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【特集】『ガンヴォルト 爪』開発陣インタビュー ― 「このゲーム死なないけど大丈夫?」が「すごく面白い」「続編作ろう」に変わるまで

ゲームクリエイター・稲船敬二氏とインティ・クリエイツがタッグを組んで生み出したアクションゲーム『蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト』。ロックオンを併用する強力な攻撃「電撃鱗」と絶対回避の「電磁結界」による爽快なゲーム性が好評を博しました。

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ゲームクリエイター・稲船敬二氏とインティ・クリエイツがタッグを組んで生み出したアクションゲーム『蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト』。ロックオンを併用する強力な攻撃「電撃鱗」と絶対回避の「電磁結界」による爽快なゲーム性が好評を博しました。

また、ライトノベルを思わせるような濃密な設定や個性的なキャラクターに彩られた物語は、プレイに刺激を与えると共に劇的な展開がユーザーの心を揺さぶります。そのストーリーを、フルボイスによる声優の熱演と豊かな音楽が支え、エンターテイメント性の高い一作としても高い評判を獲得しました。

さらに、「電磁結界(カゲロウ)」により、アクションゲーム初心者でもゲームが進めやすく、またハイスコアを狙う上級者向けの遊び方も同時に提案。ひとつのゲームバランスの中で、双方のプレイを可能としたユニークなデザインも注目を集める大きな理由のひとつです。

独自性と間口の広さを合わせ持つ『ガンヴォルト』は多くのユーザーに支えられ、コンサートの開演やアニメ化プロジェクトの進行、そして続編となる『蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト 爪(ソウ)』の発売と、更なる躍進を迎えます。


今回は、続編となるDL版『蒼き雷霆 ガンヴォルト 爪』および、前作と『爪』をセットにしたパッケージ版となる「蒼き雷霆 ガンヴォルト ストライカーパック」の発売を記念し、シリーズが持つ魅力や『爪』でパワーアップした要素の数々を、インティ・クリエイツの開発陣に直接訊ねるインタビューを行いました。

制作の裏側からこぼれ話までたっぷりと伺いましたので、シリーズファンはもちろん、未プレイだけど『ガンヴォルト』が気になる方も、開発陣の生の声をじっくりとご覧ください。

◆『ガンヴォルト』シリーズを手がけた開発メンバーに迫る!


──それではよろしくお願いします。まずは、読者の方々に向けて自己紹介をお願いします。


津田氏

津田氏:前作含め、ディレクターを担当している津田祥寿です。原作というか、元ネタも担当していますね。

荒木氏:荒木宗弘です。僕も前作から関わっているんですが、前作では主に背景を担当していました。あと前作の開発後半に「デザインの監修をしてくれ」と言われたんですが、大詰めだったのであまり機能しませんでした(笑)。ですがその引き続きで『爪』のデザイン監修も担当し、キャラクターデザインの畠山義崇さんとやりとりをしました。

──では『爪』では、始めからデザイン監修をされたんですね。


荒木氏

荒木氏:はい。畠山さんから上がってきたものに対して、「これは違います」とか「世界観的にこういう形にしてください」といった指示を出させていただきました。

津田氏:シナリオやグラフィックなどの確認は、最終的に僕のところにくるようになっているんですが、「絵に関しては専任を置いたほうがいいんじゃないかな」と、前作の終盤辺りに思いまして(笑)。それで荒木の方にお願いし、『爪』も引き続き担当してもらいました。

荒木氏:前作の時は、確認の仕方が煩雑になっていた面がありまして。当時畠山さんは社内にいらしたんですけど、「その件は津田さんに聞いてください」みたいなたらい回しになっていて、それで「最終的には僕の方で」という話になりました。

──前作の経験を活かし、より整った形で『爪』が開発されたと。

津田氏:そうですね。僕の方で大まかに考えたものを、荒木とシナリオ担当の田井利明で世界観的なものを構築してもらう、という形で『爪』の開発に取り掛かりました。

荒木氏:あと補足になりますが、主人公の「ガンヴォルト」(GV)のデザインだけは、前作も『爪』も、僕が担当しています。

──そうだったんですね。では最後に山田さんお願いします。


山田氏

山田氏:サウンドプロデューサーの山田一法です。音楽や効果音など、サウンド関連全般に携わっています。あと音声や収録関係も自分の担当です。音作りなどの実務は色んなメンバーで取り込んでおり、自分も音楽や効果を作ってます。

──耳に入ってくるものを総括している立場、と考えてよろしいでしょうか。

山田氏:もうひとり、川上という人間がいて、彼と二人三脚でやっているような形です。あと音声収録に関しては、田井と一緒に演出の確認などしています。

《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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