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子供たちが3Dプリンターでオリジナルキーホルダーを制作、ネクソンらが「みらいクリエイターズプロジェクト」開催

ネクソンは今年で第3回目となる「みらいクリエイターズプロジェクト」を東京・中央区にあるネクソン本社にて実施しました。

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子供たちが3Dプリンターでオリジナルキーホルダーを制作、ネクソンらが「みらいクリエイターズプロジェクト」開催
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―――本日はお時間を頂き誠にありがとうございます。お二人は普段どのようなお仕事をなされているのでしょうか。

早川氏:ネクソンで広報を担当しております。こういったイベントもそうですが、普段はPR業務全般を中心に動いております。

新井原氏:XYZプリンティングジャパンで広報を担当しています。前職はIT系の企業で広報・PR活動を行っていたり、ゲーム会社様のPR活動のお手伝い等を行っていました。

現在は弊社製品のブランディングや認知拡大のためのPR活動、3Dプリンターの市場創出のための活動などをメインで行っています。



―――今年で3回目を迎えるみらいクリエイターズプロジェクトですが、反響はいかがでしょうか。

早川氏:弊社代表のオーウェン・マホニーは「ゲームはアート」と捉えていまして、ゲームのクオリティの向上をさらに進めていきたいと常々申しております。そういったなかで未来のゲーム業界を担っていくこどもたちに、3Dプリンターのような最新の技術に触れてもらうことでクリエイティブな体験をしてもらいたいな、という狙いで2年前から「みらいクリエイターズプロジェクト」を実施しています。

今回で3回目となるのですが、回を重ねるにつれて「参加したい」というご要望が増えていっています。基本的には、東京近郊の方が多いのですが、関西に近い県からのご応募・ご参加も増加しています。対象年齢はその時々によるのですが、小学校3年生~中学校3年生くらいまでのお子さんに参加してもらうことが多いです。

―――今回3Dプリンターを対象にした理由はなんでしょうか?

早川氏:今回も前回同様に「Qremo」(クレモ)さんと共同で「みらいクリエイターズプロジェクト」を実施しました。もともと「Qremo」さんが開催している教室で3Dプリンターを利用されていたのですが、昨今の3Dプリンターの盛り上がりを受けて今回、イベントでも3Dプリンターを活用することになりました。

―――「3Dプリンター」について。B2Bでは盛り上がりを見せていると思うのですが、B2Cの部分についてはいかがでしょうか

新井原氏:マーケット的には、B2Bがまだまだ大きい状況です。とはいえ、今後伸びるであろうと言われているのがコンシューマ用、B2C領域です。業務用などで利用されているB2B領域については今後も数%づつ伸びていくかと想定されますが、一般の方々が利用するコンシューマ用3Dプリンターもここ数年で普及が進んでいくかと予想をしています。

ただ、実際に触って頂く機会が圧倒的に少なかったりするので「こういったことに3Dプリンターが利用出来るんだよ!」ということがまだうまく伝えられていない状況です。弊社としては今回のイベントのように、いろいろな方に触れて頂く機会を多く提供していければと考えています。

―――今後、家庭用に普及を進めていきたい、とのことですが「3Dプリンター」はどういったことができるのでしょうか。またどのような使われ方を想定していますか?

新井原氏:「趣味」や「実用」の意味合いが強いと予想しています。自分でフュギュアを作ったり、自分で日用品を作ったり…そういった使われ方が多くなるかと思います。また最近お声がけ頂いているのが、学校様にお問い合わせを頂くことが多く「新しいものの作り方を勉強させたい」「トライ・アンド・エラーを学ばせたい」といったようなご要望を多く受けます。

―――「頭の中には思い浮かべてるけど、それをどう形にすればいいか分からない」といった方が多かったと思うのですが、こういった3Dプリンターのようなものがでてきてクリエイティブの幅が広がっているような感じもします。

新井原氏:「成功体験」をこどもたちには感じて欲しいですね。また今回のように、実際に「プロ」として仕事をしている方の成功体験や失敗体験を多く勉強していってもらって、もっともっとクリエイティブの幅を広げていってほしいです。

―――最後に、今後どのような展開を行っていくのか教えてもらえますか

早川氏:今後もこういったCSRイベントを多く実施していく予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください。またこういった活動を通して「ゲーム作り」に興味を持ってくれるこども達が増えていってくれればな、と。

新井原氏:「3Dプリンターって何ができるの?」といった方がまだまだ多いと思いますので、我々もこういったイベントを多く実施できるよう頑張ります。今回イベントに参加してくれたこども達が5年後・10年後に「こういうツールを使えば、こういうことができるんだ!」といったアウトプットの選択肢の幅を広げていってもらえればと思います。

またどこにでも我々は足を運びますので、3Dプリンターを活用したイベントを実施したい企業様・学校様がいらっしゃれば、お気軽にご連絡ください。

―――本日はありがとうございました。

早川氏・新井原氏:ありがとうございました。



「プログラミング」「プロジェクションマッピング」「3Dプリンター」とこども達が最新の技術に触れる機会を提供してきた「みらいクリエイターズプロジェクト」。今後、どういった驚きと体験をこども達に見せてくれるのか、楽しみです。

《森 元行》
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