人生にゲームをプラスするメディア

「iPhoneをゲームボーイにするケース」海外で開発中…実際にカセットで遊ぶことも

ゲーム用周辺機器の開発で有名なHyperkin社が、iPhoneでゲームボーイをプレイできるようになる周辺機器を開発しています。

任天堂 その他
Smartboy
  • Smartboy
1989年に発売して以来、『ポケットモンスター 赤・緑』など、数々の名作ゲームと共に任天堂を牽引してきたゲームボーイ。もしあなたのiPhoneで、これらの名作をプレイ出来るとするなら。そんなゲームマニアには夢の様な話が、今ロサンゼルスにて実現されようとしています。

「元々はエイプリルフールのネタで終わるはずが、最終的に本気で作ろうという話になったんだ。」このプロジェクトを立ち上げたHyperkinは、プレスリリースで自分たちが本気で商品化を目指していると打ち明けました。

smartboy



Hyperkin社はゲーム周辺機器を主に取り扱う海外の企業で、3DS用のスクリーンプロテクターからN64用のコントローラーまで幅広く手がけており、web上の通販も受け持っています。

そんなHyperkin社から、「Smartboy」と銘打たれたこの機器は、iPhone6 Plusの周辺機器として開発されており、カセットを挿入するためのカートリッジに、お馴染みのABボタンや十字ボタンも完備。連動するアプリと共に、スマートフォンならではの美しいスクリーンとバッテリーでユーザビリティを向上させつつ、ゲームボーイならではの洗練された操作性をしっかり維持したものになる予定です。

「色んな人が楽しんだレトロゲームを、現代の機器を通して、今の若い人にも遊んでもらいたい。」と語る開発チームのChris Gallizzi氏は、このSmartboyがiPhoneのみならず、Android等にも向けて制作する予定だと明かしました。

ただし、問題となるのはやはり権利問題。海外においてもユーザーの間では意見が割れており、このデバイスに使われるエミュレーターのソースや、そもそもエミュレーターを行使するデバイスそのものの合法性などが問われています。

それでも、幼い頃に遊んだ名作を、当時と同じ感覚で遊べるとは夢のある話です。まだまだコンセプトが発表された段階ですが、各権利関係をどのようにクリアするのかを含め、今後の動向が注目されます。
《》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

任天堂 アクセスランキング

  1. 「スイッチ2」キーカードが減るかも?ゲームカードに低コスト・小容量モデルが登場の噂

    「スイッチ2」キーカードが減るかも?ゲームカードに低コスト・小容量モデルが登場の噂

  2. 【特集】『星のカービィ』一番強いのはどれだ!?最強コピー能力10選

    【特集】『星のカービィ』一番強いのはどれだ!?最強コピー能力10選

  3. 昔の『どうぶつの森』ではファミコンが遊べたって知ってた? 気になるタイトルをスイッチでプレイして、ファミコンの誕生日を祝おう!

    昔の『どうぶつの森』ではファミコンが遊べたって知ってた? 気になるタイトルをスイッチでプレイして、ファミコンの誕生日を祝おう!

  4. 【特集】『スプラトゥーン2』イカしたオシャレを極めろ!おすすめギア&コーデ8選

  5. 『あつまれ どうぶつの森』ホラーで有名な「アイカ村」が再び夢で登場……! 恐怖の島を体験せよ

  6. 『あつまれ どうぶつの森』BGMは24時間いつも違うって知ってる? おすすめの曲が流れる時間帯を紹介

  7. 時期が悪いおじさんも匙投げる「今後も時期悪い」―CPU、メモリ、グラボ、SSD…PCパーツの値段の変動はどの程度

  8. なぜ『バイオハザードGAIDEN』は黒歴史になったのか? ゲームボーイカラーで発売された幻のタイトルを解説【『バイオハザード』25周年特集】

  9. 『あつ森 ハッピーホームパラダイス』ムーディーな空間は“光と音”から生まれるーあの家具にこんな使い道が?【ワンランク上のコーディネート術】

  10. 『あつまれ どうぶつの森』島の名前アイデア50選!命名に迷っている人は要チェック

アクセスランキングをもっと見る