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任天堂『Miitomo』は新しいコミュニケーションの形を提示、マネタイズはアバターで

ディー・エヌ・エーの守安功社長が任天堂とのパートナーシップや協業第一弾のスマートデバイス向けアプリとなる『Miitomo』(ミートモ)についてWSJに語っています。

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ディー・エヌ・エーの守安功社長が任天堂とのパートナーシップや協業第一弾のスマートデバイス向けアプリとなる『Miitomo』(ミートモ)についてWall Street Journalに語っています。

『Miitomo』はMiiを使ったコミュニケーションアプリで、任天堂の経営方針発表会では「ネタふりコミュニケーション」と説明されています。Miiがプレイヤーに様々な質問をしてきて、その回答を、Miiが他の繋がっているプレイヤーに話すというもので、緩いソーシャルネットワークとも言えるでしょう。守安氏は他のサービスとの違いについて次のように述べています。

「『Miitomo』はよりエンターテイメント性を追求したものです。Miiを通じた友だちの新しい側面を知るのはとても楽しいものです。『Miitomo』では本当に自分そっくりの(性格を持った)Miiを作ることができます。リアルな友だちにそっくりの存在と交流するのはテキストのコミュニケーションとは違う楽しさがあります。今のところFacebookのフレンドリストと連携するつもりで、余り交流がない友だちと楽しく繋がれるものになるでしょう」

コミュニケーションゲームとして異例のヒットとなった『トモダチコレクション』を彷彿とさせるような、友だちの中々見られない一面を知ることができ、コミュニケーションを促進してくれるアプリになりそうです。ゲーム性は高くは無さそうですが、守安氏は簡単な一緒に戦うミニゲームようなものを追加できる可能性はあると述べています。

マネタイズ面では当初はMiiが着る服を販売することを計画しているとのこと。ただ、単体で高い収益を上げるというよりは起動頻度の高いコミュニケーションアプリを最初に持ってくることで、スマートデバイスにおける任天堂との接触機会の確保、「My Nintendo」へのつなぎ込みが主眼になってきそうな感じがします。

『Miitomo』は新しい会員制サービス「My Nintendo」と合わせて、2016年3月にリリースされる予定です。
《土本学》
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