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次回作への途中にあるのが『デルタ』だ- 稲船敬二氏や開発陣の開発秘話満載の「ソウル・サクリFES」レポート(1)

ソニー PSV

太陽神・稲船敬二氏登場!
  • 太陽神・稲船敬二氏登場!
  • 『ソウル・サクリファイス デルタ』の開発陣
  • イベントの様子はニコ生で中継され、360度LEDにコメントが表示されました
  • 左から本村氏、鳥山氏、下川氏、岡村氏、平田氏
  • お待ちかね稲船敬二氏スペシャル・インタビュー!
  • アヴァロンのフードを纏って登場
  • 『ソウル・サクリファイス デルタ』を作り終えて一言
  • 独自のゲーム開発論も飛び出しました
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは、東京・六本木のニコファーレにて3月6日(木)の発売が目前に迫ったPlayStation Vita専用ソフト『ソウル・サクリファイス デルタ』のイベント「ソウル・サクリFES」を開催しました。本記事では稲船敬二氏をはじめとする開発陣やゲスト陣によるトークセッションを中心にレポートいたします。

■開発秘話満載の「デルタ会談」
開発陣によるトークセッション「デルタ会談」ではSCEの本村健太郎氏、鳥山晃之氏、comceptの下川輝宏氏、マーベラスAQLの岡村光氏、平田靖典氏が登場。『ソウル・サクリファイス デルタ』の開発秘話などを語りました。

プロデューサーの本村氏は会場に詰めかけた300人のファンを目の前にして「『ソウル・サクリファイス』の新作イベントを行うという夢が叶いました」と感慨深げ。ディレクターの下川氏は「まるで夢みたいです。作った甲斐がありました」と喜びを表現。デベロッパーであるマーベラスAQL岡本氏は「下川さんのシナリオを壊さないよう留意しながら開発を行いました」と開発の苦労を語りました。

トークセッションはゲームの内容に。ゲーム内BGMは新たに10曲用意され、収録はベルギーで行われたことが明かされました。MCから本作のオススメポイントについて尋ねられると、本村氏の口から「実はローンチPVには間違いがあり、使用できる魔法の数は600ではなく900以上あります」と暴露発言が飛び出し会場を沸かせました。鳥山氏は共闘をキーワードに1からシステムを見直した点を、下川氏はシナリオ担当の目線から複線や文献のボリュームを、岡村氏は魅力的になったNPCを、平田氏はハイスピードバトルを注目ポイントとして挙げました。開発陣のオススメポイントを聞く限りでは前作『ソウル・サクリファイス』を踏まえ、システムまわりが大幅に改良されていることがうかがえます。

ファンからの質疑応答では前作にて行われた無料DLCが本作でも行われることが明かされました。また、別の共闘ゲームとのコラボレーションについては「ご期待ください」とのこと。好きな魔物についての質問にはシナリオ担当の下川氏が「デュラハンです。彼にドMという設定をつけたところ手ごたえを感じました、『デルタ』では人間のフェチを突き詰めた変わり者がたくさん出てきますが、誰でも共感できるように設定しています」と熱く語りました。そのほかにも魔物の数が1.5倍になったこと、既存のキャラクターにも新シナリオが追加されたことなどが明かされました。魔法のグラフィックにどれくらいの時間がかかっているのかという質問には平田氏が回答し、4人でグラフィックを作りこみ、早くて1週間、手間のかかるものでは2~3週間かかると語りました。その辺を踏まえ、新作は魔法のグラフィックに注目してプレイしたいところですね。

■稲船氏が語る『ソウル・サクリファイス デルタ』
イベントの中盤、『ソウル・サクリファイス』シリーズのコンセプター、稲船敬二氏がアヴァロンのマントを翻し、「太陽神」の掛け声とともに颯爽と登場。まず『ソウル・サクリファイス デルタ』を作り終えた感想として、「1年以内で新作を作るという目標を達成することができました。ゲームの開発は場数を踏んでスピーディーに対応することが大切。体験版やDLCでユーザーの声を拾い製品版へとつなげていきました。普通、続編を作る際には量を増やしますが、『ソウル・サクリファイス デルタ』はシステムもいじっています。遊び方を変えてなおかつ量を増やすのはチャレンジの連続でした」と語りました。

『ソルサク』では下川氏を始めとする若いクリエイターを起用していますが、その理由について「若いゲームクリエイターを育成するためです。若手にチャンスを与え、ゲームの約束された面白さにすがらないよう新しい血を混ぜていきたかった」と語る稲船氏。特に下川氏はシナリオだけではなくデザインもできるということで、元々キャラクターデザイナーからゲーム業界のキャリアを積んだ稲船氏のフィーリングに合ったようです。

稲船氏と下川氏の頭の中には既に『ソウル・サクリファイス2』への構想が出来上がっており、『ソウル・サクリファイス デルタ』はその未来への道への途中に位置する作品であるとのこと。稲船氏は「(『ソルサク2』は)まずSCEがOKを出さないと実現できませんが、ファンの皆さんの力も必要。ファンの声と力で続編につなげていきたい。ファンの皆さんと一緒に作り、進化していきたいと思っています」と語りました。

イベントの最後は開発陣が本イベントについて一言。「これだけのファンに集まっていただき、『ソウル・サクリファイス デルタ』を作ってよかったなと思っています。ゲームも楽しんでください」と下川氏。稲船氏の「参加者も開発陣も運営も笑顔のイベントができました。『ソウル・サクリファイス デルタ』の楽しさが伝わればいいなと思います」という言葉で締めくくられました。

『ソウル・サクリファイス デルタ』だけでなく『ソウル・サクリファイス2』を期待させる発言も飛び出したスペシャルインタビュー。今後の情報にも注目です。
《みかめ》

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