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【レポート】日本初の「日本eスポーツ選手権大会」開催…JeSPA会長「日本オリンピック委員会の関係者にも積極的に働きかけていきたい」

2016年3月14日(月) 20時31分
東京・豊洲で3月13日に開催された「第1回 日本eスポーツ選手権大会」決勝のようす
東京・豊洲で3月13日に開催された「第1回 日本eスポーツ選手権大会」決勝のようす

日本初の「日本eスポーツ選手権大会」が東京・豊洲で3月12日・13日に開催。1000人を超える来場者、リアルタイム動画配信で10万人の視聴者が注目するなか、サッカーゲーム『FIFA16』、格闘系『ギルティギア』、シューティング系『カウンターストライク』の頂点が決定した。

『ギルティギア』で優勝した"どぐら"選手は、「予選で一回コケちゃって、それが悔しくて。優勝できて本当にうれしい。(決勝相手が)一回目と動きが違うなと思ったので、勝ち方も変えた。今日は彼女が誕生日で、応援に来てくれなかったら勝てるというジンクスがまた続いた。画面の向こうでよろこんでると思う」と笑った。

また、2位の"ふも"選手は、「最初に対戦したときよりは、動きを変えられたと思ったけど、それでも相手が上手だった。次は、夏に米国で開催されるEVOという大会で優勝を目指す」と抱負を語る。

EVOは米国ラスベガスで開催される世界最大級といわれる格闘ゲームのワールドカップ。同部門で優勝した"どぐら"選手も「今年は海外の大会により多く出場したい」と話していた。

この大会を主催する日本eスポーツ協会(JeSPA)の西村康稔会長は、「eスポーツの競技人口が日々拡大しているなか、世界各地でこうした大会が開かれている。世界で活躍する選手も増えてきた。今回の大会で、選手たちの気迫あるプレーを見て『これはまさにスポーツ』と感じた。われわれは、真剣に取り組む選手たちを応援し、JOC(日本オリンピック委員会)関係者にも積極的に働きかけていきたい」と閉会式で伝えた。

会場に駆けつけた東京大学大学院・馬場章教授は、「FIFA16部門で優勝した"じぇー"選手のように、若い人たちが出てきたことに手ごたえを感じている。単なるゲームではなく、eスポーツというとらえかたで、真剣勝負に挑むチャンスの幅が広がり始めた。今回の大会では、選手たちの戦う姿を見て、『おっ、若いな!』って実感した」と語っていた。

「カウンターストライクでは、リーダーシップやコミュニケーション能力など、就職活動などで企業が求める人材能力を鍛えられるはず。こういう能力がゲームを通してスキルアップすると思う」(馬場教授)

試合終了後の会見で、FIFA16の優勝者などは、「サッカーゲームは、足ではなく頭を使うゲームで、スポーツとして考えている」「サッカーがもともと好きで、その延長線にゲームがある。ゲームって、持久力やボールセンスといったフィジカル的な差で勝負が決まらない。頭脳プレーでもある。そういう意味では、広い範囲で誰でも気軽にできるスポーツだと思う」といった声があった。

  • 東京・豊洲で3月13日に開催された「第1回 日本eスポーツ選手権大会」決勝のようすの画像
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(原題:日本eスポーツ選手権大会…世界大会を目指す選手が熱戦を繰り広げた)
(Article written by 大野雅人@CycleStyle)

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