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【そそれぽ】第131回:ゲーム内ゲームは超王道ファンタジーRPG!『学友運命共同体』をプレイしたよ!

任天堂 3DS

【そそれぽ】第131回:ゲーム内ゲームは超王道ファンタジーRPG!『学友運命共同体』をプレイしたよ!
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インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第131回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

年明け早々に坐骨神経痛をヤってしまい、毎日足がツったように痛む筆者です。もっぱらデスクワークのため、姿勢の悪さとお尻のあたりの筋肉の衰えが原因だそうで、仕事やゲームの合間に軽いストレッチを欠かさず入れて、生活改善を心掛けるようにしました。気が付けば30代も半ばに差し掛かろうという年齢。自分を「若い」と思わず、真剣に身体のことを考えるようになった次第です(苦笑)。



というわけで、今回プレイするのはポイソフトのニンテンドー3DSダウンロードソフト『学友運命共同体』です。


筆者も学生時代はバカなことを思いついては全力で実行したもんです。そんな青春の甘酸っぱさは思い出させてくれるのか、くれないのか、ポイソフトの新作RPGがこの『学友運命共同体』。中学の教室のクラスメイトがまるごとゲームの世界に飛び込んでいくという、これまたポイソフトらしい世界観の“変なゲーム(褒め言葉)”です。尖ったゲームの世界観設定に期待しつつ、早速プレイしていきましょう。


◆『学友運命共同体』ってどんなゲーム?



■ゲーム内ゲーム「オルデルクエスト」攻略にクラス全員で挑む
1日の体感時間が30日になるすごすぎるVRゲーム「オルデルクエスト」を利用して、夏休みを30日間伸ばしてしまおうと思い付いた主人公が、クラスメイト全員と「オルデルクエスト」攻略に挑戦するというストーリー。ゲームのタイトルこそ『学友運命共同体』ですが、実質的にゲームの中の登場人物たちがプレイしているRPG「オルデルクエスト」をプレイするゲームとなっています。

■教室を拠点に世界を救え
教室がまるごと「オルデルクエスト」の世界に再現され、クラスメイトたちが集う冒険の拠点となります。「オルデルクエスト」というゲーム内ゲームの内容はまさに“王道ファンタジーRPG”そのもので、目的もずばり魔王の討伐です。ストーリーを進めると世界に散り散りになっていたクラスメイトたちも集まってきて、パーティに参加。好きなクラスメイト2人を連れた3人パーティで冒険を進めることになります。


◆自分の育成、好みのパーティ



■主人公を自分好みに育てる
レベルアップすると、各ステータスに4ポイントのボーナスポイントを振り分けることができます。そのため、「ちから」に多めに振って「戦士タイプ」、「ちりょく」に多めに振って「魔法使いタイプ」といった具合に自分好みの主人公を育てられます。

装備は相変わらず奥深い“ポイソフト装備”で、「攻撃力」が高いと「はやさ」が低下したり、「ちりょく」が高まると「攻撃力」が一切上がらなかったり、一長一短のものが多いです。どういうキャラにしたいか、明確に考えて装備を揃える必要があるので、通常攻撃のほかに「まほう」や「スキル」をどのように使うかをイメージして装備を整えましょう。

■自分好みのパーティを組む
徐々に集まってくる仲間のクラスメイトたちは、全員ジョブが違います。誰を連れて行くかはプレイヤー次第。攻撃重視、防御重視、魔法重視、回復重視、バランス型…主人公が「どうぐ」をきちんと用意して駆使できれば、どんなパーティでもそれなりに戦えるはずなので、どれがベストかはプレイヤーのプレイスタイルによります。自分のベストパーティを探しましょう。

イベントで合流するクラスメイト以外にも、たまに教室に帰ることで新たなクラスメイトが合流することがあるので、「ロッカー」に道具を預けるついでに、クラスメイトのチェックもしてみると良さそうです。

■町(村)とダンジョンのセット
新たな町や村にたどり着き、頼まれごとを受け、達成のためにダンジョン攻略を目指す…という1セットが基本的な流れになっています。1セットを達成すればストーリーが進み、次の1セットに挑むという、RPGの王道中の王道を貫くゲーム展開は、波乱こそ少ないものの安心して楽しめます。


◆気になったところ



■THE 1本道
とにかく粛々とゲームを進める印象。物語に大きな盛り上がりもなく、かといって盛り下がりもなく…寄り道要素も特になく、ひたすらに魔王討伐を目指す冒険が続きます。前述の通り、俗にいう「おつかいクエスト」の繰り返しで進むストーリーを良しとするか悪しとするかはプレイヤーの好みによりますが、筆者にはやや物足りませんでした。攻略順が自由だったり、意外な展開が待っていたり、もう一捻りが欲しかったです。

■『モノカゲ』プレイ済の人には目新しい要素がない
『モノカゲクエスト』のシステムの流用部分が多く、その内容をパーティプレイの普通のRPGにしたようなゲーム性となっています。そのため、「目立つと死ぬ」という特殊で奇抜なシステムだった『モノカゲクエスト』より遊び易くなっているものの“目新しさ”はあまり感じられませんでした。

『モノカゲクエスト』未プレイの人は、本作で“ポイソフトのこのタイプのRPG”の基本を学び、『モノカゲクエスト』で奇抜なゲームにチャレンジという“逆輸入”もありかもしれません。

■クラスメイトの個性が伝わりづらい
合計30名のクラスメイトが登場しますが、個々のストーリーはほとんどなく、1人1人のバックボーンが文章説明以外でほとんど見えてこないのが残念でした。そのため、このクラスメイトがなぜこのジョブなのかといった理由付けもイマイチわからず、ジョブの性能や特徴も使ってみないとほぼわからないため、パーティメンバーの選抜の仕方が掴めませんでした。

筆者の場合、比較的初期に合流したメンバーを長期間使い続けることになったのですが…せっかくの30名のクラスメイト、もっとパーティを入れ替えるきっかけや理由、ダンジョン攻略に対するジョブの有利不利(あるかもしれないけどノーヒントなので)や際立った個性が欲しかったです。わずかに感じさせてくれる個性も、「はなす」で同じことをずっと言い続けたり、イベント会話に対するちょっとしたリアクションの変化だけだったりというのもやや寂しい感じがしました。もう一声ください!

■味方に攻撃できてしまうがゆえの誤操作
状態異常に対処する場合などを考慮し、味方にも攻撃できる仕様となっています。しかし、パーティの攻撃とあわせて敵を勢い良く倒した際に、敵がすでに倒されていることに気付けず、味方にカーソルが合った状態で攻撃を発動してしまう誤操作を多々やってしまいました。行動キャンセルも可能ですが、「はやさ」のステータスなどによってはそれも間に合わず、思わぬ大ダメージを味方に与えてしまったりも。コマンドバトルなので、味方を攻撃する際は、警告メッセージ表示などのブレーキが欲しかったです。

同様に、敵を生き返らせてしまうというミスもやってしまいました。味方の死んでいる位置と敵が死んだ位置が重なっていたので、蘇生アイテムを敵に躊躇なく使ってしまったのですが、この仕様が必要なのか疑問に思えました。けっこう前に倒した敵の位置を、よくゲームが記憶しているな、と(笑)。

■クラスメイトに装備させたい
装備は主人公だけの特権で、クラスメイトの装備は自動で設定されています。ダンジョンでは「自分使わないけどなかなか良い装備」が手に入ることが多く、こういった装備が“ロッカーのこやし”あるいは売ってお金になってしまうのは勿体無い感じがしました。クラスメイトの装備をプレイヤーがイジれたら、より遊びの幅が広がったのではないでしょうか。

■眠ると地獄
パーティにステータス異常の回復役がいないと、眠らされてしまったときにかなり長い時間、何もできなくなります。戦闘がピンチに陥ることはもちろんですが、仲間が敵を倒したあとも、しばらく全く動けません。さすがに長すぎるので、戦闘が終わると自動で回復したり、時間を早送りできたり、何かしら無駄な時間を省略できるようにしてほしかったです。

■突然の難易度アップ
それまでは「徐々に、徐々に」という感じで上がっていった難易度が、終盤、突然跳ね上がる印象です。どれぐらい跳ね上がるかというと、雑魚モンスターに一撃でパーティが全滅させられるぐらいです。終盤なので当然といえば当然ですが、やや極端すぎる気もしました。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

◆総評


結局のところ、王道の中の王道をいくファンタジーRPG!
ポイソフトなのに超真面目にプレイするゲーム!



ゲームの設定こそゲーム内ゲームをプレイするという尖った内容ですが、本質は超王道ファンタジーRPGでした。ゲーム内でゲームを起動する“出落ち”以外は、終始ポイソフトらしからぬ真面目な内容です。ただし、冒険がいわゆる「おつかいクエスト」の繰り返しで構成されていて、1本道かつ単調に感じ、粛々とプレイするだけになってしまったので、自由度や意外なストーリー展開など、もっとプレイヤーを惹きつける要素が欲しかったです。

バトルシステム、育成システムは、遊び易く単純に面白いものに仕上がっていますが、『モノカゲクエスト』のシステムを流用した部分がほとんどで、同作をプレイ済みの人は、そのあたりで目新しさは感じにくいと思います。逆に未プレイの人であれば、これらのシステムだけで十分に楽しめると思います。「リアルタイムコマンドバトルウェイトあり」は、間違いなく良い戦闘システムです。

30人のクラスメイトから好きなパーティを組めるのが、ある意味では本作のウリだと思いますが、クラスメイトそれぞれの個性が薄いのは残念です。個々にストーリーが描かれたり、もっと明確にステータス差をつけたり、キャラクターを印象付けさせる方法はあると思うのですが…。そのため「お気に入りのキャラクター」を探すきっかけもほとんどありませんでした。この仕様が「敢えて」かどうかはわかりませんが、個人的には、クラスメイトたちを“知るきっかけ”がもう一声欲しかったです。

【こんな人にオススメ】
・オーソドックスな王道RPGが好きな人
・アクションRPGが好きな人
・たっぷり遊べるゲームを探している人
・『モノカゲクエスト』の「リアルタイムコマンドバトルウェイトあり」が好きな人


細かく気になったところばかりつい挙げてしまいましたが、逆に大きなマイナス点もなく、無難に長く遊べるタイトルです。特に『モノカゲクエスト』未プレイ組にはオススメしやすいです。アクション性と戦略性が両立した「リアルタイムコマンドバトルウェイトあり」を存分に楽しんでみてください!


【そそれぽ】第131回、いかがでしたでしょうか?今回、隔週ペースのはずが諸事情で2週空いてしまったので(すみませんでした!)、来週も【そそれぽ】をお届けする予定です!次回もどうぞお楽しみに!

『学友運命共同体』は、好評配信中で価格は1,000円(税込)です。

(C)POISOFT


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ

作・編曲家・ライター。物心がつく頃にはMSXで『グラディウス』をプレイしていた無類のゲーム好き。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでニュース原稿執筆・ライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略シミュレーションゲームから格闘ゲームまで、幅広いジャンルのゲームをプレイ。

Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity

トップページ/アイコンイラスト:ウミネコ
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》

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