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【オトナの乙女ゲーム道】第28回:『百花百狼 ~戦国忍法帖~』をプレイ!愛する者を守りぬく、忍びの生き様を描く

ソニー PSV

【オトナの乙女ゲーム道】第28回:『百花百狼 ~戦国忍法帖~』をプレイ!愛する者を守りぬく、忍びの生き様を描く
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インサイドをご覧の皆様、こんにちは。独断と偏見で乙女ゲームについて語り尽くす「オトナの乙女ゲーム道」第28回では、ディースリー・パブリッシャーから2月25日に発売した、PS Vitaソフト『百花百狼 ~戦国忍法帖~』のプレイレポートをお届けします。



◆主の命令は絶対――非情な忍びの世界を描いた儚くも美しいストーリー




戦乱の世において、互いに敵対していた伊賀と甲賀の忍び。しかし、織田信長の「天正伊賀の乱」により伊賀が攻め滅ぼされ、わずかに生き残った伊賀忍は甲賀に取り込まれることで両者の争いの歴史に終止符が打たれました。やがて豊臣秀吉が天下を統一したため長らく続いた争いも終わりを告げ、忍びたちも諜報活動を主とするなど、穏やかな生活をおくっていました。



主人公・上野槐(名前呼びあり/変更可)は、伊賀攻めで命を落とした伊賀の長、百地丹波の妹・かがりと甲賀の長・上野勘道の間に生まれました。槐は長らく争っていた伊賀と甲賀が手を取り合った和解の象徴として、大切に育てられます。一人前の忍びとなり、里のために力を尽くせるようになろうと毎日修業に励む槐へ、ついに初めての任務が与えられます。それは京都を騒がす大泥棒・石川五右衛門を捕縛するための隠密活動でした。何事もなく終わるはずだった任務が、天下、そして多くの忍びたちを巻き込んだ「豊臣秀吉の暗殺」という大事件へと繋がっていきます。



「下された命令は絶対」という忍びの世界。里のため、主のためならば任務の失敗は許されず、たとえ愛する者の命を奪うことになろうとも迷いは許されません。事件をめぐり、自分たちの信じるもの、守りたいもののために戦う忍びたちの決意には、とても感銘をうけました。そして過酷な運命に翻弄されながらも突き進み、さまざまな犠牲を払ってやっと手にした幸せだからこそ、エンディングが一層心に染みたんだろうなと思います。個人的にはとてもレッド・エンタテインメントらしい展開だなと感じたので、一筋縄ではいかない、より深い恋愛アドベンチャーを求める方に全力でおすすめします。



◆主人公も画面内に登場!スチル付きの追加DLCも無料配信中


まずは任務をこなす共通ルートから始まり、選択肢によって5人の攻略キャラクターの好感度が変動。中盤で個別ルートに入ってからは、好感度の高さで2つのエンディングに分岐します。攻略キャラクターに関するものだけでなく、それぞれのルートでしか明かされない過去や真相もあるので、全ルートを隅々までしっかりと楽しめました。





すべての選択肢を選ぶと「回想録」より好きな章から始められるようになり、クリアするとおまけシナリオも閲覧可能に。描き下ろしのスチルも含まれた追加シナリオも無料DLCとして、3月24日(木)まで毎週1つずつ配信されます。5人の攻略キャラクター全員のサイドストーリーが楽しめますよ。

特徴的なのは、主人公の姿も画面内に映るサードパーソンビュー。主人公はもちろん、それぞれの登場人物も表情や視線、立ち位置などが目まぐるしく変化するので、とても臨場感があります。とくに戦闘シーンでの、アニメーションのような激しい動きにも注目していただいきたいところ。剣戟のSEも重厚で、迫力がありますよ。





それと物悲しいピアノの旋律や、忍びの戦いをより際立たせるコーラス付きのBGMもストーリーにぴったりでつい聴き入ってしまうほど。哀しくも美しい世界が細かな部分まで丁寧に描かれていて感動しました。

◆さまざまな過去を秘めた5人の攻略キャラクター


■月下丸(CV:羽多野渉)


月下丸は、幼い頃から主人公の護衛役として側に仕える優秀な忍び。彼女の側を離れたくないという理由でほとんどの任務を断る、修業中にもつい手をだして守ってしまうといった過保護ぶりをみせます。その忠義は主人公が事件に巻き込まれた際、ありとあらゆるものを敵に回しても守ると決断するほど。一見真っ直ぐすぎるほど真っ直ぐですが、内心には迷いや戸惑いなど繊細な部分もあり、それでも主人公を守ることを最優先する彼を素直に「格好いいな」と思いました。



月下丸が主人公を守るという強い思いは、本人も覚えていない過去の出来事によるもの。彼の根本ともいえる部分を大きく揺るがす真実はかなり衝撃でしたが、ここでみせる葛藤は一番の見どころでしょう。恋愛面では、あくまで従者として距離を保とうとする月下丸の背中を突き飛ばしたくてやきもきさせられましたが、どこまでも主人公を大切にする彼ならきっと大丈夫だなと信じられます。



■黒雪(CV:下野紘)


月下丸の弟で、生まれた時から主人公と共に育った黒雪。8歳の時に任務で里を出ていましたが、主人公の初任務にあわせて戻ってきました。生真面目で不器用な月下丸とは対照的に楽天的で要領がよく、悪戯好きな子供っぽい一面も持ち合わせています。主人公への好意を隠そうともせずストレートに可愛くぶつけてくるので、見ていてニヤニヤできました。



八年もの長い間主人公と離れていましたが、片時も彼女を忘れなかったという黒雪。そして徐々に異常なまでの執着と、どこか狂ったような危うさも覗かせます。あらゆる意味で主人公が世界のすべてであり、何を失っても守ろうとする姿は最後まで見守らなきゃという気になりました。シナリオ面では、この世界の「忍び」という存在の有り方についても考えさせられる内容でしたね。



■百地蝶治郎(CV:鳥海浩輔)


伊賀の長・百地丹波の息子で、主人公の従兄となる蝶治郎。確実に任務をこなす凄腕の忍びで、主人公にとっては身内というだけでなく忍びの業の師匠でもあります。ほとんど感情をみせない物静かな態度が目立ちますが、主人公や里の仲間たちを大切に思っています。



主人公が事件に巻き込まれても、任務を第一とする蝶治郎。忍びとしては理想的なまでに正しい姿を貫くのは、故郷である伊賀が滅び、家族を含め何もかも失った過去が関係しています。とくに月下丸のルートでは任務に忠実な忍びにみえますが、蝶治郎のルートではその時に彼がどんなふうに思い悩んでいたのか、また仲間の忍びたちの葛藤も併せてよく知ることができました。恋愛面では、想いあっていてもそれを許されない状況が続き、非常に苦しかった分、心から幸せになってほしいと思いました。



■服部半蔵(CV:津田健次郎)


半蔵は、豊臣秀吉に次ぐ権力をもつ「五大老」の一人、徳川家康(CV:宮田幸季)に仕える「徳川忍組」の筆頭です。最強と称される高い実力を備え、任務遂行のためならば手段を選ばない冷酷な面も。一方、表には出しませんが家康とは深い信頼関係で結ばれており、時には主従ではなく親友のようなやり取りもみせるのが印象に残りました。



家康の命を受け、巻き込まれた主人公を守る半蔵。ただ命を守るのではなく、主人公を忍びとしても導き、色々な意味での「強さ」も教え込むのが他のルートとは違うなと感じた点です。お互いのことを何も知らない状態から少しずつ接点が生まれ、信頼が恋へと変わっていく流れにぐっときました。目つきが悪くてどちらかというと悪人面なのに、意外と童顔なのもポイントです。



■石川五右衛門(CV:緑川光)


京を荒らす大泥棒として名をはせる五右衛門。権力者からは疎まれていますが、狙うのは悪名高い金持ちや武家だけなので庶民からは高い人気を集めています。主人公とは最初こそ敵対しますが、事件に巻き込まれた主人公を不憫に思い、助けてくれる力強い味方となってくれます。



追い忍に襲われながらも、何とかそれを退ける五右衛門と主人公。旅を続けるうちに、明るく飄々とした五右衛門の抱える悲しい過去が明らかとなっていきます。ラストはヒヤヒヤ&ドキドキさせられましたが、すごく五右衛門らしいなと思いました。恋愛面では、大人の色気たっぷりな五右衛門を堪能できますのでお楽しみに。



このほか、甲賀の忍びであり、月下丸の親友でもある明朗快活な山倉猿之介(CV:大島崚)、気位いが高いものの面倒見の良いお姉さんといった感じの三雲伽羅(CV:早見沙織)、主人公を慕う妹のような霞(CV:潘めぐみ)といったキャラクターも登場。主人公や攻略キャラクターと同じように、忍びとして生き抜く彼らの姿も必見です!





忍びたちの譲れない願いを抱えた壮絶な戦いと、その中で生まれる恋模様を楽しめる『百花百狼 ~戦国忍法帖~』。どうしようもなく悲しい宿命にあっても、最後まで立ち向かう恋人達の物語をぜひ見届けてください!


(C)2016 RED
(C)2016 D3 PUBLISHER
《近藤智子》

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