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クールジャパンなゲームは『ドラクエ』『マリオ』『FF』『ポケモン』 ─ クールジャパンの認知率、4年間で倍増し6割へ

クールジャパンなゲームは『ドラクエ』『マリオ』『FF』『ポケモン』 ─ クールジャパンの認知率、4年間で倍増し6割へ

2014年2月12日(水) 12時01分
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東京工芸大学は、全国の15歳から49歳の男女を対象とした「クールジャパンに関する調査」を実施しました。

クールジャパン(Cool Japan)とは、日本の独自性の高いコンテンツや文化が国際的に高く評価されている現象を指し、転じて、評価されているコンテンツや文化そのものも指す言葉です。具体的には、アニメーション・ゲーム・マンガなどのポップアート・ポップカルチャーを始めとする、日本の製品やファッション・建築・料理など、海外から「格好いい」「カワイイ」「イケてる」と認識されるもの全般の総称です。

そのクールジャパンに関する調査を、ネットエイジアに協力を仰ぎ、2014年1月17日から22日の6日間にかけてモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)を実施。その結果、1,000名の有効サンプルを集計し、今回の発表へと到りました。

◆「クールジャパン」の認知率は6割、4年間で倍増

“クールジャパン”を知っているか聞いたところ、「内容までよく知っている」は12.6%、「言葉は聞いたことがある」は47.3%となり、合計で認知率は6割(59.9%)となりました。前回(2010年時点)の調査結果(認知率29.0%)と比較すると、4年間で認知率が倍増していることがわかります。

次に、クールジャパンについての説明を行ったうえで、クールジャパンとして世界に紹介したい日本文化は何か聞いたところ、「日本食」が7割(70.8%)で最も高く、「アニメーション」(67.2%)と「マンガ」(62.8%)が6割台、「工芸品(日本刀・和紙・陶磁器など)」(52.9%)、「伝統芸能(歌舞伎・落語・書道・茶道など)」(51.3%)が5割台と続きます。当初、アニメーションやマンガなどのポップカルチャーがクールジャパンの主な対象とされていましたが、健康食として海外でブームを起こしている日本食や伝統文化など、日本に住む方が“世界に紹介したい”と感じる魅力的な文化は多岐に渡るようです

◆クールジャパンなゲームは『ドラクエ』『マリオ』『FF』『ポケモン』

“クールジャパンの象徴”だと思うキャラクターは何かとの質問には、「ドラえもん」が5割半(55.6%)で最も多くの支持を集め、次いで「孫悟空(ドラゴンボール)」(38.3%)、「トトロ」(37.5%)、「ピカチュウ(ポケットモンスター)」(37.4%)、「アンパンマン」(37.3%)が続いています。

年代別で見ると、「ドラえもん」は10代~40代全ての年代で1位となっており、“クールジャパンの象徴”とも言える支持を集めています。そのほか、10代・20代は「ピカチュウ」(10代44.4%、20代46.8%)や「初音ミク(VOCALOID)」(10代40.8%、20代40.4%)が支持を集め、20代・30代は「孫悟空」(20代44.0%、30代45.2%)が、30代・40代では「トトロ」(30代41.2%、40代44.0%)や「ガンダム」(30代38.4%、40代35.6%)が上位となり、世代ごとの特徴が見られました。

次にゲーム作品では、『ドラゴンクエスト』シリーズ(59.4%)と『スーパーマリオブラザーズ』シリーズ(59.3%)がそれぞれ6割の支持を集め、次いで『ファイナルファンタジー』 シリーズが5割(49.8%)、『ポケットモンスター』シリーズが5割弱(48.1%)との結果が明らかとなりました。

年代別でみると、10代と20代の1位は『ポケットモンスター』シリーズ(10代56.4%、20代61.2%)となり、30代と40代の1位は、『ドラゴンクエスト』シリーズ(30代71.2%、40代64.4%)となりました。また、総合及び年代別で、『モンスターハンター』シリーズが5位に入っています。

この他にも、日本食では「寿司」9割(90.3%)、「刺身」7割強(71.6%)、「天ぷら」7割弱(68.6%)、また「ラーメン」は、4人に1人(25.3%)がクールジャパンな日本食だと回答。技術面では、「安全技術(ぶつからない車、事故のない新幹線など)」(73.7%)が最も高く、「トイレ設備開発(ウォッシュレット、温便座など)」(57.9%)、「ゲームハード開発(PS4、Wii Uなど)」、「先進医療技術(iPS細胞、遠隔医療など)」(44.9%)と続き、生活面、安全面から医療・娯楽まで、世界に誇るべき技術は幅広く存在するとの認識が強いことも判明しました。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

クールジャパン戦略では、ゲームを除くクリエイティブ産業が貿易赤字であることを問題視されています。この現状を脱却し、クールジャパンが日本を支える産業へと成長するために必要な施策への回答として、「義務教育から発想力を鍛える」や「専門教育機関の設置」「制作現場の労働環境改善」、「クリエイターの賃金アップ」などが上位を占め、またそのための投資先として「日本文化発信拠点を海外に構築」、「クリエイター支援」、「クールジャパン関連の教育機関」などが挙げられました。

他国にはない、日本独自の魅力によるクールジャパン戦略。大きく成長すれば、唯一無二の強みとなるだけに、経済産業省の“クール・ジャパン室”には適切な認識と施策が期待されます。

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(Article written by 臥待 弦(ふしまち ゆずる))

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