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『龍が如く0』ミニプレイレポ&インタビュー!PS4版は60fpsで、描画力はシリーズ史上最大に

セガより2015年3月12日に発売が予定されているPS4/PS3ソフト『龍が如く0 誓いの場所』の体験会が、東京・秋葉原にて開催されました。

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セガより2015年3月12日に発売が予定されているPS4/PS3ソフト『龍が如く0 誓いの場所』の体験会が、東京・秋葉原にて開催されました。

1988年の東京、そして大阪を舞台にした『龍が如く0 誓いの場所』は、シリーズの物語を語る上では欠かせない桐生一馬と真島吾朗の原点が描かれるということで、発表当初から非常に高い注目を集めていた作品です。そんな本作が初めてプレイアブル出展された今回の体験会には、午前中から多くのファンが足を運んでいる様子で、時には30分以上の待ち時間を要する盛況ぶり。来場者の年齢層も幅広く、相変わらず女性のファンも多い印象でした。


体験版では桐生を操作する神室町パートと、真島を操作する蒼天堀パートに別れており、それぞれ15分間プレイ可能。両方はプレイしたい人も多かったようで、繰り返し行列に並ぶ姿が目立ちました。

また、筆者もファンに混じり蒼天堀パートを体験してみました。真島はオーソドックスなバトルスタイルのほか、バットを利用した攻撃が特徴のパワースタイル、ブレイクダンスの動きを取り入れたスピードスタイルも存在します。これらのスタイルは戦闘中に十字ボタンで瞬時に切り替えることが可能です。

スピードスタイルは一見するとトリッキーな動きをするため、操作が難しそうに見えますが、実際は従来と同じく、□と△ボタンの組み合わせで華麗な技を繰り出せます。手軽に格好いい技が次々に飛び出るので、「真島らしさ」を追求したい人にはおすすめのスタイルといえるでしょう。そしてパワースタイルは常にバットを持っているため、攻撃だけでなく防御面でも非常に優秀な印象を受けました。ひたすら殴って相手に隙を与えない。爽快感を楽しむには最適のスタイルです。



同日には『龍が如く』シリーズ総合監督の名越稔洋氏と、『龍が如く0 誓いの場所』チーフプロデューサーの横山昌義氏によるサイン会も開催。こちらも体験会に劣らない長蛇の列となり、熱心なファンで溢れかえっていました。色紙はもちろん、会場で販売されていたグッズや、自宅から持ってきたゲームソフトにサインをしてもらう人も見受けられ、思い思いにイベントを楽しんでいる様子でした。

また今回は、名越氏、横山氏にインタビューを行う時間が設けられていたので、そちらの内容も紹介します。ゲーム発売へ向けた意気込みはもちろん、12月22日開催の大阪での体験会についても聞くことができました。

―――体験会の会場を見ての印象を教えてください。

名越氏:体験会はこれまでも何回かやらせていただいていることですけど、ユーザーさんに受け入れられるように祈っている気持ちは変わらないです。楽しいというよりかはドキドキした心境ですね。

横山氏:ここに辿り着くまでにさまざまな調整をしてきたので、ユーザーさんがどう遊んでくれるのだろうという緊張感はありました。ですが、今日の朝から今まで体験会の様子を見ていると、バトルのスタイルを切り替えながら戦うなど、私たちが意図していた遊び方を皆さんがしてくれていて、しかも皆さんとても上手かったので安心しました。

今日を皮切りに全国での体験会もスタートしていきますが、そこでもぜひ新しいアクショ
ンに触れてもらいたいです。

―――今回は1988年を描いていますけど、表現の部分でもっとも力を入れたのはどこですか?

名越氏:資料もたくさんありますし、私をはじめ当時を知るスタッフもたくさんいます。そういった人間の意見を取り入れつつも、世相にも意識をしながら作りました。『龍が如く』はドラマが軸にあります。そして世相が違えば人間も違うし、ドラマも変わってきます。脚本に関しては横山が作るのですが、それに見合った外堀を作れるように意識しました。

横山氏:名越からは開発が始まったころから「1988年ならではの人物の行動、考え方を入れてほしい」と言われていました。なので、メインシナリオだけでなくサブストーリーでも当時の考え方が垣間見えるように作ってあります。この時代を知っている人なら「昔はこういう人もいたよね」と懐かしい気持ちになると思いますし、若い人でも「なんでこんな考え方になるんだ」といった具合に、新しい発見があるはずです。

―――舞台になっている神室町と蒼天堀、それぞれの見どころを教えてください。

横山氏:技術的な話をすると、一画面の中に表示されているオブジェクトの数は、『龍が如く』史上最大なんです。それは人の数だけでなく、自転車や原付き、ゴミなどすべてです。今回はPS3とPS4のマルチで発売しますが、PS3版は性能をギリギリまで使っていますね。ですが処理落ちもせずに安定しているので、「ここまで作れるようになったか」と感慨深い気持ちになります。

また、PS3版は処理上遠くに見えるものはローモデルに切り替えていますが、PS4版に関しては奥まですべてモデルを切り替えることなく表示できています。加えてPS4では秒間60フレームを実現している点も魅力ですね。神室町など現代の繁華街が60フレームで表現されるのは初めてですから、注目してほしいです。見慣れた街ですけど、全然違う印象になっています。

―――バトルスタイルでは真島のダンサーが注目されがちですが、桐生ではどのような戦い方ができるのですか?

横山氏:バトルスタイルは桐生と真島、それぞれに3種類ずつ用意されていて、桐生だと「壊し屋」というスタイルが面白いですね。今までの『龍が如く』だと○ボタンで周囲の武器を掴んで攻撃していましたが、「壊し屋」だとアクションの中で自動的に武器を掴んでくれます。ユーザーさんの中にも武器を掴むのが億劫で、結局目の前の敵を素手で殴る方が多くいました。そういった方でも、武器を利用した戦いがすぐに楽しめると思います。

何より「壊し屋」は、繁華街で暴れている様子を一番上手く再現しているので、とにかく暴れまわって町中をメチャクチャにしたいと思っている方にはすごく楽しいと思います。

―――12月22日には大阪でも体験会を開催しますが、こちらの詳細を教えてください。

名越氏:東京と同じく本作の体験をメインにしながらも、ゲストとして竹内力さんをお招きする予定です。体験会の会場は蒼天堀のモデルにもなった場所なので、リアルとバーチャルが一体になったイベントになるかと思います。

横山氏:『龍が如く』のモデルになった場所で体験会を開くのは初めてのことなんです。体験版を遊んでいると今自分がいる場所と同じスポットが現れるという楽しいイベントになるのではないでしょうか。また、当日の夜には「セガ生」も現地から放送しますので、合わせて楽しんでほしいです。

―――最後に、ユーザーへ向けたメッセージがあればお願いします。

名越氏:楽しんでもらえると確信して作っていますし、体験会にもたくさんの方が来場しており嬉しいのですが、決して油断せずに頑張って店頭に送り出します。

横山氏:開発も佳境に入った段階であると同時に、今日は初めてユーザーさんが『龍が如く0』に触れた日でもあります。これでゲームの全貌が明かされたわけではなく、今後もどんどん新情報を発信していきますので、注目していただければと思っています。

―――ありがとうございました。

《ユマ》
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