『ロックマンゼロ』を手がけた実績を持つ同社と、ゲームデザイナー・稲船敬二氏による強力タッグが放つ2Dアクションゲーム『蒼き雷霆 ガンヴォルト』。これまで、「ショット」と「雷撃鱗」を組み合わせた爽快感と奥深さを併せ持つ攻撃システムや、主人公であるGVことガンヴォルトやヒロインのシアンをはじめとする多彩なキャラクターたち、そして「ハイスピード、ハイテンション、そしてライトノベルのような世界観」をテーマに作り上げられていくこだわりの表現などが明かされてきました。
フルボイスにより演出されるボスとの掛け合いは、臨場感を一層増してくれると共に、アクションに集中したい人に向けて、アクション中の会話とボイスのON/OFF機能も実装しており、幅広いプレイスタイルに対応してくれる嬉しい配慮も見逃せません。
そんな本作に登場する、手強くも魅力的なボスクラスの敵と、彼らが登場するミッション、そして大いなる力である第七波動(セブンス)を制御するための触媒である「宝剣」の存在などが、このたび明らかとなりました。ボスの放つ強力な攻撃の数々、手強いミッションの概要など、プレイする前に確認しておきたい情報ばかりとなっているので、じっくりチェックし、本作をプレイするその日に備えておきましょう。
第七波動(セブンス)を制御するための触媒。通常、能力者は第七波動の源である“能力因子”を体内に宿している。
皇神(スメラギ)によって管理されている能力者は、因子の大半を体外へ摘出することで、日常生活において過度な能力が発現しないようセーフティがかけられているのだが、その際摘出された能力因子を隔離管理するための“器”が宝剣である。
皇神(スメラギ)の能力者は有事となると、管理機関の承認を経た上で宝剣内に移植された能力因子を解放。宝剣ごと能力因子と融合することで、変身(アームドフェノメノン)を行う。
宝剣の存在により皇神の能力者はその安全性と社会的地位を保証されているのだが、まだまだ第七波動(セブンス)には未解明な点が多く、宝剣も完全な制御機構とは言えないものである。
皇神(スメラギ)の化学工場地帯を警備する“爆炎(エクスプロージョン)”の能力者。かつてカラーギャングのリーダーとして名を馳せていたが、モルフォの歌に惚れ込み皇神(スメラギ)の戦闘部隊に志願した経歴を持つ。
膨大な熱エネルギーを球形に圧縮し着弾と共に爆発燃焼させるアングリーボムや、火焔をまとわせた足技を中心とした戦闘スタイルを得意とする。
・スライディング
一瞬で最高速となる爆裂な加速力を生かした足払い。
・アングリーボム
3方向に炸裂弾を連射する。
・ボルケーノアックス
GVを目掛けて天空から振り下ろされる炎を纏った蹴撃(カカトオトシ)。
・ユニコーンドロップ
炎柱を壁蹴りしながら空に駆け上がり炸裂弾を周囲にばら撒き、逃げ場をなくしたところを飛び蹴りで追撃する。
・フェイントアサルト
ユニコーンドロップ中に急遽方向転換しつつ空間を蹴り、小型エネルギー弾を発生させる。
・サンシャイン・ノヴァ
ディトナのスペシャルスキル。周囲を埋め尽くす炎の弾幕攻撃、発動中はディトナの防御力も上昇する。
■ミッション「爆炎」(ボス:デイトナ)
アシモフからの依頼。それは皇神(スメラギ)の保有する化学工場への奇襲攻撃だった。依頼を受けたGVは自動運転の資材運搬用列車に乗り込み、攻撃目標の化学工場を目指す。列車へ潜入したGVの元に放たれる皇神の試作兵器。試作第十世代型戦車“スパイダー”。GVはスパイダーを撃破し、化学工場内部へと潜入する。
皇神(スメラギ)に囚われている“生命輪廻(アンリミテッドアニムス)”の能力者。魂を操り無限の生命を紡ぐ“究極の能力”の持ち主だったが、皇神(スメラギ)はその力を完全に制御することができず能力は暴走。彼女を収容していた研究施設は一夜にして壊滅することとなった。皇神(スメラギ)の洗脳により好戦的な別人格を植えつけられており、意志薄弱な主人格はその別人格の言いなりとなっているようだ。
クナイ形状にカーボン加工した毒蛇を武器として扱い、投げつけた蛇をゾンビとして蘇生させ敵に襲わせる不意打ち攻撃を得意としている。
・蛇手裏剣
苦無(クナイ)を投げつける攻撃。苦無は地面に落ちると蛇に変化してもう一度GVに襲い掛かる。
・ジャコードウィップ
攻撃に使用する鞭をポールに巻きつけながらフィールドを高速移動する。
・バイパーロンド
二人のエリーゼによるコンビネーションタクティクス。鞭と蛇手裏剣を連続で繰り出しGVを追い詰める・
・ジェラシックゴルゴン
エリーゼと視線を合わせると石化状態になってしまう特殊攻撃。石化するとGVは動けなくなり、受けるダメージも大幅に上昇する。石化はレバガチャで解除することができる。
・リザレクション
エリーゼのスペシャルスキル。片側のエリーゼが撃破されても、もう一人のエリーゼの能力で蘇ることができる。倒す方法はあるのか?
■ミッション「葬魂」(ボス:エリーゼ)
皇神(スメラギ)が管理するとある倉庫に夜な夜な幽霊が出るという。ジーノが調査したところ、この倉庫の地下には謎の空間が広がっていることが判明した。GVはジーノからの依頼により地下施設の調査を始める。そこでGVが目にしたもの。それは荒廃した実験施設の跡地だった。光届かぬ常闇の底で、GVは施設に取り残されていた一人の女性と出会う。
皇神(スメラギ)に囚われている“翅蟲(ザ・フライ)”の能力者。自らの肉体を蝿状のエネルギー体に変換し、あらゆる物質を分解、取り込むことができる。
度重なる実験の影響で宝剣でも制御しきれないほどに第七波動(セブンス)が暴走しかかっており、普段はViVId(ヴィヴィッド)と呼ばれる実験用植物から採取されるS.E.E.D(シード)という特殊な薬品によって制御されている。
皇神(スメラギ)に囚われる以前は誰からも好かれる好青年だったようだが、今の彼にかつての面影はない。
・マッドネスイーター
羽虫化したストラトスが球状に変化して、体当たりを仕掛けてくる。
・サーベイジミニオンズ
地面に卵を植えつける。植えつけた卵からは羽虫が生まれ、生まれた羽虫は即座にGVに襲い掛かる。
・タワーリングラトニー
地中から飛び出した大きな口に変化したストラトスが、GVを喰らおうと連続で追い続ける。
・デュアルタイラント
二つに分裂した本体から羽虫で攻撃する。羽虫は雷撃鱗バリアで防ぐことができるが、続けて本体が体当たり攻撃を仕掛ける。
・デスティニーファング
ストラトスのスペシャルスキル。
左右に展開したパーツから周囲の羽虫を集め巨大化する一撃必殺の攻撃。巨大化しきる前に、ストラトスを撃破するかパーツを破壊しなければならない
■ミッション「彩花」(ボス:ストラトス)
皇神(スメラギ)が独占する特殊医療薬「S.E.E.D(シード)」。それはかつて「ジャム」と呼ばれる奇病に対する特効薬として生み出された物だったが、現在では能力者を操るための洗脳手段として用いられるようになっていた。フェザーはこれ以上S.E.E.D(シード)による被害者を増やさないために、S.E.E.D(シード)の原料となる実験植物「ViVId(ヴィヴィッド)」の根絶をGVに依頼する。依頼を受け、研究所に潜入したGVが目にしたのは、まるで怪物のように巨大化したViVIdの姿だった……。
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全部で7人いる、宝剣を携えた皇神の能力者「七宝剣」。そのうちの3人がこのたび明らかとなりましたが、宝剣所持者はあと4人も残っています。GVの行く手を阻む強大な敵はまだその全容を表しておらず、激しい戦いを予感させる情報が今後も続くことでしょう。続報にもご期待ください。
『蒼き雷霆 ガンヴォルト』は、2014年夏配信予定。価格は未定です。
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