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【特集】『リーグ・オブ・レジェンド』“Season 2016”に挑む前に最低限知っておきたいこと

「そろそろランク戦に挑みたい」「しばらく遊んでなかったけど今シーズンから復帰したい」といった方から「アップデート計画をおさらいしたい」というプレイヤーに向けて、総ざらい的に2016年2月現在の『League of Legends』をガイドします。

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国内プロリーグ「LJL 2016」の始動、そして「桜が咲く頃まで」に向けて大きな注目が集まっている国内向け展開。『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』日本人ユーザーにとって鋭いトピックスが多数届いている昨今ですが、1月20日よりスタートした「Season 2016」も注目度の高い大きなポイントといえるでしょう。



本記事では、昨年度の「Season 5」から抜本的に更新された『LoL』を遊ぶ上での重要ポイントをご紹介。「2016年からランクマッチに挑みたい」「しばらく遊んでなかったけど、Season 2016から復帰したい」といった方から「今後のアップデート計画をおさらいしたい」という現在進行形のプレイヤーに向けて、総ざらい的に2016年2月現在の『LoL』をガイドします。

◆新Pickシステム


まずは、2016年1月に入って追加された比較的新しい要素から。「ドラフトピック」は刷新され、これまでのように「マッチを見つけたあと、チャットで味方と互いのロールを確認する」のではなく「予め希望ロール/チャンピオンを選択してからマッチを探す」ものへ変更されました。「ランクマッチを遊びたいけど不得意なロールは選びたくない」といった方にはフィットする構造と言えるかもしれません。

◆Promo Helper

Rankedマッチの中でも凄まじい緊張感を誇る「Promotion(昇格戦)」。Season 2016より実装されたこの「Promo Helper」によって、ランクGold 1未満のプレイヤーは一度昇格戦に失敗した際に、「1勝分のアドバンテージ」をとった状態で同じ昇格戦へと挑戦可能です。Riot Gamesいわく、「昇格戦恐怖症」とも言えるプレイヤーに向けて配慮を狙っているとのことです。

◆新Jungleモンスター


Botレーン付近に存在するDragonの影響力は昨シーズンから大きく動いていましたが、これに加え、Topレーン付近のBaronスポーン場所に「Rift Herald」と呼ばれる新たな中立モンスターが発生するようになりました。この「Rift Herald」を倒して特殊アイテムを獲得したプレイヤーは、Baron Buffに似たステータス上昇を得ることになります。

◆新チャンピオン


プレシーズン中に新たにリリースされたチャンピオン「Illaoi」は主にTopレーナーとして選ばれる前線維持型のファイター。プロシーンでピックされることも多く、集団戦でのい圧力はなかなかのもの。性能の詳細はこちらからチェックできます。


また、強烈なルックスが印象的で国内では“毒饅頭”とまで呼ばれていた「Poppy」に大幅なリワーク(大規模アップデート)が到来。美少女戦士に変貌した彼女は現在も強力なファイターとして、TopのみならずJungleでプレイするユーザーも現れています。そのほかにはチームメイトを助ける強烈なUltが印象的な忍者「Shen」もアップデート。プロシーンでも多くピックされてきたチャンプだけあり、今後のバランス調整にも要注目です。


今後のアップデート計画については後述しますが、本記事執筆時においては新チャンピオン「Jhin, the Virtuoso」がリリースを待たれる状況。長距離射程を活かした他チャンプとのシナジーが大いに期待されています。

◆新アイテム


マークスマンに当る一部チャンピオンはビルド構成が大きく変わり、ゲーム中盤における選択肢が広まっています。「ESSENCE REAVER」「INFINITY EDGE」「BLADE OF THE RUINED KING」に代表されるコアアイテムは特に変化が見られているので、PROBUILDSなども参考に構成を検討してみましょう。また、Midレーンに顔を出すマークスマンも昨年から徐々に増え始め、昨シーズンにリリースされたRanged ADのJungler「Kindred」を差し置いてジャングルをまわるADCも現れていました。



そしてマップを把握するための「Ward」「Trinket」なども変更。特に「Stealth Ward」がアイテム一覧から抹消されたことは大きなポイントと言えるでしょう。これにより、赤青黄の各Trinketを選ぶバリエーションに多少の変化が見られています。また、サポートが持つ「Sightstone」も更新され、最終段階でActiveスキルを持つスターティングアイテムや「Ruby Sightstone」に近しい派生アイテムも出現しました。

◆新マスタリー


初期ステータスなどに僅かに影響する“マスタリー”は、これまで通り3種のスタイルが決められていながらも、ゲーム全体に影響するほどの強烈な変化が見られています。「Keystone」と呼ばれる最終段階のマスタリーはプレイングの方向性を大きく決めるものとなるので、ロールだけでなくチャンピオンにフィットした構成を心がけましょう。

◆今後実装予定のアップデート情報

また、本記事執筆時においては適用されていませんが、『LoL』には新たな報酬システムやソーシャル機能などが追加される予定。ここからはSeason 2016中に配信されるであろう、予告済みのアップデート情報の一部をかいつまんでご紹介します。

■HEXTECH CRAFTING AND LOOT


この新報酬システムでは、通常のゲームで良い戦績を収めた際に「ご褒美」的なアイテムチェストを入手可能になります。チェストからはチャンピオンやスキン、サモナーアイコンの獲得するための“かけら”のようなアイテムが出現するとのこと。「入手できるチェストは1チャンピオンにつき1つまで」「チェストは1ヶ月に4つまで入手可能」といった制限もある模様。また、フレンドと結託したPremadeチームでのマッチングでは、更に高確率でこれらの報酬を受けることができます。

■ソーシャル機能


これまでPCからクライアントを立ち上げることでしか確認できなかったゲーム内チャットおよびフレンドリスト。そんな『LoL』のソーシャル要素をスマートフォンから利用できるアプリケーションの配信が予告されています。リリースは2016年内、対象機種はiOS/Androidを予定。


また、Premadeチーム戦を更に楽しくする新機能「CLUBS」の実装についてもアナウンス済み。「CLUBS」はその名の通りフレンドとクラブを組むための機能で、専用チャットや独自ネームタグを利用可能になります。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

多少駆け足気味ではあるものの、ブランクのある『LoL』プレイヤーや日本語版始動に際してSeason 2016から『LoL』ランクマッチに挑戦したいユーザーに向けた新情報のおさらいは以上のようになります。

アイテムやマスタリー、新チャンピオンについては今後も更なる変更が施されることと思われますが、新Pickシステムやフレンドとの交流機能を使って、新次元の『LoL』に突入すべく、公式Webサイトとあわせてまとめてチェックしてみてはいかがでしょうか!

記事提供元: Game*Spark
《Game*Spark》
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