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【インタビュー】ライブ直前の「LieN-リアン-」が語る赤裸々な想いと、CC2だからこそ可能な演出とは

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【インタビュー】ライブ直前の「LieN-リアン-」が語る赤裸々な想いと、CC2だからこそ可能な演出とは
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個性的な作品をリリースしているサイバーコネクトツーの様々なタイトルで、主題歌や挿入歌などを担当している音楽ユニット「LieN-リアン-」。ユニット名にも込められている「絆」を音で紡ぐ、その透明感溢れる音楽作りに魅了された方も少なくありません。

「.hack//G.U. TRILOGY」がきっかけとなり誕生した「LieN-リアン-」は、今年で結成から8 年を数えます。『.hack』シリーズはもちろん、『Solatorobo それからCODA へ』や『アスラズラース』など多彩な世界を音楽で表現し続け、昨年は初の単独ライブ「LieN -リアン- MUSIC LIVE 2014~Voyage~」を開催。そして、2 度目のライブとなる「LieN MUSIC LIVE 2014 Iris」が今年の4 月25 日に行われます。
今回のライブは、スクリーンに各タイトルの映像を上映しながら曲を綴る演出や、「LieN-リアン-」の初カバー曲となった『テイルコンチェルト』の主題歌「For little tail -LieN ver.-」の披露など、多彩な見どころが盛り込まれています。

こんな刺激的な「LieN MUSIC LIVE 2014 Iris」を目前に控え、「LieN-リアン-」のお二人がどのような気持ちで当日を迎えようとしているのか。その心境に迫るべく、ボーカルの三谷 朋世さん、そして作詞・作曲や編曲を手がけている福田 考代さんへの直撃インタビューを敢行。お忙しいスケジュールの中で時間を作っていただいたため、福田さんはなんととサイバーコネクトツー福岡本社からのライブ中継による参加という、物理的な距離を超えたインタビューとなりました。

◆「LieN-リアン-」へと至る“絆”


三谷さん

──本日はよろしくお願いします。まずは、「LieN-リアン-」結成のきっかけからお聞かせください。

三谷さん:「.hack//G.U.」の「やさしい両手」がPVで出た頃は、まだユニットを組んでおらず、それぞれ個人名で活動していたんです。その時に多くの方が「あれは誰が歌っているんだ?」と話題にしていただきまして。

──その反響がきっかけで、ユニットを結成しようという流れに?

三谷さん:すぐにということではなく、その次の作品の「.hack//G.U. TRILOGY」の時に、ユニットでやりませんかと声をかけていただきました。

──そのお話が来た時は、どのようなお気持ちでしたか?

三谷さん:本来ならもっと考えてお返事することなのかもしれませんが、社長からお話をいただいた時、即答で「お願いします」と(笑)。私たち(三谷朋世と福田考代)、実は幼なじみで、音楽大学もたまたま一緒だったんです。私は歌で、彼女はピアノ科だったので、よく伴奏をしてもらってました。

そんな感じで、これまでもユニットみたいな活動をしていたんですよね。なので、ユニットになったことですごく環境が変化したということはありませんでした。あ、今までよりも濃い活動ができるのかなという期待感は大きかったですね。

──なるほど、ワクワクされていたんですね。

三谷さん:考代ちゃんは、どうだった?

福田さん:(今の三谷さんの言葉が)パーフェクトな回答です(笑)。

三谷さん:以下同文なんだ(笑)。

──ユニット結成に当たって、福田さんの中でこれまでと変わった部分などはありましたか?

福田さん

福田さん:小さい頃から一緒だったこともあり、そのまま今の現状に至るという流れが本当に自然体だったんです。ユニットを作ったからといって楽曲の作り方が変わったということはないし、もっと市場を意識した作り方になったわけでもなく(笑)。「三谷朋世に歌わせたいもの」を作る私、というのは今も昔も変わりませんね。

彼女の音域は大学時代からずっと知っているので、「こういうメロディーにしたら絶対綺麗に聞こえる」というのも分かっていました。だから三谷朋世にお願いしたい、と会社に交渉したのが、「LieN-リアン-」に繋がる始まりでした。

──そこから「.hack//G.U.」そして「TRILOGY」へと結びついていくわけですね。

◆昨年行った初の単独ライブを振り返ってみて

──昨年、初の単独ライブとなった「LieN -リアン- MUSIC LIVE 2014~Voyage~」が開催されましたが、今改めて振り返ってみるとどんなライブだったでしょうか。

三谷さん:初の単独ライブということで、準備段階では相当プレッシャーがあったんです。ですが、スタッフやお客さんに非常に恵まれまして、本番当日が一番落ち着いていたかもしれません。

福田さん:私も同じような感じでしたね。一番緊張したのはゲネプロ(最終的な全体リハーサル)で、本番当日は「このスタッフなら大丈夫」という安心感や、お客さんと一体になれるライブならではの感動などが味わえて、すごく幸せな時間でした。

──お二人にとっても、かけがえのない時間だったんですね。では逆に、当時心残りだった点などはありますか?

三谷さん:一番は……天候ですね(笑)。当時の大雪で会場に来られなかった方もいたので、あの天気に関しては今も心残りです。だから、今年改めて来てくださる方と会えるのも楽しみにしています。

福田さん:スタッフの福岡組も、天候の影響でなかなか到着できなかったんですよ。私も含めて。リハーサルスタジオに行く時も、すごい雪の中をズブズブと歩いて行って(笑)。ツイッターなどでも「(雪の影響で)行けない」という声もありましたし、私たちスタッフの中にもインフルエンザにかかった人がいたので、「次の開催は春がいいよね」という話が持ち上がりました。

──スタッフさんもお客さんも、誰にも欠けて欲しくありませんよね。では、もちろんほかの事情もあったことと思いますが、前回の2月から今回の4月に時期が変わった要因のひとつとして……。

三谷さん:(雪の懸念が)あったんだと思います(笑)。

──万全を期して行われるわけですね(笑)。ちなみに「LieN MUSIC LIVE 2015 Iris」に至るこの1年間の道のりは、どのようなものでしたか?

三谷さん:去年のライブは会社の設立記念日当日だったんですが、この時に「LieN-リアン-」のライブを毎年開催すると宣言されまして、そのお話を聞いた時から「来年どうしよう」って思って(笑)。そんな幕開けでしたね。

この1年を振り返ると、ライブのタイトルにもなっている「Iris -アイリス-」というアルバムを出させていただいたのと、「LieN-リアン-」初のカバー曲をやらせていただいたのが、印象深い出来事でした。

福田さん:アルバムも出ましたし、『テイルコンチェルト』のサントラ「テイルコンチェルトパーフェクトサウンドトラック」にも歌を2曲入れたりと、歌モノの制作が多かったんですよ。加えて、弊社のほかのタイトルと平行しながらだったので、そのため夏や秋は特に大変でした(笑)。

──夏・秋が過ぎて冬になったら、今度はライブの準備でまたお忙しくなったのでは?

福田さん:はい、そうでした(笑)。特に「For little tail -LieN ver.-」は「LieN-リアン-」としての初カバー曲だったので、私が作った歌モノの中で最も時間がかかりましたし、一番苦労した曲かもしれません。

──大変な、そして充実した1年を過ごされたんですね。

◆「LieN MUSIC LIVE 2015 Iris」に挑む「LieN-リアン-」の心境から、込められた想いまで

──では、2度目の単独ライブ「LieN MUSIC LIVE 2015 Iris」が目前へと迫った、今の心境をお聞かせください。

三谷さん:去年のスタッフさんが今回も担当してくださるので、その点に関しては本当に安心しています。ここまで来ると、体調をしっかり管理し、万全の体勢で本番に挑むばかりですね。

福田さん:楽しみですね。そして当日を楽しむために、今必死で練習しています(笑)。頑張って盛り上げたいと思います。

──それでは、ライブで行う楽曲に関していくつか教えてください。まず、初のカバー楽曲であり、生歌披露も初めてとなる「For little tail -LieN ver.-」ですが、カバーゆえの苦労などはありましたか?

三谷さん:オリジナルがあるというのは、そのイメージが皆さんの中に定着しているということだと思います。なので、アレンジされて違う人間が歌うことで、「どういう反応があるのか」や「どう受け止めてもらえるのか」が、楽しみでもあり不安でもありますね。でもすごく「LieN-リアン-」らしいアレンジになっているので、期待してもらえると嬉しいです。

福田さん:『テイルコンチェルト』が出たのは17年前なんです。私自身も「For little tail」を17年間聴き続けてきたので、改めてこの曲をどうアレンジすればいいんだろうと悩みました。オリジナルを大事にした方がいいのか、世界観をそのままにしながらアレンジを加えればいいのか、試行錯誤の日々でした。

話し合いも随分重ねまして、その結果、自分が一番作りやすい「LieN-リアン-」の世界観を持つ曲にしようと辿り着いたんです。……しかし方向性を決めた後も不安はずっと残ったままで、作ってる途中の曲を何度も「これ、どう?」って朋ちゃんに送ったりしてました(笑)。

──まさに手探りだったんですね(笑)。

福田さん:普段は1曲作り上げてから渡していたんですが、このカバー曲はコード進行なども変えたアレンジを行ったので、半分作っては送ったりして、何度も確認してもらいましたね。最終的にレコーディングして歌が入った時にようやく、「これでよかったかな」と安心できました。ライブでも堂々と、これが「LieN-リアン-」のカバーです、と出せます(笑)。

──当日の生披露、楽しみですね。今回は「.hack」シリーズの楽曲も数多く入っていますが、ユニット誕生のきっかけになったシリーズだけに、特別な思い入れなどもありますか?

三谷さん:「やさしい両手」が色んなきっかけとなったこともあり、やはり「.hack」シリーズの曲はとても思い入れがあります。「.hack」=「LieN-リアン-」、というイメージを持っていらっしゃる方もいるほどですしね。それだけ、私たちにとって大きな存在でもあります。

福田さん:「.hack」シリーズは、最初が「やさしい両手」で、一番新しいのが「星をかぞえて」(「ギルティドラゴン 罪竜と八つの呪い」)なんですが、それまでにもたくさん曲を作っているんですよね。「.hack」シリーズは私たちにとってすごく大事な存在で、これからも「ぜひ私たちにやらせて」って本当に思う作品です。

──それぞれ思い出もある「.hack」シリーズの楽曲たちですが、その中でも強いて選ぶとすればこの曲、というのはありますか?

三谷さん:そうですね、難しいですけど……やはり「やさしい両手」になるのかな?

福田さん:私が当時、映像やシナリオを見てパッと閃いてすぐに書いたのが、「Liar's Smile」と「夜が明けるまで」でした。ちょっと切ないのに激しい、といった曲調が大好きなんです。それに「.hack」の世界観にも合っていますしね。

三谷さん:あ、私も「Liar's Smile」も入れようかなと思ってました。

■セットリスト
●Iris -ヒカリ-(昼の部)
・やさしい両手(「.hack//G.U.」より)
・真実の行方(「.hack//G.U.」より)
・時の階段(「.hack//Link」より)
・晴天桜花(「.hack//Versus」より」
・それからCODAへ(「Solatorobo それからCODAへ」より)
・時代の向こうへ(「.hack//Link」より」
・追憶 ~優しくキミは微笑んでいた~(「.hack//G.U.」より)
・世界の終りと君と僕(「.hack//」より)
・with friends!(「ドットハック セカイの向こうに」より)
・カールのテーマ(「.hack//Link」より)
ほか

●Iris -シズク-(夜の部)
・やさしい両手(「.hack//G.U.」より)
・真実の行方(「.hack//G.U.」より)
・時の階段(「.hack//Link」より)
・晴天桜花(「.hack//Versus」より」
・それからCODAへ(「Solatorobo それからCODAへ」より)
・Re-CODA(「Solatorobo それからCODAへ」より)
・Liar's Smile(「.hack//G.U. TRILOGY」より)
・優しくキミは微笑んでいた(「.hack//G.U.」より)
・ナミダの想い(「.hack//Link」より)
・夜が明けるまで(「ギルティドラゴン 罪竜と八つの呪い」より)
ほか

──「やさしい両手」は、昼の部・夜の部の両方で行われますが、「Liar's Smile」と「夜が明けるまで」は「Iris -シズク-(夜の部)」だけでしたよね。「こういう曲が好きな方は夜の部がお勧め」といった傾向などはありますか?

三谷さん:お昼は、「~Voyage~」ライブの時のお客様アンケートに書いていただいたリクエスト曲を入れているのと、アップテンポめの明るく楽しい楽曲も多めなのが特徴ですね。「with friends!」なども入っています。

福田さん:夜の部は、今仰った「Liar's Smile」といった、心に沁みる曲が多い感じですね。ゲーム映像を一緒に流す曲も多いので、気持ちが更に高ぶると思います。

──ゲームを遊んだ方にとっては、映像と共に楽曲を聴くと感慨もひとしおですよね。一部は、昼だけや夜にしか見られない映像もあるとお聞きしましたが、そうなるとできれば両方参加したくなりますね。



三谷さん:そうですね。どちらの部も、見応え聴き応えあると思います。

福田さん:歌も映像も弊社で作っているので、(こういうライブができるのは)サイバーコネクトツーならではだと思うんです。ほかではなかなか難しいんじゃないかなと。あと映像のクオリティも高いので、「ひとりの客として、この舞台を見たい!」と感じました。実際に開発した側なのに、映像をチェックして鳥肌が立ったほどです。

──リクエスト曲や初カバー曲の生演奏、そしてゲーム映像による演出など、「Iris」ライブには嬉しい刺激もたっぷり用意されているんですね。これは気の早い話ですが、3回目のライブはかなりハードルが上がりそうな予感がします。

三谷さん:何をしましょうかね。まだ、(福田さんの)ピアノソロという切り札もありますが(笑)。

──それはいいですね、是非(笑)。

福田さん:やだー!(笑)

三谷さん:ずっと言ってるんですけど、なかなか「うん」と言ってくれなくて。1年かけて説得します(笑)

──よろしくお願いします(笑)。では今回のライブで、特に意識して伝えたい、表現したと思うポイントを教えてください。

三谷さん:去年のライブは、じっくり聴きにき来て下さったという雰囲気でしたし、今回もそういう感じになると思います。その中で、心がほっこりしたりとか、元気になってもらえたら嬉しいです。

──ありがとうございます。福田さんはいかがでしょうか。

福田さん:「me too」(笑)。

三谷さん:また出た(笑)。

福田さん:それでは、ええと……やはり、お客さんとの一体感だと思います。演奏者もお客さんも、曲を通して同じ感情がわき上がってくるので、会場全体でライブを作り上げていきたいですね。

三谷さん:(CDやゲームと違い)ライブだとその場で、気持ちのやりとりや交流が生まれるので、そこがライブならではの魅力ですよね。お客さんが泣いているのを見て、思わずもらい泣きしたこともあります(笑)。

──泣かせている張本人なのに(笑)。感情が行き来するというのはいいですね。それでは最後となりますが、ライブを楽しみにしている方々に向けてメッセージをお願いします。

三谷さん:「LieN MUSIC LIVE 2015 Iris」は2回公演ということで、時間も曲数もたっぷり増えました。そのため、これまでなかなか披露できなかった曲も行えますし、映像と一緒に楽しめる曲も多数あります。新しいアルバムの曲やカバー曲も入っている、盛りだくさんなライブになっているので、楽しみにしていてください。

福田さん:今回のライブは、ウチのタイトルを少しでも遊んだことがある方は絶対楽しめると思うんです。映像もありますし、歌う楽曲数も増えています。歌と映像が合わさり、「.hack」の世界や「リトルテイルブロンクス」の世界を堪能してもらえると思います。どうぞご期待ください。

──期待が高まります。本日は、ありがとうございました。



■「MUSIC LIVE 2015 Iris」詳細
ライブ特設サイト URL:http://www.cc2.co.jp/lien/iris/

(C)CyberConnect2 Co., Ltd.
《臥待 弦(ふしまち ゆずる)》

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