人生にゲームをプラスするメディア

【特集】『スーパーマリオメーカー』で「全自動マリオ」公認化、 更に「高難易度」に挑戦する流れも

プレイするだけでなく、作る楽しさも味わえるWii Uソフト『スーパーマリオメーカー』。その仕組みを利用した多彩な遊び方が、今ネット上で話題になっています。

任天堂 Wii U
【特集】『スーパーマリオメーカー』で「全自動マリオ」公認化、 更に「高難易度」に挑戦する流れも
  • 【特集】『スーパーマリオメーカー』で「全自動マリオ」公認化、 更に「高難易度」に挑戦する流れも
  • 【特集】『スーパーマリオメーカー』で「全自動マリオ」公認化、 更に「高難易度」に挑戦する流れも
プレイするだけでなく、作る楽しさも味わえるWii Uソフト『スーパーマリオメーカー』。その仕組みを利用した多彩な遊び方が、今ネット上で話題になっています。

かつて、ソフトを改造してステージ内にギミックを意図的に配置し、何も操作していないのにクリアできてしまうという、いわゆる「全自動マリオ」というものがありました。数多くの動画も公開され、一部のユーザーや視聴者を中心に奇抜なアプローチが話題となったものの、この行為自体は著しく問題があったため、公開されていた動画などは削除。そのため、その存在感はすっかり薄いものとなっていました。



ですが『スーパーマリオメーカー』が登場し、このソフトを活用すれば誰でも気軽にステージ作成が楽しめるようになりました。もちろん「全自動マリオ」を実現することも可能で、今や何の問題もなく楽しめる一ジャンルへと変化。また合わせて、「全自動演奏」も盛り上がりを見せつつあります。

既にニコニコ動画などでは、『スーパーマリオメーカー』による「全自動マリオ」作品が多数登場。いち早く生み出された動画「全自動マリオメーカー(1日目)」では、ジャンプ台を上手く駆使して、羽根クリボーを避け危険な地帯を突破。見事ゴールにたどり着きます。また「【スーパーマリオメーカー】全自動マリオ作った その3」では、数多くの仕掛けを巧みに使い、次々と迫り来るピンチを紙一重でかわしていく展開が続出。のこりタイム5秒でクリアする辺りも、心憎い演出と言えるでしょう。


ニコニコ動画 URL:http://www.nicovideo.jp/watch/sm27122667


ニコニコ動画 URL:http://www.nicovideo.jp/watch/sm27132372

「全自動演奏」も負けておらず、「【マリオメーカー】シオカラ節演奏してみた【Splatoon】」では、タイトルにある通り『スプラトゥーン』の「シオカラ節」の一部を再現。『スーパーマリオメーカー』における可能性の幅を、いっそう感じさせる動画となっています。


ニコニコ動画 URL:http://www.nicovideo.jp/watch/sm27132403

また『スーパーマリオメーカー』関連の動画の中には、クリア率が極端に低いステージに挑む姿を収めたものも人気を集めています。例えば「クリア率0.09%の鬼畜マリオステージを完全制覇するマリオメーカーUC」では、スタート直後から火の玉の雨に襲われます。安全な足場も少なく、かわすだけでも一苦労。また苦戦しつつも先に進めば、更なる絶望が待ち受けています。書き込みによれば、挑戦数は38万越えで、クリア率は更に下がっている模様。その恐ろしさを知りたい方は、動画をチェックしてみてください。


ニコニコ動画 URL:http://www.nicovideo.jp/watch/sm27131326

問題はありながらもかつて盛り上がった文化が、改めて公式側から正式に提供されることで再び活気づくというのは、ユーザーにとっても嬉しい状況のひとつと言えます。加えて、公式としてはリリースしにくい「高難易度」ステージが生み出され、またクリアに挑むのも、新しい楽しみ方なのでしょう。

こういうった可能性の広がりはもちろん素晴らしいことですが、ステージ自体の面白さを突き詰めたステージにも、スポットライトが当たることを願うばかり。多彩な可能性を持つ『スーパーマリオメーカー』だけに、その幅広さを損なうことなく盛り上がって欲しいものです。

『スーパーマリオメーカー』は好評発売中。価格は、パッケージ版が5,700円(税抜)、ダウンロード版が4,700円(税抜)です。

(C)2015 Nintendo
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

任天堂 アクセスランキング

  1. 『マリオカート8 デラックス』初心者ドライバーが勝つための8つのポイント

    『マリオカート8 デラックス』初心者ドライバーが勝つための8つのポイント

  2. 『モンハンライズ:サンブレイク』ついに「ヨモギ」「カゲロウ」の過去が明らかに!壮絶な過去、そしてヨモギの正体とは?

    『モンハンライズ:サンブレイク』ついに「ヨモギ」「カゲロウ」の過去が明らかに!壮絶な過去、そしてヨモギの正体とは?

  3. スイッチ・PS4・スマホで遊べるゴルフゲーム9選―今年のGWは自宅でラウンドを回ろう!

    スイッチ・PS4・スマホで遊べるゴルフゲーム9選―今年のGWは自宅でラウンドを回ろう!

  4. 任天堂のゲームのトラウマ10選 ─ 思い出すだけで恐怖が蘇る!?

  5. 『モンハンライズ』太刀の操作方法・立ち回りを解説!「特殊納刀」がとにかく熱い、圧倒的な手数で敵を斬れ!【個別武器紹介】

  6. 『ポケモン ソード・シールド』ポケモン図鑑完成を目指すときのコツ!400種類コンプを目指そう

  7. 今こそやりたい究極の『人狼系』ゲーム3選!ゲーム実況で話題のタイトルから1人用のSF作品まで

  8. なぜ『スマブラSP』に「Vaultボーイ」が登場して驚くのかを解説! 実はマリオとならぶことが信じられないキャラクター

  9. 昔の『どうぶつの森』ではファミコンが遊べたって知ってた? 気になるタイトルをスイッチでプレイして、ファミコンの誕生日を祝おう!

  10. 『モンハンライズ』で手強いモンスターは?読者が選んだ投票結果ー苦しめられたハンターの生の声をお届け

アクセスランキングをもっと見る