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KADOKAWA「ハルヒ」「フルメタ」などの二次創作が解禁、今冬スタートの“小説投稿サイト”限定で

KADOKAWAとはてなは、誰でも執筆・公開・閲覧が可能な新しい小説サイトを、今冬リリースすると発表しました。

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KADOKAWA「ハルヒ」「フルメタ」などの二次創作が解禁、今冬スタートの“小説投稿サイト”限定で
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KADOKAWAとはてなは、誰でも執筆・公開・閲覧が可能な新しい小説サイトを、今冬リリースすると発表しました。

誰でも自由なスタイルで物語を書ける、読める、お気に入りの物語を他の人に伝えられる、という3つのポイントに特化した、新たな場所の創出を目指すこの小説投稿サイトでは、ユーザー自身のオリジナル小説を字数の制限なくで投稿でき、また投稿された作品を誰でも読むことが可能に。更にユーザー同士で評価しあい、その結果が様々なカテゴリーのランキング形式に反映され、作品がより拡がっていく仕組みも盛り込まれています。

PC版はもちろんのこと、スマホなどのアプリ版も開発が進んでおり、アクセスのしやすさも特徴のひとつ。そして、対象となる商業作品に関する同サイト内での二次創作の投稿も解禁されるとのこと。対象作品ならば、権利者側の許諾を得た形で存分に二次創作を楽しむことができるのです。


現在、解禁が明らかとなっている作品は、「オーバーロード」「ココロコネクト」「涼宮ハルヒの憂鬱」「バカとテストと召喚獣」「フルメタル・パニック!」「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」「闇の皇太子」「幼女戦記」「ログ・ホライズン」の9作品。加えて、サービス開始後も二次創作可能な作品が随時追加される予定となっています。

「TPP協定」が大筋で合意に至ったため、二次創作表現における今後の行く末に大きな不安や疑問が広まっています。ゲーム関連では、先駆けて「Nintendo Creators Program」の実施や、PS4での「SHARE機能」によるソフトウェア側での対応など、権利者側からの明確な線引きや案内が行われている流れがあり、今回の「小説投稿サイト上での対象タイトルの二次創作解禁」も、出版業界からのひとつの対応策とも言えるのかもしれません。

なお、今回発表された新たな小説投稿サイトでは、賞金総額700万円を掲げるweb小説コンテストの開催も決定。腕に覚えがある方、また作品作りにチャレンジしたい人は、正式サービス前にチェックしてみてはいかがでしょうか。なお小説コンテストは、一次創作作品のみが対象となります。

■KADOKAWA 新・小説投稿サイト
URL:http://kaku-yomu.kadokawa.jp/


YouTube 動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=AhL22cAc0js

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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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