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【The Elder Scrolls Online旅日記その3】癒し系カジート観光記 ~そうだ、王都へ行こう~

【The Elder Scrolls Online旅日記その3】癒し系カジート観光記 ~そうだ、王都へ行こう~

2014年2月8日(土) 00時00分



発売まで2ヶ月を切ったゼニマックスオンラインスタジオによる新作MMORPG『The Elder Scrolls Online』、その早期デモを体験プレイしました。MMORPGのプレイ経験は多くない筆者ですが、そこかしこに『TES』シリーズらしいギミックが施された本作はオンラインRPGのプレイ経験がないシリーズファンにも楽しめる作りになっているように感じました。PvPがフィーチャーされているというだけあってキャラクター育成も緊張しましたが、パーティを組んで集団戦を行う気持ち良さはオンラインゲームならでは。まずは本作『The Elder Scrolls Online』の広大なフィールドについてご紹介致します。

本作の舞台となるのはタムリエル全土。すべての大陸を舞台とするのは1994年にリリースされた『The Elder Scrolls: Arena』以来のことのようです。ハイロックやモロウィンド、スカイリムなどシリーズファンにはおなじみの土地が見事に勢揃い。時代設定としては『TES』シリーズの歴史で言うところの第二紀のようで、最新作である『スカイリム』(第四紀)からは何百年以上も昔のお話とのこと。どうやらストーリーに直接関係しないシナリオの模様ですが、シリーズファンにはおなじみの土地やキャラクター、モンスターも登場しており、ある程度詳しいプレイヤーならニヤニヤしてしまうギミックが用意されています。特に本棚を漁って歴史書を読んだりするタイプのプレイヤーはその世界観をより楽しむことが出来るかもしれません。

前置きが長くなりましたが、それではGame*Sparkライターのishigenn、放送部のえれ子と共に散策した四日間に渡るタムリエル冒険記をお送り致します。

■ 第1日目: タムリエル到着、ヒーラーカジート誕生

壮大な雰囲気を感じさせるチュートリアルマップ

九種類の種族に三種類のクラスが用意されている本作。どことなく穏やかな面構えのカジートをエディット作成し、クラスにはテンプラーと呼ばれるヒーラー系の職業をチョイス。チュートリアルが始まると青白く光る洞窟に誘い込まれ、預言者なる老人に導かれていきます。

序盤には好きな初期武器を拾うことの出来る「ご自由に持っていってください」的なスペースが用意されていたのですが、ロングソードやら杖やら斧やらをガチャガチャ拾っては振り回すテストプレイヤー達の光景が圧巻でした。もちろんヒーラーなので杖でプレイ。チュートリアルをどんどん進めていくと、預言者がタムリエルへワープさせてくれました。


初めての街に思わず興奮するカジート君

おかげ様でタムリエル南端の孤島、カジートの住処である「Khenarthi’s Roost」へ到着。この時点で気付いたのですが、一緒にデモプレイに参加しているishigennはハンマーフェルという北西の地、えれ子は北端のチェイディンハルと呼ばれる地域からスタートのようで、全く合流出来そうな気がしませんでした。二人の合流はともかくとして、カジートである自分は故郷を出てタムリエルを縦断しなければならないのか......それもヒーラー単騎で.......若干気が重くなりつつも、まずはサブクエストをやりながらレベルを上げていくことに。

とにもかくにも本土へ上陸するにはレベルを上げてメインクエストを攻略せねばなりません。来るべきタムリエル縦断マラソンに突入する為、地元のおばちゃんカジートが営むスクゥーマ工場で「ブレイキング・バッド」ばりのハスリングを企んだり、要人の家に侵入する為門番にスクゥーマ入りドリンクを飲ませたり、マッドクラブやスキーヴァーを虐待して素材をゲットしたり...剣と魔法の世界に降り立ったチンピラのようにキャラを育成してなんとかレベル4まで到達。まだまだ道のりは長そうです。

■ 第2日目: お料理、お散歩、広大なフィールドをひたすら徘徊

「干し肉のドリンクってなんだろう......」

初日は怒涛の勢いでクエストを攻略してきた為、この日は散策をメインにプレイ。見知らぬ海外プレイヤーとパーティを組んで冒険してみたり、料理にトライしてみたりとタムリエルの生活を満喫していました。どうやら今回のクラフトシステムは今までのシリーズより更に拡張されているらしく、料理だけではなく各種カクテルなども作成可能なようです。干し肉を発酵させたドリンク「ROTMETH」を調理するカジート君、なんとも言えない表情でこちらを見つめてきます。


ダイブした見知らぬ友達は......(答えは画像左上に小さく載ってます)

見知らぬ海外プレイヤーとの旅はなかなかに楽しいものでした。二人でアンデッドを袋叩きにしたり、回復魔法を唱えてあげたり、美しい自然を臨みながら一緒に滝からダイブしたり、この面白さはまさにMMORPGならでは。

ちなみに、パーティを組むには同じ派閥を選んでないといけないようです。パーティメンバーの募集&検索システムも用意されていましたが、テスト段階ではあまり稼働されていなかった様子。「ダンジョン共同攻略」「ベテランプレイヤー募集」とその募集目的を選ぶことも可能で、各プレイヤーは自身のプレイ方針(魔法使いだったり戦士だったり)を表示することにより最適なメンバーを探し出すことも出来るようです。ヒーラーはソロプレイが難しかったので、近くのプレイヤーと組むことが出来る野良パーティのお世話になりました。

■ 第3日目: ヒーラーカジート君、初めての挫折

ガチガチに石化していらっしゃいます

さて、すっかり道草を食うことに慣れてしまったカジート君ですが、この日は大きめのサブクエストをいくつか攻略しました。まずは孤島から移動して、タムリエルの南西に位置するサマーセットアイランドへ。『TES』の歴史ではエルフが初めてタムリエルに入植した土地と言われております。見知らぬ村を散策していると、なぜか誇らしいポーズのまま硬直している村人を発見しました。どうやらデイドラの悪しき魔法により村全体が石化魔法に襲われているようで、避難民に話を聞いてみれば「洞窟に行って精霊達を倒して来い」とのこと。基本的にはヒール系のスキルを成長させていたのでソロでの討伐クエストはかなり不安でしたが、とりあえず挑戦してみました。


過去作にも登場した“炎の精霊”を相手に奮闘

ヒーラー用の杖で遠くから攻撃し続け、近づいて来たらテンプラースキルで光の槍を投げ飛ばし転倒させ、後方に回避したらまた遠くから遠距離攻撃......『スカイリム』などでは実装されていなかったドッジ(緊急回避)や敵の範囲攻撃の視認化など、本作は戦闘面でも大幅な進化を見せています。前転後転を駆使しながらひたすらスタンを取るヒーラーカジート君、全ての炎の精霊を倒すまでに5回くらい命を落としましたが見事クリアー。

ですが、カジート君の得意技はヒールとスタン、そして遠距離からの杖攻撃のみと言う低火力な育成方針。MMORPG初心者な筆者にとって少し難易度の高い空気が漂ってきました。なんとかしてレベルを上げねば......焦りながら歩き回っていると、「異世界にいる重要人物に本を届ける」と言ういかにも簡単そうなクエストを発見。やる気満々で開始しました。


なんともファンタジックな空間へ突入!

依頼主に異世界へのポータルゲートを開いてもらったら、幻想的で美しい世界へ!こちらの異世界のモンスターはタムリエルの猛獣よりも手強く、やはり戦闘が厳しい。フレンドもみんな別のクエストに挑戦していたりオフラインだったりと頼れる相手がいなくなり、いよいよもって苦戦となってきました。簡単なクエストだと思っていたのに...!


『TES』シリーズファンには感動の再会?

成長したスキルを駆使しながら破竹の勢いで攻略して行き、なんとかモンスター達や中ボスを撃破。すると突如として見覚えのあるキャラクターが登場しました。彼は『オブリビオン』や『スカイリム』にも登場したことのあるハイテンションおじいさん、シェオゴラス!英語のメッセージですがそのトンデモ感は十分に伝わりました。その後もクエストを続けていくと、またもや強敵がぞろぞろと湧いて出てきました。


何故か転がっている宝箱が気になる

命からがらボス戦まで到達したものの、これが全く歯が立たない!ジャーナルを確認すると、どうやらレベル的に厳しいクエストだったようです。辛いところですが、ここは断念。果たしてこの調子でPvPマップの到達出来るのか......残された時間はあと一日。じわじわと焦ってきました。

■ 第4日目: 王都到着!仲間との合流、共闘、そして......
気を取り直してクエストをどんどん攻略し続けて行きます。この日は休日だった筆者ですが、朝五時から起床してモリモリと低レベル向けサブクエストに挑戦。原点に振り返り故郷である「Khenarthi’s Roost」のクエストをクリアしたり、「アイテムを集めて来い」という簡単なおつかいクエストを進めたり。カジートのおばちゃんに言われるがまま、古の技術で開発されたロボット“ドゥーマー”を完成させるなど獅子奮迅の活躍を見せました。街から街へと走り続けたカジート君、いよいよ身体も温まりレベルも10へ!長い苦難を乗り越えシロディールへワープすることが可能になりました。待ってろ王都マラソン!


戦場となった王都“シロディール”

さて、いよいよ合流地点であるシロディールへ到着しました。ワープ先は自身の派閥であるAldmeri Dominionの拠点のようです。本作はPvPによる各派閥の勢力争いも大きくフィーチャーされており、PvP専用マップであるシロディールでは攻城兵器や戦争用資源の採取、兵站線の確保などストラテジー的な要素も多数揃えられている模様。そしてそこら中を徘徊するモンスター達もとてつもなく凶暴。死に物狂いでレベル10まで到達したカジート君を嘲笑うかのように、デイドラの怪物や山賊、果てには野生の狼までもがいたぶってきます。


三人揃っても巨人は少し怖い......

ヒイヒイ言いながらメイジ・えれ子と硬い守備力と攻撃力を備えた戦士・ishigennと合流。三人で記念写真を撮り、道中の出来事を語り合ったり、巨人をいたぶったり。高レベルモンスターである巨人から装備品もゲットしたところで、ふと思い出が走馬灯のように蘇りました。初めて『TESO』に足を踏み入れたときの興奮、手に汗握る戦闘、見知らぬ海外プレイヤーとの友情、そして『TES』シリーズならではのファンタジックな世界観......沢山の記憶を振り返るカジート君。ですが、彼にはひとつだけやり残したことがありました。最後の目的地は楽園の島・サマーセットアイランド。


デモプレイを締めくくるリベンジマッチ!

四日間の旅を締めくくるのは、三日目に対峙したボスモンスター「Manifestation of Terror」。三日目でボコボコにされた憎き敵を相手に奮闘するカジート君は電撃を受けたりそこら中に転がっている宝箱に気を取られながらも、成長の成果を見事に叩き付けました!何度か死にかけたものの、得意のヒーリングスキルで回復を重ねて撃破。四日間に渡る大冒険記は、ひとまず充実したエンディングを迎えることが出来ました。


■ テストプレイを終えて
シリーズの伝統をしっかりと継承、進化させながらMMORPGならではの楽しみも揃っている本作は、『TES』最新作の名に恥じない素晴らしい出来だったと思います。適当にぶらつくだけでも楽しい世界観や、オンラインゲームとして最適化された戦闘システムなど、非常に良く作り込まれている印象を感じられました。筆者はMMORPGのずぶの素人でしたが、強敵が相手でもチームワークで勝利出来ることもありますし、『TES』の世界を仲間と一緒に歩き回るだけでも思わずニヤニヤしてしまいました。デモプレイでは探索出来なかったモロウィンドやスカイリムなどもぜひとも行ってみたいところです。英語メッセージでプレイするのは多少大変だったり、『TES』シリーズ未経験のプレイヤーには敷居が高い部分も多少ありますが、MMORPGや『TES』シリーズのファンには全力でオススメ出来るオンラインタイトルです。

【The Elder Scrolls Online旅日記シリーズ】
その1: 筋肉モリモリオークで『TES』らしさを追求プレイ
その2: ダークエルフのぶらり冒険旅 ~シロディールを目指して~
その3: 癒し系カジート観光記 ~そうだ、王都へ行こう~
その4: 世はまさに戦国時代、筋肉モリモリオークが見たPvP攻城戦
その5: ダークエルフのぶらり冒険旅 ~運も実力のうち?~
その6: 癒し系カジート大戦記 ~初めてのPvP編~

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(Article written by ハヤカワ)

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