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【レポート】韓国でMMO『B&S』の世界大会が開催 ― 観客動員数1万人、賞金総額3,200万円、選手を出待ちするファンも

東京・秋葉原に専用施設「e-sports SQUARE」がオープンし、声優の専門学校である「東京アニメ・声優専門学校」にプロゲーマーを育成する専用コースが新設されるなど、日本でも「e-Sports」や「プロゲーマー」が認知されてきました。

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東京・秋葉原に専用施設「e-sports SQUARE」がオープンし、声優の専門学校である「東京アニメ・声優専門学校」にプロゲーマーを育成する専用コースが新設されるなど、日本でも「e-Sports」や「プロゲーマー」が認知されてきました。

また賞金制の国内大会も増えてきており、2016年1月に開催される「闘会議GP」では賞金総額が1億円突破。日本におけるeスポーツの国内普及と世界レベルの向上を目的とした「日本eスポーツ協会」の設立も記憶に新しいところでしょう。



一方で、世界のe-Sportsシーンはどうなのか。本稿ではそんな疑問に対して、韓国で開催された『ブレイドアンドソウル』の世界大会の様子をお届けします。

なお、本作はNCソフトが提供するMMORPGで、この手の大会といえば格闘ゲームやMOBAが一般的ですが、『ブレイドアンドソウル』は競技性の高いPvPモードを搭載しているため、MMORPGとしては最大規模のe-Sports種目だといえます。


◆会場規模からして既に凄い




今回の大会「ワールドチャンピオンシップ2015」と題され、日本・韓国・中国・台湾からそれぞれ4名の代表選手が出場。ベスト4を決めるトーナメントが11月6日から8日まで行われました。その模様は既にお伝えしていますが、準々決勝が11月13日、決勝が11月14日に実施。ベスト4には日本代表のマスモト選手も入っています。



会場はゲームショウの会場近くにある「映画の殿堂」という国際映画祭などで使われる施設で、13日には『ブレイドアンドソウル』初のミュージカルを実施。このミュージカルではメディアファサードやマーシャルアーツ、バンド、タップダンスなどさまざまな要素が融合した作品で、韓国ミュージカル第1世代の俳優ナム・ギョンジュが芸術監督を担当しており、世界大会の幕開けにふさわしいパフォーマンスが行われました。



また14日には、韓国で有名なアーティストによるライブも行われ、動員数は2日間で約1万人に。その様子はケーブルテレビとネットでも中継され、韓国におけるe-Sportsの盛り上がりを感じました。

◆プロゲーマー=食べていける




韓国では職業として「プロゲーマー」が成立しており、今回の大会の賞金総額は3億ウォン(約3,200万円)。優勝賞金は4,000万ウォン(約420万円)で、日本人サラリーマンの平均年収である414万円(国税庁調べ)とほぼ同じ額です。



この規模の大会は他作品でもあるそうで、マスモト選手以外は全員がゲームで生計を立てているプロゲーマー。中には年収1億ウォン(約1,100万円)を超える選手もいます。また現地メディアも彼らのことを“プロ”として扱っており、試合終了後は専用のスペースにてインタビューを実施。試合のポイントや今後の活動予定から、ゲームに対する要望など様々な質問が飛び交いました。



そして彼ら「プロゲーマー」には多くの女性ファンがおり、会場には自前のポップを持ったファンはもちろん、出待ちを行うファンの姿も。なんマスモト選手にもファンができており、会場ではサインや写真を求められていた。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

日本ではまだまだ「ゲーム=遊び」というイメージが強いですが、今回の大会を取材した限りではまさしくゲームがスポーツになっており、その場に参加した多くの人が彼らをプロとして見ているような印象を受けました。

賞金総額や会場の規模もそうですが、むしろ印象的だったのは大会をエンターテイメントとして見せるやり方で、前述した通り様々な催しが行われたほか、観戦モードでの配信や熱の入った実況、イベントの演出など、その一つ一つが「ゲーム=遊び」という概念を覆しており、ただただ圧倒されました。

素材提供OGN
《栗本 浩大》
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