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オンラインゲームのセキュリティー無効化プログラム販売の容疑で全国初摘発

NHKニュースは、オンラインゲームのセキュリティーを無効にするプログラムを売りさばいたとして、兵庫県の30歳男性が不正競争防止法違反の疑いで警視庁に逮捕されたと伝えています。

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NHKニュースは、オンラインゲームのセキュリティーを無効にするプログラムを売りさばいたとして、兵庫県の30歳男性が不正競争防止法違反の疑いで警視庁に逮捕されたと伝えています。

容疑者の男性は、オンラインゲーム運営会社「ゲームオン」が導入している、不正行為を防止するためのセキュリティーソフトを無効化するプログラムを、自身が開設したウェブサイトで40代男性に販売。容疑者が運営するウェブサイトでは、入会金17,000円と月額3,000円を受け取り、プログラムをダウンロードさせていたとのことで、これまでに2000万円ほどの不正な利益を得ていたとみて警視庁が捜査を進めています。

容疑者が販売するプログラムを導入することによって、ゲーム内で不正にプレイヤーが有利になるアイテムなどが入手できる、いわゆる「チート行為」が可能となるため、不正競争防止法違反の疑いがあるとしています。

オンラインゲームにおけるトラブルでの逮捕・書類送検については過去に以下のような例があります。

■RMT(リアル・マネー・トレーディング)
スクウェア・エニックス運営『ドラゴンクエストX』において、仮想通貨の売買をほう助するウェブサイトを運営していた男が、栃木県警により商標法違反の疑いで逮捕。サイト上でゲームの商標に酷似したロゴを使用。現在の日本の法律ではRMTそのものを取り締まる法律はない。(2015年2月)

■チート行為
ネクソン運営『サドンアタック』において、未成年3人が、神奈川県警により電子計算機損壊等業務妨害容疑で書類送検。運営サイドが意図しない動作をゲーム内で繰り返しさせることで運営業務に支障を生じさせた疑い。(2014年6月)

■不正アクセス
ガンホー・オンライン・エンターテイメント運営『パズル&ドラゴンズ』において、未成年2人が、大阪府警により不正アクセス禁止法違反容疑で書類送検。他者のアカウントのパスワードなどを聞き出し乗っ取った疑い。(2014年2月)


今回のように、“セキュリティーを無効化した”として摘発されるケースは全国ではじめてのことです。

【記事引用元】
NHKニュース:ゲームのセキュリティー無効化で初の摘発
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150513/k10010077801000.html
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》
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