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【そそれぽ】第82回:自由度高い!中毒性やばい!1000円は安い!『王だぁランド!』をプレイしたよ!

インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそ こと 津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第82回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

任天堂 3DS
『ボクせか』モードを中心にお届け
  • 『ボクせか』モードを中心にお届け
  • さまざまなイベントをこなし・・・
  • 勇者を目指して2年間を過ごすべし!
  • 時にはこんなイベントも発生して・・・
  • パーティーが増えることも!
  • アドベンチャーゲームだけどRPG的な戦闘もバッチリ
  • 下画面には敵味方の行動の順番が。戦略性も高い
  • 勇者候補生としてさまざまな試練を乗り越え・・・
インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第82回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

ふと人生を振り返ってみると、何かと波瀾万丈だなぁとか思ったりします。あのときの選択が正しかったのか、あの道を歩んだのが間違っていたのではないか・・・考えるほどキリがないわけですが、今こうして、こんなプレイレポート記事を書いている自分という「結果」が全てなのだなぁと結論付けて、今を一生懸命生きようとか思ったりするわけであります。

というわけで、今回プレイするのはポイソフトのニンテンドー3DSダウンロードソフト『王だぁランド!』です。

ついに来ました、ポイソフトのある意味記念タイトル。Wiiウェアとして配信された『王だぁ!』と『ボクも世界を救いたい』の2本が1本にまとまっている上、その2本をリンクさせたかのようなスペシャルなモード「勇者モード」を搭載。もともとWiiウェアの2本は、実は携帯ゲーム機向けなんじゃないかと思っていたので、この上なく嬉しい配信です。『王だぁ!』は、【そそれぽ】第43回でレポートさせてもらっているので、今回は『ボクせか』モードを中心にレポートをお届けしたいと思います。『王だぁ!』のとき同様、筆者の超好みっぽいタイトルにも関わらず未プレイなので、非常に楽しみです。それでは、早速プレイしていきましょう。

※画像はiPhoneで無理矢理ニンテンドー3DS本体画面を撮影したものです。


■1人前の勇者になるための2年間
『ボクせか』は、1行動で1週間の時間が経つ2年間を自由に過ごして、立派な勇者を育成するゲームです。例によって自由度は非常に高く、どんな勇者を育てていくかはまさにプレイヤー次第。2年の時間を経て、「勇者」として認定されればゲームクリアとなります。それだけのゲームと言ってしまえば、本当にそれだけのゲームなのですが、中毒性が非常に高く、ハマる要素が満載なのです。


■際立つテンポの良さ
『ボクせか』をジャンルで説明すると、RPG的なファンタジーの世界観で、RPG的なバトルイベントがある「アドベンチャーゲーム」と言えます。会話やマップ移動を繰り返すアドベンチャーゲームのキモはやはりテンポ感。サクサクと時間が流れていき、アッという間に2年間経ってしまいます。しかし、内容に物足りなさを感じるわけでは決してなく、「上手くプレイすれば、もっといろんなことができたのに・・・」から「よし、もう一回やろう」となる、テンポの良さゆえの中毒性を「これでもか」と発揮しているわけです。


■ラッキー?アンラッキー?イベント満載
ランダムで突然起きるイベントから、人物から依頼されるシナリオ的なイベントまで、とにかく種類が豊富です。まず、成功するか失敗するかわからない上、失敗したからといってマイナスになるとは限らなかったりもします。運悪く「時間の無駄」になってしまうもの以外は、精神的にもポジティブにとらえることができ、些細なイベントも大掛かりなイベントも一喜一憂が非常に楽しいです。


■目に見えて成長していくキャラクター
レベルアップはもちろん、お金を貯めて充実させる装備、スキル、魔法・・・あるいは、イベントで上下するステータス、イベントで手に入る装備、スキル、魔法・・・とにかくキャラクターが目に見えて成長していくのが爽快です。


■相変わらずの自由度
2年しか時間がないので、筆者の場合、状況によっては超貴重なアイテムを入手しても、売ってお金にすることもありました。その貴重なアイテムを活かす段階に進むまでの道のりを考えると、それよりも今のステータスの底上げの方が大事だったりもするわけです。そういう悩ましい自由度もまた楽しかったりします。


■魅力的なキャラクター
失礼ながら、ポイソフトらしからぬ「ちゃんとした」魅力的なキャラクターたちがたくさん登場します(笑)。特にパーティーに入れたいメンバーは、何人か試すうちに、「あのコは見た目がイイ感じなのに能力が・・・」「あいつが強いのに見た目が気に食わない・・・」とか出てくるわけです。見た目も能力も納得のキャラ2人と、いかに早めにパーティーを組めるかというのも、『ボクせか』を上手くプレイするポイントのひとつのような気がします。


■最低限、常識人であれ
内容を問わず「勇者になる」≒「クリア」のハードルはさほど高くありません。常識的な行動を取り、勇者的な行動を重ねていけば(ある種族を除いて)ほぼ確実に勇者になれます。問題は、「どんな勇者」になるかという点です。力で押す戦士タイプの勇者なのか、魔力で攻める魔法使いタイプの勇者なのか、育て方次第で誕生する勇者は十人十色。尚且つ、その内容もプレイ次第で変わるわけで、プレイヤーにとっての「理想の勇者」への道は無限に続いているといっても過言ではありません。

そして、『ボクせか』で生み出した「勇者」の「内容」がなぜそんなに大事かと言うと・・・


■「勇者モード」で遊ぶ
本作の目玉である『王だぁ!』の「勇者モード」に、『ボクせか』で育てた「勇者」を使うことができるからであります。まさに終わりは始まり。ちなみに「勇者モード」は、『王だぁ!』の世界に出てくる「勇者」の視点でプレイするモードで、『王だぁ!』らしいハチャメチャな自由度があります。『王だぁ!』がどんなゲームかは、【そそれぽ】第43回を読んでもらうとして割愛(笑)。

「勇者モード」は『王だぁ!』の自由度と『ボクせか』の育成要素を合わせたような感じになっていて、コツコツと名声を挙げていったりもできれば、いきなり町を国から解放したり、あるいは建国したり、ほかの勇者をぶっ倒したりと、両ゲームのいいとこ取りなモードになっています。こちらは『王だぁ!』的に長くじっくり遊ぶことができるので、『ボクせか』でお気に入りの勇者が育ったら、ぜひ「勇者モード」をプレイしてみてください。


■総評:サクサク遊びたい時『ボクせか』、じっくり遊びたい時『王だぁ!』or「勇者」
基本的には2本のゲームのパックと思ってもらって間違いないです。Wiiウェアからより遊びやすく進化・移植された『王だぁ!』と『ボクも世界を救いたい』が収録されている超お得なパックタイトルで、この2本のゲームの遊びをつなぎ合わせるのが第3の遊びである本作の目玉「勇者モード」で、2本の面白さのいいとこ取りな内容になっています。

取っ付き易いのは『ボクせか』です。今回のレポートでお伝えした通り、中毒性が高くハマるゲームです。勇者を育て上げたら、次はその勇者で遊べる「勇者モード」を早速遊びたいところなのですが・・・

『王だぁ!』の自由度の高さは、何でもできる分、何をして良いか路頭に迷うほどなので、『王だぁ!』未経験の場合、『ボクせか』からそのまま『王だぁ!』的な自由度の高さを誇る「勇者モード」に雪崩れ込むのは、一応オススメしないでおきます(笑)。

『王だぁ!』の自由度の高さは、ホントにハンパじゃないので、まずがむしゃらにプレイしてみてください。自国が滅びようが、他国を滅ぼそうが気の向くままに(笑)。その雰囲気をつかむことで、「勇者モード」をより面白く感じることができると思います。

もちろん、『王だぁ!』と『ボクも世界を救いたい』はゲーム性が異なるゲームなので、必ずしも両方好きになれるとは限りません。が、それはそれでアリだと思います。個人的には、それぞれ1本ずつに1,000円分の価値が十分にあると思っているぐらいで、2本+スペシャルモードで1,000円というこのお値段は、ものすご~くお得に感じます。どちらかだけにでも興味を持ったのなら、オススメできちゃいます。

【こんな人にオススメ】
・Wiiウェアで『王だぁ!』楽しんだ人
・Wiiウェアで『ボクも世界を救いたい』を楽しんだ人
・『夜の魔人といくさの国 ~さまよえるヴァンピール~』が好きな人
・自由度が高く、じっくり遊ぶシミュレーションゲームが好きな人
・『ときめきメモリアル』が好きな人
・『パワプロ』のサクセスモードが好きな人

他社のゲームで申し訳ないのですが、『ときメモ』や『パワプロ』サクセスの「限られた時間内に何をするか」「その結果どうなるか」を楽しむという面白さ、テンポ感に共通するものを、『ボクせか』にも感じたので挙げてみました。この「やめられないとまらない」の感覚はコレらで味わったソレに非常に似ています。もちろんゲーム内容は全く違うので、あのサクサク感と、結果時のドキドキ感、「あのときああしておけば・・・」感を楽しめる方に『ボクせか』モードを強くオススメしたいと思います。本作の場合は、『ボクせか』にこだわって、強い勇者を生み出す職人になって、QRコードで公開しまくるなんてプレイスタイルもありなワケですから!


■ドワーフの「そそね子」QRコード
今回プレイレポートを執筆するにあたって、限られた時間内で誕生した勇者の中でお気に入りの1人「そそね子」のQRコードを掲載しちゃいます。本作をプレイしている人は各モードで使って遊んでみてくださいね。


【そそれぽ】第82回、いかがでしたでしょうか?このレポートが掲載される頃、筆者はリアル引越しの真っ最中。ネット環境も改善されるので、ゲームのダウンロードとか速くなると嬉しいなぁ。そんなわけで次回もどうぞお楽しみに!


『王だぁランド!』は、好評配信中で価格は1,000円(税込)です。

(C)POISOFT


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》
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