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あのユークスが漫画連載!JKプロレス漫画「ロリクラ☆ほーるど!」作家インタビュー…プロレス愛からパンツのエンタメ性まで

「ロリクラ☆ほーるど!」とは、濃厚なプロレスネタを女子高生が展開させるという、プロレスコンテンツの中でも異色の作品。『闘魂烈伝シリーズ』や『WWEシリーズ』などプロレスゲームの雄・ユークスが贈るほのぼの日常系漫画です。

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ロリクラ☆ほーるど!
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―――そういう意味では、今のスマホゲームは羨ましい環境だと言えますか?

Chihaya:そうですね。一つの手段としては理想です。オンラインでストーリーを配信するというやり方も考えられるんですけど、ゲームである以上は、ユーザーの操作によってどうこうするものなんですよ。「プロレス箱庭」の中で最後にやらなきゃいけないのは、キャラクターを自分たちで創造して、彼女たちのバックボーン、ストーリーを自分たちで発信して、読者に共感していただければ、将来的にはゲームにできます。

―――消息筋からちらっと「ゲームにするかも知れない」という話も聞こえてきたんですが……。

Chihaya:まだまだ彼女たちはインディレスラーなので、「これくらいの話題でゲームにしてもらえると思うなよ!」的な感じでしょうか。

koma:作画としても頑張ります……。

Chihaya:まずは連載から単行本を目指して行きます。

―――担当編集さんも変わったようですね。

Chihaya:なんて事のないネタなんですが、プロレス的な演出です! 新しい担当さんも熱心な方ですよ。

koma:漫画の編集さんと話すのは楽しいですね。

Chihaya:漫画を客観的に見て、読者にとっての面白さや分かり易さを分析して言葉にできる力を持ってますから。ちょっと講談社さんにも戦略があるようで、初代担当はプロレスに詳しい方だったんですが、新担当は「読者目線で作品を見てくれる」んです。

koma:それは本当にありがたくて、アドバイスの仕方なんかも変わってきました。知っているからこその弊害、みたいなものもあるんですよね。

Chihaya:そう言えば、今書いているオチも変わったよ。

koma:えっ!?

一同:(笑)

Chihaya:最後の「ベビーフェイス」にしてみたよって言葉、「あれは通じないと思います」って事で、使わない事にした。

koma:あぁぁぁぁ……通じないっすかね?

一同:(爆笑)

―――掲載にあたり、タイトルを変更されたのはどうしてですか?

Chihaya:「ロリクラ」は、技の名前を略して呼び合っている中で生まれたものです。元々タイトルを変えてくれとは言われていたんですよ。「ぶかつのじかん」ではなくプロレスに絡めたものを、と。色々考えたところ、私がゲームの仕事を始めた頃に分からなかった言葉である「ロリクラ」を選びました。先輩たちの「ロリクラがバグっちゃてるよ!」って言葉を聞いて「ロリコンかな?」みたいな。響きの面白さと「女の子の漫画である」という事を想起させるけれども、ただの技の名前というのが面白かった。

koma:技の名前を知っている私でも、最初は「ロリクラ」で分かりませんでした。ただ、一般的な人が名前から想起する「ロリ」ではなく、プロレスを感じてもらえるようになるまで頑張ります。

―――商業化にあたり、従来の「ぶかつのじかん」ファンからの声などはどうでしたか?


Chihaya:webはただで見れますし、たまに行くと漫画がポンっと入っていてプロレス成分を補充できる、という流れでした。漫画はまとまっていますし、先ほども言ったように、プロレスの箱庭を充実させていくのが私の大目標なので、キャラクターのバックボーンが出るようなお話、プロレスをちょっとでも連想させるようなストーリー展開などは喜んでいただけているんではないかな、という手応えはあります。

―――読者からの反響は、webの書き込みやツイッターやアンケートですね。

Chihaya:一番嬉しいのは、掲載されるという事に対して喜んでいただけた、という事ですね。「応援していたインディレスラーがメジャーに行った、というような喜びがあった」とおっしゃっていただいた事もあり、それが本当に嬉しかった。それはつまり「最初から応援してくれていた」という事ですから。そんな昔からのファンの方にも「俺は彼女たちの事を昔から知ってんだよ」と言えるようなレベルになるまでビッグなものにしていきます!

―――今後の展開としては、アニメやゲーム……ですか?

Chihaya:確かにアニメやゲームになる想像をするのは嬉しい事だし楽しい事なんですが、漫画にするという事自体が、我々にとって「ゲームでできなかった事への挑戦」みたいなところがありまして、むしろ「もうこれやるしかないか!」という表現の仕方なんです。ある意味ゴールなんですよ。どのメディアでもなくて、漫画が一番凄いんじゃないかって。もちろんゲームは好きですが、漫画の持つ表現の仕方が私は好きで、それでしかできないもの、やりたいお話がいっぱいありますので、私の中にどれだけプロレスへの想いがあり、どれくらい女子高生たちにフィードバックできるのかと。それを作り上げて読者さんからの反響を受ける事が楽しみです。あれこれ手を伸ばす前に、漫画の事をちゃんとやりたいという思いを持っています。

webはタダなので、まずそちらから入っていただくのも手ですし、YM3を手にとってお楽しみいただくのもOK! まだまだ今後も面白い仕掛けを展開していきますので、これまでのファンの方々も、これから目にかけてくださる方々も、宜しくお願い致します!

―――まず漫画ありきで、より広がれば次の展開を、という事ですね。これからの展開も本当に期待しています! 本日はありがとうございました!
《平工 泰久》
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