりとハマれる可能性が非常に高い一作です。

■『ゼノブレイド』

発売から6年以上経過し、また前世代機という点もあり、純粋なグラフィック表現の精緻さという点では、ここ数年のゲームに慣れているユーザーにとっては物足りなく感じる面があるかもしれません。しかし、神の骸を舞台としたフィールドは、雄大かつ驚きに満ちた世界が広がっており、絶景のロケーションも多々。ど冒険心を刺激する舞台という点に関しては、昨今の作品と比べても決して見劣りしません。

また、意外性のあるストーリーは、展開によって様々な盛り上がりを見せ、また終盤では目の話せない展開も続きます。戦闘はシームレスで行われ、この地続きな感覚も「冒険感」を加速。キャラクターが魅力的なことはもちろん、パーティとスキルの組み合わせによって戦略性も大きく変化するので、イベントでも戦闘でも退屈と感じる隙間はないほど。

前述の『ゼノブレイドクロス』は、本作のバトルシステムの基本を継承しているので、どちらか片方が気に入った方は、もう一作品にも手を出してみてはいかがでしょうか。ちなみに本作は、Newニンテンドー3DS版もあるので、好みに合わせたチョイスをどうぞ。

■『HOSPITAL. 6人の医師』

医療を題材とした本作ですが、物語の舞台のみならず、診断や手術といった場面もゲーム内に登場。患者の証言や症状を元に病名を特定する流れや、操作デバイスを手術道具に見立てた医療行為は、ゲーム向けに落とし込まれているとはいえ、医療行為に携わっているような感覚を与えてくれるほど。他のゲームでは得られない刺激を味わうことができます。

それぞれ得意な分野を持つ6人の主人公が登場し、それぞれの医療行為を味わえるだけでなく、彼らを中心とした群像劇が展開するのも本作の見どころのひとつ。会話のやりとりやテンポは海外ドラマを彷彿とさせ、スピーディながらも味のある掛け合いが物語をいっそう引き立てます。

他に類を見ないという点では、代わりになるソフトがない一作とも言える『HOSPITAL. 6人の医師』。ちょっと意外と思われるかもしれませんが、スコアアタックの要素もあるので、より優れた結果を目指す楽しさも。作中では名医と呼ばれているのに、腕前が伴わず低ランクでのクリアになってしまった筆者の二の舞いにはならないよう、頑張ってください……!

■『パンドラの塔 君のもとへ帰るまで』

醜悪な獣へと変じてしまう呪いを受けた巫女・セレスを救うため、彼女に救われた過去を持つエンデが、謎めく「十三訃塔」に挑むアクションRPGです。塔には無数の仕掛けが待ち受けており、また各所で出くわすボスとの戦いは、いずれも一筋縄ではいかず、弱点を攻略する手立てを組み立てる要素も。ゲーム性の基本的な部分に関しては、3Dのゼルダシリーズをイメージしてもらえれば、大まかなスタイルが理解しやすいかもしれません。

本作の核といえる要素のひとつは、呪いが進行中であるという点。対処せずにゲームを進めると、セレスの獣化が進行し、取り返しのつかない結果を招きます。そのグラフィックもかなり容赦がなく、人によってはグロテスクと感じてしまうほど。ヒロインに襲いかかる呪いといては、ゲーム史の中でも屈指の衝撃です。

この獣化はゲーム性にも深く関わっており、獣化を一時的に引き戻す手段が用意されているので、こまめに戻って対処すれば人の姿に戻すことが可能。そのため、「塔の探索」と「帰還」の見極めが、プレイに緊張感を与えてくれます。もうちょっと探索したいけど、長く潜りすぎるとセレスの姿がとんでもないことに……!

あと重要な点として、塔を攻略していくことでショートカットが可能になります。近道を利用すれば、塔の探索が捗るのはもちろん、再探索の際に延々と道を辿る必要がなくなるので、プレイテンポが損なわれることもありません。アクション性も心地よく、仕掛けを解く楽しさや手に汗握るボス戦も味わえ、セレスとの関係性で変化するエンディングも見逃せません。全てが高いバランスでまとまっている良作なので、興味が湧いた方はぜひプレイを。

■『零 眞紅の蝶』

『零 濡鴉ノ巫女』と同じく『零』シリーズに名を連ねる一作。シリーズ中でも特に人気の高い『零 紅い蝶』をベースに、新要素や新たなエンディングを加え、装いも新たに登場したのが、この『零 眞紅の蝶』です。しかも本作の前には、Xbox版となる『FATAL FRAME II CRIMSON BUTTERFLY DIRECTOR'S CUT』もリリースされており、その人気ぶりの一端が伺えます。

『零』シリーズに共通する魅力は『零 濡鴉ノ巫女』で紹介した通りですが、PS2版の『零 紅い蝶』ではなく『零 眞紅の蝶』を勧める理由は、エンディングが増えているためです。詳しくは明かせませんが、『零 紅い蝶』の結末は切ないものが多く、双子の姉妹・繭と澪の行く末を想像するだけで、当時胸を痛めたものです。

あの2人の、もっと別の結末を見たい。そんな気持ちを叶えてくれたのが、『零 眞紅の蝶』でした。かつてプレイしたユーザーもにとっても、この1点で遊ぶ価値のあるゲームと言えます。もちろん未プレイならば、恐怖と切なさが入り交じる体験をより存分に味わえることでしょう。なお、幸せな結末を迎えることができたかどうかは、プレイした方が直接その目でお確かめください。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

かなり絞ったものの全部で12作品の紹介となったため、ひとつひとつをピンポイントで紹介する形となりました。各作品の魅力を少しでも感じていただけたら、いきなりプレイまでいかずとも、それぞれの公式サイトや評判などをチェックしてみてください。そしてより興味が湧いた方は、プレイの方を一考してみてはいかがでしょうか。

無論、ここまでに紹介したタイトル以外にも、Wii Uには魅力溢れるタイトルが数多く揃っています。今回触れなかったダウンロードソフトも多彩な作品が揃っており、調べてみれば好みのタイトルに出会えることでしょう。

個人的には、スマホ以外ではWii Uでしか遊べない『トガビトノセンリツ』と『D.M.L.C. デスマッチラブコメ』がスマッシュヒットでした。テキストセンスが卓越しており、ついつい感情移入しまうこともしばしば。展開する物語にも引き込まれるばかりです。よかったら、多彩な魅力を放つダウンロードソフトもチェックしてみててください。見逃していた一本と出会えるよう、祈っています。
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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