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【GC 14】『MGS V:TPP』では、ダンボールとフルトンが劇的に進化!さらにオンライン要素の一部も判明

デモの舞台となるのはE3で公開されたステージと同じアフガニスタン。以前とは異なるルートと潜入手法を用いることで、オープンワールドになった本作が秘めるプレイスタイルの多様性を強調しています。

ソニー PS4
ドイツのケルンで13日から開催されている欧州最大のゲーム見本市gamescom 2014。プレスと業界人向けに開かれた初日、ビジネスエリアのコナミブースにて、『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTON PAIN』の新たなゲームプレイデモが披露されました。E3とは異なる攻略方法と新アセットをレポートします。

デモの舞台となるのはE3で公開されたステージと同じアフガニスタン。以前とは異なるルートと潜入手法を用いることで、オープンワールドになった本作が秘めるプレイスタイルの多様性を強調しています。さらに今回初となる新アセットもお披露目。シリーズを通して愛される段ボール箱の可能性に迫りました。



冒頭で流れるムービーカットはこれまで公開されてきたものと同様。9年のブランクを経て再び戦場に舞い戻ったレジェンド、ビッグボスの登場シーンです。プレイパートに入ってからは、コミカルな攻略法でゲームを進行。まず、移動手段として用いた馬の糞を道にばら撒くことによって、避けようとした敵の車両をスピンさせる技術を紹介。背後から忍び寄り敵の兵士ごとフルトン回収システムで空の彼方へ。観客の笑いを誘いました。

敵地に潜入した後はダンボール箱の新機能をお披露目。箱を被った状態から上部のふたを開けて攻撃することや、被ったままで立ち上がることが可能になりました。その中でも拍手喝采を浴びたのは、段ボール箱の新用途。ダンボール移動中に敵の注意を引いた場合、敬礼する敵兵士やビキニ姿のお姉さんが上面にプリントされた箱を装備して立ち上がることによって、敵の目を欺くことができます。



敬礼する兵士の絵柄を見た敵は、敬礼を返しそのまま立ち去るというマヌケぶり。セクシー美女を遠くから視認した敵は全速力で駆け寄ってきます。FOXエンジンによってAIが進化した本作でも、無能兵士のコミカルな一面は顕在です。さらに、セクシーダンボールには別のバリエーションも。一見、側面に薔薇の花が描かれただけの箱ですが、折りたたまれた部分を展開することによってヌード写真に早変わり。敵兵士の目を釘付けにした状態で側面へ飛び出すことが可能です。

加えて、フルトン回収システムの応用編を紹介。放置された敵車両にC4を仕掛け、フルトンで打ち上げた後に攻撃ヘリの真下で起爆。限られたリソースで敵の脅威をいかに排除するか。オープンワールドにおける自由な発想が、ゲームプレイに個性や多様性を持たせる一面を大いに強調するワンシーンでした。生まれ変わったダンボール箱の持つ可能性も無限大。熱烈なファンの手によってユニークな潜入方法が生み出されることは間違いありません。



最後に、他のプレイヤーが築き上げたマザーベースに潜入して兵器や資源をフルトンで盗み出すゲームモードも初披露されました。その後、デモプレイはスネークが潜入中のベース所有者である別のスネークに発見され攻撃を受けるところで終了。オンラインでのマルチプレイ要素の1つと思われますが、詳細な情報については明らかにされておらず、新たな『METAL GEAR ONLINE』に関するものなのかは定かではありません。来月の東京ゲームショウ2014での続報に期待しましょう。

記事提供元: Game*Spark
《Game*Spark》
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