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【日々気まぐレポ】第142回 ゾイドのマスターピースがついに始動!第1弾「シールドライガー」に本気を見た

インサイドを御覧の皆様、こんにちは。ライターひびきがお届けする週間連載「日々気まぐレポ」、第142回目でございます。

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インサイドを御覧の皆様、こんにちは。ライターひびきがお届けする週間連載「日々気まぐレポ」、第142回目でございます。

今週はタカラトミーから発売されています組み立てキット「MPZ-01 シールドライガー」をご紹介します。こちらは、トミー(現タカラトミー)が長年展開しているプラモデルキット「ゾイド」最新シリーズとなる「マスターピース」の第1弾アイテムです。

箱のサイズこそ元祖シールドライガーの1.5倍ほどありますが、スケールは同じく1/72。「ゾイド」にしてはランナー枚数もそこそこありますが、壽屋のHMMシリーズほどではなく、各パーツも比較的大きめで非常に組みやすいキットとなっています。

取説通りに組み立てると、完成形とは異なる中間形態となる「素体」を楽しむことができるのも本キットの大きな魅力の一つ。コアとなるユニットに、骨格や筋肉にあたるパーツを取り付けていき完成する素体の姿は、まさに圧感。動物のサイボーグたるゾイドのプリミティブな姿を垣間見る事が出来ます。



ここから外装や武装を取り付けていくことで、おなじみのシールドライガーの姿が完成します。多少のディティール追加が行われてはいますが、HMMシリーズ程の大胆なアレンジはなく、色味などの外見はいわゆるRZシリーズのそれに近い仕上がりに。特にTVアニメ「ゾイド」の主人公バンの愛機を見慣れた方には馴染み深いデザインに落ち着いています。



ギミックとしては、頭部のコックピットキャノピーの開閉を再現。お馴染みのパイロットフィギュアを座乗させることができます。フィギュアは2名分用意されており、アニメ準拠の複座式コックピットが採用されているのも嬉しいポイントでしょうか。

ほかにも、背部のAMD2連装20mmビーム砲を設定通りカウル内部から展開可能で、ボールジョイントで砲塔の旋回が可能。腹部両脇の展開式ミサイルポッドもサイドに開く事ができるほか、若干の仰角を付けることも可能となっています。たてがみ部分のEシールドジェネレーターや、肩部放熱フィンも設定通り展開が可能。また、旧版のライガーゼロを思わせるストライククローの展開ギミックなども追加されています。



そして本キット最大のギミックは何と言っても「電動歩行アクション」でしょう。単4電池2本で駆動し、ネコ科特有のリアルな歩行を再現しています。また、ただ歩くだけではなく、実際に息をしているかのように全身を鼓動させるアイドリング状態や、立ち止まり首を大きく捻らせて咆哮するアクションなども楽しむことが可能。オプションとして付属しているスタンドを用いればその場で歩行アクションをじっくりと眺めることも出来ます。背骨や肩甲骨、そのほか腹部や腰部と、身体全体が連動して動く様は、まさしく生物としての「ゾイド」そのもの。これは是非実際に触って感じ取ってほしいポイントの一つですね。



さて、本家タカラトミーの継続的な商品展開が一旦鳴りを潜めて以降も、他社から様々なアイテムが発売されてきた「ゾイド」シリーズ。壽屋のHMMやD-Style・ZAシリーズ、トミーテックのMSSシリーズなど、様々なスケールやデフォルメスタイルで発売され、ファンを楽しませてきました。

しかし、これらはいずれも言わば「動力非搭載」のゾイド。アクションフィギュアのように関節を動かして自由にポージングが楽しめるというスタイルが好評を博す一方で、従来の多くのゾイドの特徴であった「動力ギミック」を求める声もまた確かに存在したのです。

そんな折にタカラトミーは、動力可動ゾイドに新規要素を詰め込んだ「ゾイドオリジナル」シリーズを発売。これは過去に発売した動力可動ゾイドに新規要素をプラスし、従来のものから刷新された世界観に合わせて設定を変更した新シリーズでした。

そして「ゾイドオリジナル」に続いて矢継ぎ早にスタートしたのが今回ご紹介の「マスターピース」シリーズでした。このシリーズは、過去に発売された機種を現代の技術で蘇らせるというコンセプトで開発されたハイエンドモデル。「ゾイドオリジナル」とは違い、過去キットからの流用などは一切ありません。

パッケージのフレーバーテキストや、付属のマーキングデカールといった機体設定も「ゾイドオリジナル」のものではなく、いわゆる旧来の「バトスト」に準拠した形となっています。そう言った点ではこのマスターピースは、長年シリーズを支えてきたコアなゾイドファンへ向けてのタカラトミーからの最高のプレゼントと言えるでしょう。

一方で、この拘り抜かれた歩行アクションや電動ギミックは、今まで「ゾイド」を知らなかった方がひと目見ただけでも「ギョッ」とするんじゃなかろうかというリアルな出来栄えです。新規層へ訴求できるポテンシャルを充分に秘めていると感じるだけに、従来のコアなファンだけで楽しむには勿体無いキットとも思ってしまいます。

少々値が張る「マスターピース」ですが、値段相応の満足感が得られること間違いなしのキットですので、少しでも気になった方は是非ご自身の手でこの魅力を、動物たるゾイドの生命力感じてみてください。オススメです!

「MPZ-01 シールドライガー」は発売中。価格は12,000円(税抜)です。

(C)TOMY


■筆者紹介:ひびき
関西在住のゲームやアニメが大好きな駆け出しひきこもり系ライター。そのシーズンに放送されているアニメはすべて視聴する暇人。ゲームのプレイは基本的にまったりじっくり足が遅い方。2012年からINSIDEにてライター活動を開始。お仕事はTwitterにて随時受付中。




Twitter:@hibiki_magurepo
《ひびき》

バーチャル関西の何でも屋さんです ひびき

2012年からインサイドにてゲームライターとして活動して、はや十数年。ちょっと古参気取りの何でも屋。Game*Sparkやアニメ!アニメ!にもたまに顔が出ます。ゲーム・アニメ以外では、ホビーやガジェット、バーチャルYouTuber業界が専門。お仕事お待ちしております。

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