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90年代までのパソコン・マイコンに限定したオンリーイベント「レトロデジゲー博」レポート

90年代までのパソコン・マイコンに限定したオンリーイベント「レトロデジゲー博」が開催!シューティングゲーム体験に長蛇の列!おとなはバーで一杯飲める!準備会企画展示もあり!眠っていたソフトが蘇った方も!

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90年代までのパソコン・マイコンに限定したオンリーイベント「レトロデジゲー博」レポート
  • 90年代までのパソコン・マイコンに限定したオンリーイベント「レトロデジゲー博」レポート
サッカー・ワールドカップの日本初戦が行われた6月15日(日)、地下鉄銀座線・末広町駅からほど近い、秋葉原のパーツショップなどが立ち並ぶ一角のイベント会場で「レトロデジゲー博」が開催されました。

このイベントは、同人ゲームの展示・頒布イベント「デジゲー博」のスピンオフ。90年代までのパソコン・マイコン、いわゆるレトロ機種で動作するゲーム限定版です。

会場は日本対コートジボワール戦の真っ最中の11時半スタートでしたが、同好の士が多数集まり、盛り上がりをみせていました。


梅雨時期の晴れ間に、外神田3丁目の通運会館2階で開催!


シューティングゲーム体験に長蛇の列!おとなはバーで一杯飲める!


今回会場で見られた“動く”レトロ機種はPC-6000シリーズ、PC-88VA、MSXturboR、FM-TOWNS、X68000など。対応ソフトが実演されていて、実際にプレイしたり、作者と談笑したりと、みなさんまったりと楽しんでいました。

「上海アリス幻樂団」さんのブースではシューティングゲームをプレイしたいお客さんで長蛇の列! そのすぐ横では、秋葉原に店舗を構える「GAME BAR A-Button」さんが出張販売していました。ゲームプレイの順番を待つ間もレトロPC談義をしつつ、一杯飲めるのでした。ちょうどクーラーの風が直撃する涼しい場所でしたし(笑)。

興味深かったのは、特定非営利活動法人つまりいわゆるNPOの「ゲーム保存協会」さん。公式HPによると、「ゲーム保存に関する専門技術や知識を備えた有志らによって運営されているNPO」で、「ジャンルを超えて知識を共有し、ゲーム文化と文化財の継承のために活動する団体を立ち上げようとして始まった」ということだそうです。こちらも、来客が途切れない状況でした。

ところで、先週行われたレトロエクスプレス(紹介記事はこちら)とこのイベント。“レトロ”というテーマは共通していますので、2週連続参加のメーカー・サークルもちらほら。一部ご紹介しましょう。


X68000用ゲーム販売メーカー「(資)自転車創業」さん。


PC-6000シリーズに関するサークル「TinyProject」さん。


MSXturboR用オリジナルタイトルが動いていた「TARGET AREA/Rabbit Soft Worker's」さん。

準備会の企画展示もあり!眠っていたソフトが蘇る!


準備会用意した企画展示は2つ。ひとつは「押し入れから出てきたそのソフト、レトロデジゲー博で動かしてみませんか?」というキャッチフレーズの「フリー展示コーナー」。動くハードがなくて宝の持ち腐れだったソフトが、この会場に準備会によって設置されたハードによって蘇るというもの。

もうひとつが、約10年前にアクアプラスより発売されたPDA・携帯ゲーム機「P/ECE実機&資料展示」。

「P/ECE Hand Book」「P/ECE Hand Book Vol.2」も展示されていました。

「レトロデジゲー博」の本家イベント「デジゲー博」は11月16日に開催されます!
・デジゲー博
・開催:2014年11月16日(日)
・会場:秋葉原・UDX2F AKIBA SQUARE
・サークル受付開始:7月1日(火)
・詳細はこちら→デジゲー博HP
《金田一ワザ彦》
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