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「Wii Uには可能性がある」eShopで2タイトルを相次いでリリースしたレイニーフロッグを直撃

任天堂 Wii U

レイニーフロッグ バイアス・アンソニー代表
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  • わいわい!みんなでチャレンジ
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  • まちがいさがしパーティー
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Wii U eShop向けに『わいわい!みんなでチャレンジ』と『まちがいさがしパーティー』を相次いでリリースしたレイニーフロッグ。余り聞き慣れない社名だ、ということで同社のバイアス・アンソニー代表を直撃しました。

アンソニー氏は英国ロンドンの生まれ。大学卒業後、現地のVirgin Interactiveに就職。同社在籍中に、日本のゲームの現地向けローカライズを行っていた関係で日本人と交流があり、独特な文化に惹かれ来日。日本ではActivision Studio Japan、元気、マーベラス・インタラクティブ、インターチャネル、インターグローなどに勤務。ゲーム制作やローカライズに携わりキャリアは20年強。昨年、レイニーフロッグ合同会社を立ち上げました。

会社員時代は『バイオハザード』(Resident Evil)、『RUNE』(Lost Kingdoms)、、『閉鎖病棟 DIMENTIUM』(DEMENTIUM: THE WARD)などのローカライズや、『レインボーアイランド』、『ニュージーランドストーリー』、『パイロットになろう!Flying AllStars』、『キャラチェンコ』などの開発に携わりました。完全オリジナル作品の『キャラチェンコ』はかなりの力作で、『トモダチコレクション』を彷彿とさせるゲームですが、時代が早すぎたのか販売は奮わなかったそうです。

マーベラス・インタラクティブ時代に子会社のRising Star Gamesを通じて手掛けたのが「豪シリーズ」(GO Series)。これは日本のデベロッパーが作った複数のニンテンドーDSiウェアを「豪シリーズ」というレーベルでまとめ、海外で展開するというもの。アルテピアッツァ、Gモード、プロペ、スザク、トムクリエイト、スマイルブームなど多数の企業が参加。約20タイトルが発売されたそうです。

レイニーフロッグとしてはまずはWii Uのダウンロードタイトルを手がけていくということで1月22日に『まちがいさがしパーティー』、2月12日に『わいわい!みんなでチャレンジ』という全年齢向け作品をリリースしました。アンソニー氏はWii Uというプラットフォームを選んだ理由として、「欧米では非常に多くのタイトルがダウンロードで配信されているものの、殆どが日本に入ってこないこと」「今のところ競争が緩やかでチャンスがあること」を挙げました。加えて、アンソニー氏はWii Uに可能性を見出していると話しました。「今は厳しい状況だと思いますが復活すると思ってます。これから『マリオカート8』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』など良いゲームがどんどん登場するので市場は盛り上がるでしょうし、任天堂には期待をしています」

『まちがいさがしパーティー』はSanuk Games(フランス)、『わいわい!みんなでチャレンジ』はKnapNok Games(デンマーク)といういずれも海外の小規模デベロッパーが手掛けた作品です。原題は『Spot The Differences: Party!』『Spin The Bottle』というものですが、レイニーフロッグは日本ユーザー向けに丁寧なローカライズを実施。言語だけでなく、ゲームタイトルや宣伝素材なども日本向けにアレンジをしていくということです。

アンソニー氏の目論見通り、Wii U eShopのトップページでもフィーチャーされている『まちがいさがしパーティー』はセールス面でも好調だということです。

また、Miiverseの『まちがいさがしパーティー』コミュニティも比較的投稿がされていて、中には力作の間違い探しイラスト(左右に分割して、少し異なる絵を描く)を投稿しているような人もチラホラ見られるということで、「とても嬉しくなる」と話していました。

一方、欧米で提供される良質なゲームタイトルを発掘したとしても少人数のレイニーフロッグではカバーできないゲームも出てくると言います。そうした場合はアンソニー氏が今までに培ってきたネットワークを活かし、日本企業へのライセンス紹介といったことも行い、『上海3D』(3DS)、『ゲームざんまい』(3DS)、『505タングラム』(DSi Ware)、『インチワームアニメーション』(DSi Ware)といったゲームに結実していったとのこと。

アンソニー氏は「今後もWii Uのプラットフォームをメインに、将来的には3DSも視野に入れながら、家族や友達で楽しく遊べるようなゲームを手掛けていきたい」と話しました。日本でもWii Uは困難な状況にありますが、小さいながらも光るゲームはまだまだ沢山開発されているとのことで、そうした良質なゲームを日本に紹介していきたいと話していました。
《土本学》

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