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SCE、インディーズ開発環境サポートの一環として複数の開発ツールを無償提供 ― PS4向けゲームの開発・提供を加速

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  • PS4を発表するアンドリュー・ハウス氏
ソニー・コンピュータエンタテインメントは、PlayStation 4向けインディーズ(独立系)タイトルの開発環境の更なる強化を図りたいとの声明を発表し、複数の開発環境の無償提供を開始します。

ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下、SCE)と英国のミドルウェアメーカー・ヨーヨーゲームスが、戦略的提携について合意。ヨーヨーゲームスの開発するゲーム制作環境「GameMaker:Studio」をPS4開発者向けに提供を開始します。あわせてSCEもゲーム制作環境「MonoGame」をPS4開発者向けに提供すると発表しました。これらの取り組みによって、世界中の開発者が、すでに利用している開発ツールと共に「GameMaker:Studio」「MonoGame」の開発環境を活用することで、PlayStationならではの幅広いゲームタイトル開発が可能となります。

また、PS3およびPS Vita向けのゲームタイトルの開発に最適化された米国のユニティ・テクノロジーズが提供する「Unity」から、PS4向けの“Early Access Version”が2014年4月より提供開始されます。「Unity」「GameMaker:Studio」「MonoGame」は、多くの教育現場やインディーズ(独立系)開発者から高い支持を得ており、試作品から本格的な作品まで、さまざまなゲームタイトルの開発が可能です。

以下は、SCE代表取締役社長兼グループCEOのアンドリュー・ハウス氏からのコメントです。

■アンドリュー・ハウス氏からのコメント
SCEは、インディーズ(独立系)開発者の皆様の活動を強力にサポートしています。開発者様の皆様からのご意見をもとに、より効率的にゲームタイトルの開発を行っていただけるよう、ゲームタイトルの内容にあわせて「Unity」、「GameMaker:Studio」、「MonoGame」などをはじめとする幅広いツール&ミドルウェア群を開発者の皆様に自由にお選びいただける環境を実現しました。

世界中の開発者の皆様にこれらのツール&ミドルウェア群をはじめ柔軟性をもった開発環境を提供することで、今後も数多くの独創的なタイトルをご提供いただき、「プレイステーション」ならではのエンタテインメントの世界をより一層拡大してまいります。



◆開発環境の提供について


■GameMaker:Studio
SCEとライセンス契約を結んでいる開発者は、SCEおよびヨーヨーゲームスの共同開発によってPS4向けに最適化された「GameMaker:Studio」を無料で利用することができます。これにより、開発者が制作した2Dゲームを、600万人を超える全世界のPS4ユーザーに向けてより簡単に提供することが可能です。

例えば、「GameMaker:Studio」の「Export(出力)機能」を利用することで、『Hyper Light Drifter』(Heart Machine)、『Samurai Gunn』(Teknopants)、『Risk of Rain』(Hopoo Games)、『Home』(Benjamin Rivers)、『Nuclear Throne』(Vlambeer)といった人気のPC向けゲームタイトルをより効率的にPS4に移植し、PS4向けゲームタイトルとしてユーザーの提供することができます。

■MonoGame
「MonoGame」は、C#をベースにしたオープンソースエンジンとして、SCEとライセンス契約を結んでいる開発者に提供されます。「MonoGame」が最初に活用されたPS4向けのインディーズタイトル『Towerfall: Ascension』(Matt makes Games)は、ユーザーからも高く支持されており、さらに『Mercenary Kings』(Tribute Games)や『Transistor』(Supergiant Games)など、今後発売されるPS4向けタイトルの開発にも「MonoGame」が活用されています。

■Authoring Tools Framework
SCEは、ゲームタイトルの開発に利用できるSCE ワールドワイド・スタジオ(以下、SCE WWS)が開発した「Authoring Tools Framework」(ATF)を「GitHub」のウェブサイト上にて無料提供します。SCEの提供するATFはこれまで、『The Last of Us』や『Beyond: Two Souls』(ともにSCE WWS)などのヒットタイトルの開発にも使用されています。

ATFは「GameMaker:Studio」や「MonoGame」、さらにPlayStationプラットフォーム向けグラフィック描画ツールとしてこれまで提供している「PhyreEngine」とあわせて、ゲームタイトルのツール&ミドルウェア群の一つとして利用することができます。なお「PhyreEngine」は、今後発売予定の『Secret Ponchos』(Switchblade Monkeys)などPS4向けタイトルにも利用されており、SCEが支援する開発ツールとして、ライセンス契約を結んでいる開発者に提供されます。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

これまでに1000以上のインディーズ開発者がPS4への参入を表明し、現在も100タイトル以上が制作されています。SCEは、今回のインディーズ開発者向けの取り組みなどを通じて、ゲームタイトル開発の複雑な作業プロセスの軽減や、柔軟かつ充実した支援制度を設け、ゲームソフトウェア開発者の多様なニーズに合わせた開発環境を強力にサポートしていきたいとしています。
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》

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