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【そそれぽ】第103回:年末年始の新定番、誕生なるか?『ご当地鉄道 ~ご当地キャラと日本全国の旅~』をプレイしたよ!

任天堂 Wii U

『ご当地鉄道 ~ご当地キャラと日本全国の旅~』タイトル画面
  • 『ご当地鉄道 ~ご当地キャラと日本全国の旅~』タイトル画面
  • 日本中を旅しなgらご当地キャラを仲間にしてファンを増やしまくるのが目的
  • 地域の特産品はアイテムとして登場、ファン獲得のカギにも?
  • 土地ならではのお祭イベントも発生
  • おじゃまキャラ「おじゃポン」、ホントに勘弁してください…
  • 年1回の「ご当地キャラ大賞」はファン大量獲得のチャンス
  • ファンをとにかくたくさん獲得して優勝を目指せ!
  • 実績を満たせば新たな「ご当地キャラ」も登場?
インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第103回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

と、その前に悲しいお知らせがあります。速報です。明日から12月です。うわー!ぎゃあああぁ!!今年何してたっけ!?思い出せない!!いや、しかしここは冷静にゲームレポートをお伝えせねばなるまい・・・。そう、この時期ならではのゲームのレポートをみんな待っているはずなのだ・・・。

というわけで、今回プレイするのはバンダイナムコゲームスのWii Uソフト『ご当地鉄道 ~ご当地キャラと日本全国の旅~』です。

年末年始は、親戚が集まったり宅飲みしたりと、多人数で遊べるパーティーゲームの需要が急上昇する季節。毎年恒例で、すごろく系ゲームを多人数でプレイしている人も少なくないと思います。Wii Uと3DSで同時発売の本作ですが、基本的なゲーム内容はどちらも大体同じ。3DS版はダウンロードプレイや、本体を交代で回してプレイすることも可能で、ソフト1本でマルチプレイができる点も同じです。しかし!今回は、大画面をでみんなで共有しつつワイワイやることを想定したいので、あえて据え置き機であるWii U版をプレイしてみます。それでは、早速プレイしていきましょう。


◆『ご当地鉄道 ~ご当地キャラと日本全国の旅~』ってどんなゲーム?



■王道「すごろく×鉄道」のパーティーゲーム
日本全国を舞台にサイコロの目の数だけ進める「すごろく×鉄道」なパーティーゲーム。プレイヤーは「ご当地キャラ」のプロデューサーとなり、各地のご当地キャラを仲間にして、そのファンをたくさん集めることが目的です。目標ファン数を設定して誰が一番早く目標を達成できるからを競うモードと、年数を設定して期間内にできるだけ多くファンを集めるモード、2種類のルールでライバルたちと競い合います。CPUを混ぜた1~3人プレイも可能。相手に選べるCPUは、キャラによって強さや行動パターンが異なり、難易度も変わってきます。

■ややこしそうでシンプルなルール
マスに止まれば何かしらイベントが起きてファンはどんどん増えていきます。最大4キャラの仲間のご当地キャラを引き連れて日本全国をすごろくで旅しながら、ルーレットで決まる目的地を目指しましょう。仲間のご当地キャラは、ゴールしたり、「スカウトマス」に止まったり、ライバルからアピール勝負で奪い取ったりして増やすことができます。ゴールを目指すことも大事ですが、仲間にしたご当地キャラたちにたくさんファンを付けることも勝利へのポイントとなってきます。


◆勝負のポイントと盛り上がる逆転要素



■ご当地キャラ特有の「すご技」
仲間にしたご当地キャラは、サイコロの数を増やしたり、移動するマスの数を調整したり、あるいはライバルの邪魔をしたりといったことができる特殊能力「すご技」を必ずひとつ持っています。持っている「すご技」はキャラごとに異なり、その使いどころはプレイヤー次第。使うと「ヘトヘト」状態になり、温泉地などの「回復マス」に止まって回復させるまで「すご技」が使えなくなるので、ここぞというときに使いたいですね。

■「アピール対決」でファンごとキャラを奪い取る!
VSと書かれた「アピール対決マス」に止まるか、ライバルと同じマスに止まると、プレイヤーとライバルの手持ちのご当地キャラ同士による「アピール対決」が開始されます。ご当地キャラが持っている3種類のパラメーターの「☆」の数は、対決する上での基礎パワーになるので、勝敗の大きな鍵となります。基礎の「☆」の数に加えて、振ったサイコロで出た目の数の「☆」を足し、最終的に「☆」の数が多い方が勝利となります。ぶっちゃけパラメーターの名前とかはどうでも良く(笑)、ルーレットで決まる上中下段のどこのパラメーターに止まるかで、対決相手のパラメーターとの相性が決まります。例えば・・・

【自分のご当地キャラ】
 ☆
 ☆☆☆☆
 ☆
【相手のご当地キャラ】
 ☆☆☆☆
 ☆
 ☆


こんな場合、ルーレットが中段に止まると自分が有利、上段に止まると相手が有利、下段に止まると有利不利なしといった感じです。ただし、対象のご当地キャラにファン数が多いと基礎の☆にボーナスが付くことも。その上でサイコロを振り、合計の数が多い方が勝利となり、アピール対決を仕掛けた側が勝った場合は、相手のキャラをファンごとまるまる自分の仲間にすることができ、仕掛けた側が負けた場合はキャラこそ奪われないもののファンを逆に奪われてしまいます。ファンの多いご当地キャラは、ライバルからもちろん狙われやすくなりますが、☆の数が有利になり勝負に勝ちやすい面もあります。

■「卒業」をさせるか否か
連れ歩けるご当地キャラは最大4キャラ。5キャラ目が仲間になる場合、1人を「卒業」させるワケですが、「卒業」は決してネガティブなものとは限りません。卒業させることで一線を退いた「ご当地キャラ」は、誰にも奪われる心配がなくなりつつも、プレイヤーの“総ファン数”には貢献したままなので、多くのファンを要するキャラをあえて卒業させるのもひとつの戦略となります。ただし、多くのファンを要したキャラは上記の通りアピール対決が有利になったりもするので、状況に合わせて「卒業」のタイミングを考えましょう。プレイスタイル次第です。また、プレイヤーの仲間が3キャラ以下に減ってしまったときに、卒業したキャラが助けに来てくれることもあります。

■年に1度の「ご当地キャラ大賞」と「ご当地アイテム大賞」
プレイヤーの番が一回りで1ヶ月、つまり12周で1年が巡るこのゲームには、年間に2つの「大賞」があり、この2つの大賞がご当地キャラのファン数に大きなボーナスを与えます。「ご当地キャラ大賞」はそのまま、その年活躍したご当地キャラに更なるファンがつくというもの。「ご当地アイテム大賞」はなかなか渋い要素で、「アイテムマス」などで入手したアイテムの数などを競う大賞です。アイテムには、流行のアイテムがあったり、地域コンボが発生したりと、さまざまな要素が詰まっています。「アイテムマス」をスルーしていると、「ご当地アイテム大賞」で思わぬ逆転を喰らうことも・・・。どちらの「大賞」も侮れない要素です。


■やっぱりいるのかこういうキャラ「おじゃポン」
本人に悪気はないのだけれど、プレイヤーの邪魔ばっかりしてくるキャラクター「おじゃポン」。ランダムでマップ上に現れて1位のプレイヤー目指して移動します。「おじゃポン」と接触したプレイヤーは、必ず「おじゃポン」を一定期間仲間にしなければならず、全パラメーター☆なしなのにアピール対決に出てきて、負けたら仲間のキャラに責任をなすりつけるわ、持っているアイテムはバラ撒かれるわ、基本的に良いことなし。出現したら、「すご技」「新幹線」「飛行機」などで全力で逃げる、あるいは、ほかのプレイヤーと接触させるように上手く移動することをオススメ。逆に仲間になってしまったら早く卒業させるのが得策ですが、ほかのプレイヤーと同じマスに止まって擦り付けることも可能。とにかく、1位になっているからといって油断は禁物なのです。


◆気になったところ



■司会「ごとうちてつお」がしゃべることに・・・
バリエーションが少なすぎます。複数年プレイをしていると、毎年同じ月に同じことを言っている感じです。7月7日が七夕だけじゃなくポニーテールの日なのは、もうわかりました(笑)。地域のうんちくなど、もっとバリエーションを増やしてほしかったです。

■短期間で遊ぶと呆気無すぎる
デフォルトでは「ファン100万人」だったり、期間が「1年」だったりしますが、これだとかなり呆気無くゲームが終わってしまいます。確かに手軽ではあるのですが、ゲームが盛り上がってくるのは1~2年プレイしてから。プレイする際は、セーブによる中断ができることも考慮して、長めの期間でプレイすることを筆者個人としてはオススメします。

■最初からすべてのご当地キャラが出てくるわけではない?(要検証)
最初からかなりの数のご当地キャラが登場していますが、いわゆる「実績」的なやり込み要素が存在し、これらを集めることで開放されるご当地キャラもけっこういるようです。中にはグッズなどが大人気の“あんなキャラ”や“こんなキャラ”もここに含まれているようですが、それほど難易度が高くないとは言え、こういったキャラクターたちを隠し要素にする必要があったのかやや疑問を感じました。

■愛着のあるキャラにもっと愛情を注ぎ込みたい
さまざまな地域のご当地キャラが代わる代わる仲間になっていくのは本作の魅力でもありますが、逆に、ひとつのキャラにもっと愛情を注げるような「ご贔屓キャラ」のような要素も欲しかった気がします。現状でそれをやるのは“縛りプレイ”に近いものになってしまうので・・・。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆


◆総評


年末年始はこれ1本で充分盛り上がれる!
子供も安心の内容で、わかりやすさと戦略性が両立した良作!


このテのゲームの大半は、争い合うポイントが「お金」だったりしますが、本作は「ご当地キャラ」たちの「ファン数」。その分“毒っ気”が少なく感じられ、捉えようによっては“子供向き”にも感じられます。しかしそれは表面上の問題に過ぎず、実際は逆転の機会とその防衛策をしっかり考え合う、戦略性に満ち満ちたボードゲームと言えそうです。

日本を舞台にしたすごろく系ボードゲームはほかにもありますが、本作は「ご当地キャラ」にスポットを当てているため、より各地域の特色が出た内容となっています。アイテムやマップ上の絵柄でその地域の特産品を覚えたり(そもそもご当地キャラが特産品をモチーフにしていることが多いですよね笑)、その土地ならではの伝統行事がイベントだったり、普通に社会・地理の教育ソフトとしての要素も充分に秘めているのではないでしょうか。お子さんがプレイすれば、日本の地理に絶対強くなりますよ(笑)。“毒っ気”の少なくいろいろなキャラクターが出てくるゲームなので、小さなお子さんでも安心してプレイできると思います。

プレイ年数を長めに見積もったルール設定の方が個人的には楽しめます。2~3年目頃から、奪い合うファン数が10万人単位になっていき、1キャラ「アピール対決」で負けようものなら一気に逆転といったこともありえます。チャンスが到来した場合は、プレイ相手を選んで“接待プレイ”をしましょうね(笑)。一言だけ言っておきたいのは、大人同士が本気でプレイし合うと、かなりエグいことになりそうだということです(笑)。そっちに期待している人もご安心あれ。

【こんな人にオススメ】
・年末年始に複数人でプレイする簡単なゲームを探している人
・すごろく系ボードゲームが好きな人
・家族でゲームをプレイする人
・ご当地キャラ・ゆるキャラが好きな人

これだけのご当地キャラ・ゆるキャラが集うことって、今後あるのでしょうか?(笑)平均、各都道府県に2体以上。今年「ゆるキャラグランプリ」を制した「ぐんまちゃん」に続く、来年グランプリに輝くキャラもきっとこの中にいるはずです。それってけっこうすごくありませんか?(笑)よほど新しいキャラクターが、よほど突発的に人気にならない限り、流行り廃りなく、長くプレイできるソフトだと思うので、1本持っておくとイイ感じに楽しめると思います。

地味ですが、Wii U版でプレイした筆者は、各ご当地キャラのCGで表現された“着ぐるみ感”に感動しました。そこまで再現しなくてもってぐらい、各ご当地キャラが“着ぐるみ”っぽいです(笑)。3DS版でも今回記事に書いた興奮は手軽に覚えられると思いますが、あえて据え置き機のWii Uを使って大きな画面で皆でプレイするのも一興ですよ!


【そそれぽ】第103回、いかがでしたでしょうか?いよいよ年末商戦。皆さん思い思いに欲しいタイトルがリリースされると思います。われわれの真の敵はサイフの中身です!次回もどうぞお楽しみに!


『ご当地鉄道 ~ご当地キャラと日本全国の旅~』は、好評発売中。価格は、Wii U版が6,170円(税抜)、3DS版が5,210円(税抜)です。

※各キャラクターの権利表記は公式サイトをご参照ください。
http://gotouchitetsudou.bngames.net
(C)BANDAI NAMCO Games Inc.


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》

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