記者発表会ではシリーズ総監督である名越稔洋氏が登壇し、本作のプレゼンテーションを行いました。
名越氏はサブタイトルである「命の詩。」について、「本作のテーマである血のつながりや絆を、シンプルに説明できる言葉として選んだ」とコメント。また『龍が如く6 命の詩。』は、シリーズの主人公である桐生一馬の物語が完結する作品であり、彼の伝説の最終章であることを述べました。「物語は必ず終わりがあるべきだというポリシーを持っており、ファンと一緒に歳を重ねてきたキャラクターたちの区切りを見届けて欲しい。ただ、そんなこと言わないでくれよと言ってくれたらなというジレンマもあります」と伝えました。
続いて、『龍が如く6 命の詩。』に登場する豪華な俳優陣が紹介されました。
すでに発表となっていたビートたけしさんに加え、宮迫博之さん、藤原竜也さん、真木よう子さん、大森南朋さん、小栗旬さんが登場。陽銘連合会系広瀬一家を中心に、東城会の若手極道や広島に生きる人々などを演じられます。名越氏は、「今回もみなさんのプレッシャーと期待に応えられるキャスティングを揃えたので、緊張もありますが早くお見せしたいと思っています」と伝えました。
本作の舞台は、シリーズお馴染みの東京・神室町と新たな舞台である広島の尾道仁涯町が登場します。「都会とのコントラストを出す舞台として田舎町を選びたかった。多くの町から広島を選んだのは、過去の出来事から這い上がってきたようなドラマのある土地であり、新たな物語を描くうえで積み上げやすいポテンシャルがある町だと感じたから」と述べました。生まれも育ちもちがう人たちが登場するキャラクターが揃っているので、過去作品とはちがう新しい驚きに満ちた人間ドラマも楽しめるとのことです。神室町も体験版から大きくパワーアップし、空気感や驚きを体験して欲しいと伝えました。
発売日は2016年12月8日。くしくも、2005年に発売されたシリーズ1作目『龍が如く』と同日となりました。最後に名越氏は、「PS4専用ソフトとして新たなチャレンジをしていますし、バトルやアドベンチャーも革新的な進化を遂げています。作品の中身でもまだまだサプライズは用意しておりますので、続報を楽しみにお待ちください」と締めました。イベント終了後は、来場したファンへ名越氏とチーフプロデューサーの横山昌義氏のサイン会が行われました。
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