海外ニュースサイトが報じるところによれば、2012年度の報告ではおよそ5000万ドルほどの純利益を上げており、今回発表された収益合計は前年度の2倍以上の数字を叩き出したことになります。Wall Street Journalでは「Mojangの従業員は約40名ほど。1人あたりの売上は813万ドルに達している」とも発表されています。また、2000人以上のスタッフを擁する海外ゲームスタジオZyngaではスタッフ一人あたりの売上は約44万ドルほど。『Candy Crush Saga』などで知られるKingでは一人あたり283万ドルほどとされています。
現在も定期的に巨大なアップデートやバグフィックスが行われ続けている『Minecraft』ですが、正式版のリリースから3年の月日が経ちながらも未だに売上を伸ばし続けるのは異例の大ヒットと言えるでしょう。また、Mojangの役員であるCarl Manneh氏は「普通なら発売後の売上は徐々に落ちていくはずだが、『Minecraft』に関してはまったくその心配がない。新規プロジェクトに挑戦する財政的な余裕もあるのでプレッシャーも感じていないし、社外のオーナーから圧力を受けることさえない」と語っています。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
ゲームビジネス アクセスランキング
-
9割がお蔵入りする個人制作ゲーム、完成させる秘訣は - IGDA日本SIG-Indie研究会レポート
-
「日本と海外におけるゲーマーにとってのリージョン制限」・・・イバイ・アメストイ「ゲームウォーズ 海外VS日本」第22回
-
【GDC 2013】ディズニー&ピクサーのヒットタイトルに見られるストーリーの黄金律とは? 現役クリエイターがあかす方程式
-
【レポート】紳士ゲー『ぎゃる☆がんVR』ついにお披露目!窓に挟まった美少女を後ろから覗いてみた
-
USJのVRジェットコースター「XRライド」がヤバ過ぎる…レールのない空間を走り、前振りなく急落下する
-
なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る
-
【CEDEC 2011】ゲームクリエイターのキャリアを考える/セガ石倉氏と専修大・藤原氏