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【レポート】ティーン・エイジャーが未来を創る「アプリ甲子園2015」結果発表、優勝は小学6年生

ゲームビジネス 開発

【レポート】ティーン・エイジャーが未来を創る「アプリ甲子園2015」結果発表、優勝は小学6年生
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秋も深まる10月最終週、東京大学は伊藤謝恩ホールにて行われたのが、「アプリ甲子園2015」決勝大会。2011年から数えて今年5回目となる同大会は、中高生などのティーンエイジャーが独創性・デザイン性・消費者支持度・技術点を競い合う「次代のエンジニア」「次代のクリエイター」の登竜門です。

選考対象は、「iPhone,iPad,iPod TouchのiOS用アプリ、またはAndroid OS用アプリ、Windowsphoneアプリ、App Store、Android 各種market未発表作品、またはリリース作品」で、作品のテーマは「自由」! 一次選考で上位30名を決め、二次選考からプレゼンを行って、今回のファイナリスト10名が選ばれました。



決勝戦前半では「企画力審査」として、ファイナリストのプレゼンを通じて独創性・デザイン・消費者支持度の合計が示されます。そして各人のプレゼン終了後に「実装力審査」を行い操作性・技術点・完成度の点数が出され、「企画力審査」+「実装力審査」の総合計点で勝敗を決するのです。

◆いよいよ長丁場が開幕


まず開会には、主催であるD2Cの宝珠山社長の挨拶と、AKB48のメンバーからのビデオメッセージが。そして、続いて行われるのは予選大会をくぐり抜けたファイナリスト達による決勝戦。前半5組、後5組によるプレゼンが行われて、審査員による得点が発表されるシステムです。なお審査員を務めるのは、デジタルハリウッド学長・杉山知之氏、株式会社マインドパレット代表・神尾隆昌氏、慶応義塾大学准教授・中澤仁氏、テリヤキ株式会社代表・廣井那佳子氏、キャスター・伊藤聡子氏。また、タレントの喜屋武ちあきさんが大会の司会を担っていました。それでは早速、ファイナリスト達の開発したアプリを紹介しましょう。

■BrickWars

トップバッターは、武蔵高等学校の一年生、太田一毅さんによる陣取りゲームの「BrickWars」。「BRICK」は積み木やレンガという意味です。すでにApp Storeにてリリースされているので、今すぐにでも遊ぶ事が可能ですよ。開発者の太田さんは現在15歳。前日は緊張してご飯もあまり食べられなかったそう。



元々は、友人と学校で遊んでいた紙のゲームが始まりだったらしく、それをアプリにしてみたものが今作です。できるだけシンプルなデザインで、できるだけ言語を使わないで、色などの分かりやすいもので見せたい……と考えた画面は、感覚的に理解しやすいもの。盤面は3×3から20×20まで選択できるようになっていて、近距離での通信対戦が可能。Wi-FiやBluetoothで楽しめます。また独自のAIを搭載して、強さは二段階から選択。強い方は製作者でも勝率は2割程。彼の父親でも4割しか勝てなかったと暴露されていました。

この段階での得点は、独創性:84、デザイン:73、消費者支持度:80の合計237点。独創性と消費者支持度が点数を伸ばしていました。

■Streeem


国立米子工業高等専門学校3年の清水大輝さんは、独自のキュレーションアプリを開発。シンプルな画面が持ち味で、キーワードはYahoo!の急上昇ワードを参照。情報は各社ニュース、Twitter、YouTube、Yahoo!知恵袋、2ch、NAVER まとめなどから引き出す他、普段は確認されないようなワードも調べるのだとか。各キーワードがどのメディアで話題になっているのかも、グラフなどで直感的に分かるようになっています。

また「関連ワードの関連ワード」を表示できるため、情報をマインドマップ的に表示する事も可能。今後のリリースに向けてマネタイズも考えているらしく、メディア各社に課金する事で、単純な情報量も増やせるようです。この「Streeem」は、従来のキュレーションアプリに「キーワード」と「インターネットメディア」という二つの要素を取り入れたもの。かゆい所に手の届く機能も備えているため、優れた実用性も感じました。今後は、特定のキーワードに対して、それがネガティブなのかどうかを調べるような機能もつけていく予定だそうです。

審査得点は、独創性:80、デザイン:81、消費者支持度:83で合計244点と、安定した数字となっていました。

■PutOn

「今すぐにメモをとりたい」と考えた時にすぐ使えるのがこのアプリ。作ったのは早稲田大学高等学校2年の中山昌平さん。画像を見てもらえば分かるように、GoogleKeepやEVERNOTEと比べて「TEDを見ながら」「YouTubeを見ながら」「Twitterを見ながら」メモが取れるか? という部分で圧倒的な優位性を実現。


最近どこかで見た気もする比較表ですが、メモ自体を透過させて、なおかつ他のアプリを起動させながら重ねて起動させる事で、柔軟性に富んだアプリとなっていました。制作は「TED(テドのカンファレンス)を見ながらメモを取りたい」からスタート。審査員から「複数箇所コピーを取れるのがいい」との発言が。筆者も調べ物をしながらメモをとる際に、是非使ってみたいと思います。アイコンのデザインなども自分自身で作ったそうで、そのセンスも高評価でした。審査員の一人は、「スマホ世代の発想で生まれたもの。普段からアプリを切り替えて表示・操作する世代の発想で、私だったら思いつかないアプリ」と評価しました。

こちらの得点は、独創性:81、デザイン:85、消費者支持度:96で合計262点と、かなりの高得点をマーク。特に消費者支持度が高く、場を大いに盛り上げました。

■Stylist

自分のクローゼットの中にある服を、疑似的に試着できる。それが、St.Mary's International Schoolの12年生、勝又健登さんと田畑凛空さんの二人が開発した「Stylish」。また自分の所有する衣服だけでなく、他のユーザーが投稿したコーデを二分割、三分割してスワイプし切り替える事により、疑似試着の幅は大きく広がるそうです。

分割された画像は上下に引き出す事も可能で、着丈も合わせて表示ができるスグレモノでした。また「クローゼットボタン」を押す事でカラーコーディネートから季節の服を選択したり、iBeaconで店内の端末からクラウド経由で、おすすめのコーディネートを選んだりも可能です。さらに、撮った写真を認識し、自動的にタグ付けする事も想定。サンプル数が多くなれば今後最適化されていくでしょう。将来的には実店舗とつながって、特に通販サイトなどの「自分に似合うかどうか分からない」という、「購入意欲を削ぐデメリット」を払拭できる可能性を秘めています。審査員は「何度これを着たのか」なども分かると処分する目処も立つ、と早くも実際に使用した時のシミュレーションを行っていました。

得点は、独創性:86、デザイン:79、消費者支持度:90で合計255点。デザインが足を引っ張った感もありますが、消費者のニーズに応えた部分が高得点でした。

■お願いあと5分!

神戸女学院中学部2年の西口舞花さんが開発したのは、値千金の朝の時間を我々寝坊助の手に取り戻す画期的なアプリ「お願いあと5分!」。彼女自身もお寝坊さんで、これまでに「アラームが鳴る → 止める → 寝る」を何千回も続けた事が開発のきっかけになったのだとか。
スマホをいじる必要がなく、二度寝が簡単にできる……そんな夢だとか野望だとかを実現させるところからスタート。アラームと共に音声認識が自動で起動。「あと○○分」と声を出すだけで、タイマーがその時間をセットするのです。また、「無理矢理目覚まし機能」という非常に厄介なモードも搭載。これはアラームが鳴ると「足し算を15問連続で回答し、正解しないと止まらない」という鬼畜モードです。途中で間違えるとまた最初からというマストダイ、ヘブンオアヘルなモードなので、目も覚めるでしょう。

得点は独創性:74、デザイン:73、消費者支持度:90、合計237点と、消費者支持度でポイントを伸ばしました。

■妄想ちゃっと。

渋谷教育学園幕張高等学校1年の荒巻美南海さんが作ったのは、メッセージアプリ風bot作成アプリの「妄想ちゃっと。」。自分で育てながら遊べるチャットbotで、いわゆる「ともちゃん」的な人格とお話しできるのが大きな特徴です。

制作理由は「物理部に入ってる時点でお察しだと思いますが」と前置きし、やはり二次元の世界に突入。ポルナレフが好きだとか、三部最高だとか、二日間で48話を全部観ただとか、がっこうぐらしだとか、会場の中には二次元に全く触れない方もおられたようで、何人かの顔にはエクスクラメーションマークが浮かんでいました。ステージでは実用例として、バラク・オバマbotが登場。”Can we change?”と尋ねると”Yes,we can.”と返ってくるなど、打てば響くようなお約束の展開に笑いが。


友人が作ったbotを共有する事もできるので、自分が設定していないワードも楽しむ事が可能となっています。「著作権的には心配」と審査員から笑いながら質問がでていた事も印象的でした。なお、司会の喜屋武ちあきさんと2人、審査員そっちのけでアニメトークをかましていたシーンが心に焼き付いています。

得点は、独創性:85、デザイン:80、消費者支持度:82で、合計247点。予想に反して消費者支持度が高く、驚きました。

■mago-note

さいたま市立桜木中学校2年の太田史帆さんにより生み出されたのは、「mago-note」。読みは「マゴノート」ですが、意は孫の手ですね。「ノートを分かりやすく、キレイにとりたい」というところからスタート。入力したテキストを画像やオブジェクトのように扱う事もできるし、普通にテキストとして表示する事もできるノートです。また、ページとして固定すれば、簡単にページをめくる事も可能となっています。

画像の挿入は、挿し込みたいところを長押しでアイコンが登場。長押しはタッチパッド世代には馴染みの深いシステムで、これも感覚的に使える点と言えるでしょう。この長押しはお絵かきソフトのような機能も備えていて、テキストの入力のみならず、手描きメモとしての活躍も期待できるアプリでした。このノートも、手描きのメモに取って代わる日が来るかも知れませんね。

得点は独創性:83、デザイン:87、消費者支持度が82点で、合計252点。個人的にはもうちょっと高いんじゃないかな、と思える点数でした。

■DANMAKER

開成高等学校1年の大渕雄生さんが作ったのは、自分で作れる弾幕STG、「DANMAKER」です。弾幕STGの弾の種類や速度、ステージなどを自由に変えて、ユーザーの好きなようにカスタマイズできるところがポイント。最大の注目点は、自ら作ったステージをクラウドに上げ、それを他のユーザーに遊んでもらえるところです。アップロードしたステージをダウンロードして、何度でも遊べるのも好評でした。

開発に着手したのは、中学三年の8月半ばから。以降コードすべてを書き換えた事も一度や二度ではなく、また、開成の文化祭では来場者に遊んでもらって、そこからアウトプットを得てブラッシュアップにつなげていったとか。独自の世界観と独自のUIも審査員から好評でした。実はマシントラブルでプレゼン中断という状況に追い込まれた大渕さん。時間を置いて二度目のプレゼン冒頭では、「先ほど失敗したのは私の双子の兄です」と発言して会場から拍手がわき上がるなど、見事に再プレゼンを成功させていました。

なお、大渕さんは某弾幕ゲーのT方が好きで、もっと尖った、二次元ライクで画面全体が弾幕で覆われるくらいのものも想定しているとか。場合によってはDLCなどでキャラ増し増しなものが発売されるかも知れませんね。

独創性:81、デザイン:91、消費者支持度:76と、デザインがかなりの高得点。合計248点となりました。

■allergy(アレジー)

成蹊小学校6年の中馬慎之祐さんが作ったのは、「世界中の食物アレルギーを持つ人のためのアプリ」。諸外国での外食時に、自分のアレルゲン物質が含まれているかどうか……これは重要な問題であり、時には命に関わります。



作成者本人も卵アレルギーを持っているとの事で、料理の卵の使用率を考えるだけでもその苦労が図れるでしょう。実際彼がパリへ家族旅行に行った際は、Google翻訳が役に立たなかったとか。そこでこのアプリでは、日本語・英語、フランス語・スペイン語などの8言語と、9のアレルゲンを内包。また、相手国の言語を選択して、自分のアレルゲンを相手の国の言語で、その下には自国の言語と相手国の言語、「料理にアレルゲンが入っているかどうか?」を尋ねる文面が表示されます。

「はい、食べられます」「はい、食べられません」という「イエスかノー」を視覚的に判断できるデザインが採用されていました。審査員からの評価もかなり高く、「最初から世界の人に向けて作られているところが高得点」と感心しきり。誤ってアレルゲンを食してしまう「誤食」を排除するために、すでにAppStoreにて配信中です。

得点は、独創性:85、デザイン:94、消費者支持度:97、合計276点と、これまでの最高得点をマーク。やはり消費者支持度が高得点でした。

■KAKUREMI

「KAKUREMI」は色相環に着目したドット絵のゲームで、そのこだわりは随所に見られます。基本的にBGMはなく、効果音も最低限のものという、かなり「色」にこだわって作られているのです。色相環からどう忍者につながったのか、という質問に「最初は色相環に合わせて作っていたが、同色が重なると見えなくなる」というところから隠れ身の術=忍者へと発想が伸びていったのだとか。また、グラフィックを含めて、作品のすべてが彼の自作。

アプリ開発もこれが初めてとの事でした。ドット絵の事に触れられると、「ドットは細かいところまで表現できるというところがすごく好き。次は全部ドット絵、ドット絵だけでゲームを作りたい」とコメント。私の世代では懐かしいドット絵も、視点を変えれば、どこか新しい、斬新なものと感じる部分があるのでしょう。そういった視点についても、楽しさがあると評価されていました。

得点は、独創性:88、デザイン:80、消費者支持度:75、合計243点と、高い独創性がポイントとなりました。


審査が終わるまでの間は、キンタローさんと日本エレキテル連合によるお笑いライブステージが行われ、キンタローさんのキレッキレなパフォーマンスと、来場者を無理矢理巻き込んでの下ネタライブが笑いを起こしていました。会場には小学生もいたので、かなり際どいネタでしたが……。


◆結果発表


長い審査時間が終わり、いよいよ結果発表へ。ここまでイベントは5時間を要し、いよいよ大詰め感が漂ってきます。また、受賞者に贈られる各賞品を、以下に記載します。

■優勝
iMac(27インチ)or Macbook Pro 13/15インチRetinaディスプレイ

■準優勝
最新型タブレット端末、またはAppleWatchSport(38mm)

■決勝進出者全員:Amazon card 5000円分
企業賞に選ばれたのは、次の方々です!

■朝日新聞賞
「お願いあと5分」 西口 舞花(神戸女学院中学部2年)

賞品は、朝日新聞デジタル一年分と、東京FM「SCHOOL OF LOCK!」広瀬すずさんからの取材&西口さんに11月の番組の出演依頼。

■セガゲームス賞

「allergy」 中馬 慎之祐(成蹊小学校6年)
岩城豊COOからは 物質的な賞品の他に、セガゲームスにてアーケード・コンソール・IT関係の部署の開発者や開発環境に接する機会が。中馬(ちゅうまん)くんも嬉しそうでした。

■テコテック賞

「BrickWars」 太田 一毅(武蔵高等学校1年)
賞品は「彼女と一緒に」と「ディズニーリゾートのチケット」が。また、さらに開発を進めて欲しいとの考えから「テコテック流お仕事ツアー」として同社の開発の現場に招待。

■電通iX賞

「PutOn」 中山 晶平(早稲田大学高等学院2年)
「生活に役立つもの、みんなが待ち望んでいたものを具体化したから選んだ」という同社からは、AmazonCard5万円分と「開発スタッフとのブレストに参加」という機会が。

■パワーハウス

「mago-note」 太田 史帆(さいたま市立桜木中学校2年)
BtoBが多くソフトウェア開発を中心にやってきたパワーハウスからは、記念トロフィーと 社内見学、スマホアプリの開発講座&電子マネー5万円分が。彼女は「お金は貯めようと思います」と堅実な発言。

■アイキャスト(ひかりTV)

「Stylist」 勝又 健登・田畑 凜空(St.Mary's International School 12年)
100万世帯以上に配布されている「ひかりTV番組ガイド誌」に掲載、同社のスタジオへの飛び入り参加権も。「スマホよりも、リビングのTVにこのアプリを使ってみたい」と沼尻氏。

■LINE賞

「妄想ちゃっと。」 荒巻 美南海(渋谷教育学園幕張高等学校 1年)
LINEの稲垣氏からは、FRIENDSの例のクマと、LINEストア1万円分のプリペイドカードのギフトコードを授与。荒巻 美南海(みなみ)さんは受賞した事に対し「とんでもないです」と一言。もう持ってるかも知れませんが、3部のスタンプをポルナレフ中心に買いそうです。

◆最終結果発表


ここからは、5位から1位までをご紹介します。はたして誰が栄光をつかむのか、それでは発表です。

■5位 「Streeem」 総合507点


清水 大輝(しみず だいき) (国立米子工業高等専門学校3年)
審査評:すぐにでもこのアプリをDLしたいと考えた。いろんな方向から旬な話題を見られるというのが目から鱗です。これからもいろんな発想、視点で世の中の人をあっと言わせるようなアプリを作ってください。

■4位 「PutOn」 総合511点


中山 晶平(なかやま しょうへい) (早稲田大学高等学院2年)
審査評:日常生活を過ごす中で、本当に使いやすい、良いアプリだという事で評価しました。
なお、同アプリ、予選段階ではボーダーライン付近だったそう。それがついには4位にまで昇りつめました。これからのアップデートに大期待です。

■3位 「DANMAKER」 総合518点


大渕 雄生(おおぶち ゆうき) (開成高等学校1年)
審査評:ゲームを作るアプリを作成するのは、かなりハードルが高い。そうでありながらも驚異的な完成度でした。是非うちの大学に来てください!

クールな画面構成でありながら、作っている本人は二次元寄りというところが面白い同作。色々悪巧みもできそうです。

■準優勝 「mago-note」 総合528点


太田 史帆(おおた しほ) (さいたま市立桜木中学校2年
審査評:これからのデバイスの使い方はこうなるのかな、と未来を感じさせるものでした!

受賞した太田さんは「プログラムスクールの先生に伝えたいです」とコメント。画像の挿入時に書き込んだイラストも自由に操作できるので、今後スマホやタブレット向けにこの「mago-note」は大活躍しそうです。

■優勝 「allergy(アレジー)」 総合535点



中馬 慎之祐(ちゅうまん しんのすけ) (成蹊小学校6年)
審査評:世界5億人の人達に役立つアプリを、小学生が作っている。すごいですよね、もう一般の人に使ってもらうところまできている。アプリはどれだけ多くの人が作っているのかが重要。そういう部分で評価を受けたと思います。

中馬君「まだ信じられません。変な興奮してます。協賛企業賞をとった時に「賞がかぶる事はない」と思っていたので。あー優勝逃したって思って。でもセガさんに行けると分かったんで、早く行きたいです!」


審査評でデジタルハリウッドの杉山学長からも絶賛された、「allergy」。やはりというか、登場時のインパクト通りに優勝です。何よりも、開発の視点が世界を向いている事と、貢献度の高さが際立っていました。結果にサプライズはありませんが、登場のサプライズがあったので納得です。

■審査員総評(敬称略)
伊藤:皆さんおめでとうございます。1000件を超える応募から残った10名の方がすごくて、日本の未来は才能溢れる若者ばかりで、楽しみだなという気持ちにさせていただきました。勇気をもらいました!

廣井:今日は若い力を見る事ができて、とても楽しむ事ができました。超有望な方々とご一緒できて嬉しいです。

中澤:日本の未来は守られたという気持ちです。でもまだまだこんなものじゃありませんから、まだまだずっと上に向かって、これからも伸びていくと思います!

神尾:今回で三年目。年々レベルが上がっています。これからどれだけレベルの高い作品が生まれるのか、楽しみです。
杉山:本当に日本の星だと、皆さんも思っていただけたと思います。今後活躍して欲しいし、デジタルの世界を極めていって欲しいなと思います。それでは、おめでとうという言葉で締めましょう。おめでとう!



時間がかなりオーバーしていたので、審査員の方々のコメントも早足になってしまいましたが、本当はもっともっと多くの想いがあった事と思います。その想いは、今後「アプリ甲子園」のファイナリスト、予選に参加した人々の想いと出逢い、昇華していく事でしょう。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

小学6年生が優勝という、驚きの結果に終わったアプリ甲子園2015。すでに来年に向けて動き出している人も多そうです。すでにリリースされているものありますので、気になる方は是非チェックしてみてください。それは、あなたの生活を豊かにする鍵となるかも知れませんよ!
《平工 泰久》

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