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実験的なタブレット端末「enchantMOON」年内で販売終了…次のシークエンスが迫ってきている

実験的なタブレット端末「enchantMOON」年内で販売終了…次のシークエンスが迫ってきている

2015年12月2日(水) 17時21分

ユビキタスエンターテインメントは、タブレット端末「enchantMOON S-II」を2015年内で販売終了すると発表しました。

「enchantMOON」は「未来を描く“紙の進化形”」をコンセプトとした、タブレット型コンピュータです。2013年7月に発売され、実験的で全く新しいユーザーインターフェイス、プログラミングなどが話題になり、ウェブショップや全国の家電量販店など販売・取扱いされてきました。


そんな「enchantMOON」が、2015年内で販売終了となることを公式サイトのお知らせにて発表。ユビキタスエンターテインメントの代表取締役社長兼CEOの清水亮氏は、個人のブログにて、販売終了の理由や背景、発売開始から2年以上経過した「enchantMOON」の現在を綴っています。


販売終了の理由のひとつとして、手書き認識エンジン「MyScript」の開発ライセンス料が、本体の販売利益よりも高い状態となり、赤字が続いてしまうことを挙げています。数百台の在庫については、学校や地方自治体、教育NPO団体に寄贈されることが決まったとのことで、これについては「我が子も同然のコンピュータを破壊するなど想像するだけでも辛いこと」「安売りすることも考えましたが(つい最近まで店頭販売していたパートナーや定価で購入したユーザーに)申し訳ないこと」「破砕処分するよりは、少しでも使っていただける可能性のあるところに避難させたかった」と、在庫が有効活用される喜びを鮮明に綴っています。

また、もうひとつの大きな理由として、「アーキテクチャ的には5年前のハードウェアですから、改良を続けるにも限界があります」と、ユビキタスエンターテインメントが目指す次のシークエンス「S-IVB」が結実しつつあることも挙げられています。

今回の販売終了に伴い、これまで「enchantMOON」を応援してきたユーザーへの感謝の気持ちを込めたミートアップイベント「enchantMOON Crew Meet up 2016」が2016年1月30日に開催されることも発表されています。PlayStationやVAIOをデザインしたプロダクトデザイナーの後藤貞祐氏をはじめ、豪華なゲストも登場予定です。詳細は、enchantMOON公式サイト「NEWS」ページ(http://enchantmoon.com/news/?p=907)をご確認ください。

清水亮氏のブログは、このような言葉で締め括られています。

これまでenchantMOONをご愛用いただき、本当にありがとうございました。
そしてこれから始まる新展開にどうぞご期待ください。
来年はきっと面白いことがおきるでしょう。

※shi3zの長文日記 - enchantMOON販売終了のお知らせ より
http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20151202/1449013058


enchantMOONユーザーの方はもちろん、新しいコンピューティングデバイスに興味がある方は、ユビキタスエンターテインメントが示す2016年の新展開を大いに期待しましょう。

  • enchantMOON S-IIの画像
  • ユビキタスエンターテインメント 代表取締役社長兼CEO 清水亮氏の画像
(Article written by 津久井箇人 a.k.a. そそそ)

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