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【TGS 2014】まるで別作品?グラフィックと操作性が大幅に向上した『ファイナルファンタジー零式 HD』プレイレポ

『ファイナルファンタジーXV』の体験版も同梱されるということで話題となっている『ファイナルファンタジー零式 HD』ですが、東京ゲームショウではPS4/Xbox Oneそれぞれがプレイアブル出展されています。早速遊んできましたので、インプレッションをお届けします。

ソニー PS4
【TGS 2014】まるで別作品?グラフィックと操作性が大幅に向上した『ファイナルファンタジー零式 HD』プレイレポ
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『ファイナルファンタジーXV』の体験版も同梱されるということで話題となっている『ファイナルファンタジー零式 HD』ですが、東京ゲームショウではPS4/Xbox Oneそれぞれがプレイアブル出展されています。早速遊んできましたので、インプレッションをお届けします。

■4年の歳月を経て、次世代機で復活
『ファイナルファンタジー零式』は2011年に発売されたPSP用RPG。PSP作品とは思えないグラフィックと作り込みで、UMD2枚組みという大作としてリリースされました。PSPの限界に挑戦した作品がPS4/Xbox Oneという次世代機のプラットフォームで登場することが今年の6月に発表された際には国内のみならず、海外でも大きな反応があったことは記憶に新しいと思います。

■別作品と思えるほどの映像の美しさ
今回はPS4版、Xbox One版がそれぞれプレイアブル出展されていました。両機種でプレイをしましたが、グラフィックや操作性などは違いを感じることはなく、次世代機のパワーを体感することができました。

体験版はゲーム序盤のミッションである「トゴレス要塞攻略戦」をプレイすることができます。すぐにミッション(戦闘)に入るのですが、画面の美しさはPSP版のそれとは比較にならないほどキレイです。後述の操作性の大幅な向上も相まって、まるで別のゲームをプレイしているといっても過言ではありません。

中盤でゴーレムとの戦闘シーンや召喚獣を呼び出すシーンは圧巻の一言。会場で体験できなかった方はぜひトレーラーで確認してみて下さい。正直YouTubeで見るよりキレイです。



■圧倒的に改善された操作性がよりゲームを面白く
すでにPSP版をプレイしているユーザーはご存知の通り、シリーズ作品に比べて非常にアクション性が高い本作。今回の体験版ではレム・エース・セブンの3名を使うことができました。各ボタンにアクションが割り当てられており、入力することで対応した技(攻撃やファイアなどの攻撃魔法、ケアルなどの回復も)を繰り出すことができます。

キャラクターの動きや戦闘の操作感はPSP版そのままでしたのでキャラの特徴などは割愛しますが、右スティックでカメラアングルを切り替えられるようになったことで、一気に快適度があがったと感じられました。ロックオンしている場合は右スティックでターゲットの切り替えが可能になっています。

■次世代機のマシンパワーを存分に楽しめるリマスター作に
縦マルチではなく、次世代機専用で開発が進められていることもあり、まさにHDリマスターの名に相応しい作品になっています。グラフィックはもちろん、操作性も大きく向上しているのでPSP版のユーザーも十分に楽しめる仕上がりになりそうです。

唯一気になったのは、混戦になったり壁際で戦っているとカメラに味方や敵などが大きく写ってしまい視認性が大きく低下することです。筆者が下手なだけかもしれませんが、なかなか抜け出せず手間取ってしまうことがありました。カメラの回転速度やキーコンフィグで調整できるようになっているとありがたいなと感じました。

『ファイナルファンタジーXV』の体験版も同梱されているということで、そちらだけでも注目が集まりますが、体験版を試遊した限りでは本作も非常にクオリティの高い作品となっていることは間違いないと思います。今回はミッションだけを遊べましたが、ベースとなる魔導院もありますし、フィールドマップもありますし、マルチプレイの機能もありました。これらの要素がどのようにブラッシュアップされているかも気になるところです。

『ファイナルファンタジー零式 HD』はPS4/Xbox Oneで2015年3月19日発売予定。価格は7,344円(税込)です。
《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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