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【日々気まぐレポ】第64回 figma最初期の傑作「初音ミク」に見るアクションフィギュアの今と未来

【日々気まぐレポ】第64回 figma最初期の傑作「初音ミク」に見るアクションフィギュアの今と未来

2014年9月14日(日) 16時00分
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    figma 初音ミク
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インサイドを御覧の皆様、こんにちは。ライターひびきによる「ほぼ」隔週連載「日々気まぐレポ」、第64回目でございます。

今話題の「figFIX」、皆さんはもうチェックされましたでしょうか?インサイドでもニュースでお伝えしましたが、第1弾として『艦これ』の「島風」が中破ver.で登場するとのこと。その名前の通り、figmaシリーズと一部表情パーツなどに互換性があり、組み替えて遊べる「非可動の」スタチューでということで、つまるところ動かないfigmaといったアイテムになっているそうです。固定ポーズにはなってしまいますがその分、関節等細部の造形がよりリアルに。また、figmaシリーズ共通のスケールということもあり値段も抑えめ。これは新たなフィギュアのプラットフォームとしてはかなり理想的なのではないでしょうか。

figmaは比較的低価格のアクションフィギュアとして登場したものの、最近はやや手が出にくい値段のモノも少なからず登場していました。そこで、いっそ割り切って非可動フィギュアとして低価格帯の商品を展開、互換性でプレイバリューも合わせて確保している……うむ、これは売れる(確信)。「figFIX」はスタチューにはあまり馴染みがなかったブンドド派にも魅力的に映る訴求力があるように思えます。というか実際欲しいですもん。figmaのスピンオフとしてのみならず、コレクションフィギュアのプラットフォームとしても新たなスタンダードになりうる可能性を秘めている「figFIX」。今後のラインナップにも期待です。

さてそんな今週は「発掘ゲーム玩具レビュー」番外編としまして、figma「初音ミク」をご紹介。こちらはボーカロイド「初音ミク」さんのfigma第1弾。今から6年前の2008年に発売されたfigmaシリーズの第14弾です。シリーズでもかなり最初期のアイテムで、今や200体を超えるラインナップを誇るfigmaシリーズの二桁番目。爆発的にヒットした商品でもありましたので、そこまでレアいわけではないのですが今一度、こちらのアイテムを2014年の視点でじっくり見て行きたいかと思います。

◆あれから増えた初音ミク・バリエーション


今回ご紹介している「figma 初音ミク」が発売された頃、ミクさんはネット界隈では既にトップアイドルとも言うべき存在でした。その後もミクさん人気はとどまるところを知らず、皆さんがご承知の通り現在は国民的バーチャルアイドルとも言えるに至るまで上り詰めたわけですが、その過程でミクさんの「figma」も様々なバリエーションで展開されていきました。

「ライフステージバージョン」や「応援バージョン」といったマイナーチェンジモデルから、「アペンドバージョン」、「2.0」といったフルモデルチェンジ版、さらに毎年展開されている「レーシングミクバージョン」、他にも「雪ミク」や「制服バージョン」、「らき☆すた」に登場した「コスプレバージョン」などなど……ありとあらゆる姿のミクさんがfigmaとなって発売されてきました。おそらくfigmaで展開されている同一のキャラクターの中では最多なのではないでしょうか。違ってたらごめんなさい。

◆フラグシップモデル的存在


かなり気合を入れて作られたであろうこのfigmaミクさん第1号。可動域もさほど現在の主流商品から見劣りすることもなく、メタリック調の塗装の質感もバッチリ。顔の表情などはむしろ現行の「2.0」バージョンと好みが分かれるくらいの仕上がりですので本当に良く出来ています。

付属品も表情パーツ、交換用手首の他に「マイクスタンド」「ネギ」といった基本となるアイテムがしっかり付属。まさに当時のfigmaのフラグシップモデルとも言うべき商品に仕上がっていました。

◆当時と今


発売当時は「figma」そのものが可動フィギュア界隈において既に画期的なアイテムでしたが、このミクさんは特にエポックメイキング的な商品として世に送りだされていました。今となっては当たり前となった「軟質パーツによる可動域の確保」などもこの頃はまだ珍しく、ミクさんのスカート部分に使用されているのを見た時、衝撃を受けたことを覚えています。なるほど、アクションフィギュアにもこういう表現方法があったか、と。

無論、それから5年後に発売されたfigmaミクさん最新版となる「初音ミク 2.0」ではさらなる表現の進化を遂げています。巧みな関節分割による可動範囲とプロポーションの追究、髪にクリアパーツを用いることで演出される透明感などなど、やはり革新的。figmaミクさんはその時々の表現力の粋が集められた「時代を代表するアクションフィギュア」とも言うべき存在なのではないでしょうか。

果たして次はどんな表現でアクションフィギュアを次の段階へ導いてくれるのか、今後発売されるミクさんバリエーションに期待が高まります。

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(C)Crypton Future Media,INC. www.piapro.net


■筆者紹介:ひびき
ゲームやアニメが大好きな駆け出しライター。
基本的に「フィギュアは動かしてナンボ」と考えており
ついつい、関節がヘタるまで遊び潰してしまう
おもちゃ畑の人間にして拗らせた神姫ファン。
「figFIX」的な展開を武装神姫で期待したのも今は昔。

Twitter:@hibiki_magurepo

(Article written by ひびき)

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