新プロジェクトとして発表された『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』は、これまでのシリーズとは世界観などを一新し、シリーズの新たな柱となるべく立ち上げられた一作です。前回はそのキャラクターたちを紹介しましたが、今回はゲームシステムの情報を世界観と共にお届けします。
◆大日本帝国の法廷
近代的な司法制度が導入され、ようやく弁護士という制度ができるなど、まさに法の黎明期を迎えていた明治時代。主人公、成歩堂 龍ノ介が初めて立つ大舞台となるのが、この法廷です。まだ、弁護士という職業が軽視されていた時代で、どのような裁判が展開されていくのでしょうか。
◆2つのパート
本作は「探偵パート」と「法廷パート」に分かれており、これを交互に進めていることで物語が進行していきます。まい゛事件が発生したら、「探偵パート」で事件現場などを調べて証言や証拠を集めていきます。そして「探偵パート」で集めた証言や証拠品などを武器に「法廷パート」で戦い、事件の真相を暴いてきます。
■探偵パート
事件現場を調べて証拠品を集めたり、関係者からの証言を集めたり、法廷で戦う材料となるものを収集。このパートで集めたものは、真実にたどり着くためのカギになります。
■法廷パート
探偵パートで集めた証言や証拠品を武器に、ウソをついたりムジュンした発言をする証人や検事らと戦います。ウソやムジュンには、それほ証明するモノをつきつけて、「異議あり!」と叫びましょう。
◆共同推理
本作の主人公である龍ノ介は、「ツッコミ」や「ハッタリ」を得意とし、逆転の発想で数々の依頼人を免罪から救ってきた「弁護士」成歩堂龍一の先祖。そして今回、新たに判明した重要な人物、シャーロック・ホームズといえば、言わずと知れた世界的に有名な「名探偵」。驚異的な観察力と優れた洞察力であらゆる事件を解決してきた天才的な推理力の持ち主です。
「弁護士」の先祖と「名探偵」の元祖であるこの二人が出会うことによってもたらされる本作の醍醐味のひとつが、この「共同推理」。探偵パートでは、二人が「共同」で「推理」を組み立てていき、ひとつの真実を導き題しています。
ホームズは鋭すぎる観察眼と自由すぎる膵力で、放っておくとトンでもな超絶推理の領域へ行ってしまいます。プレイヤーは龍ノ介として、その推理のおかしいところをツッコみ、真実へ導いていきましょう。
『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』は、2015年発売予定。価格は未定です。
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