11月5日~7日の3日間の会期でロサンゼルスで開催されている「GDC Next/ADC」はゲームの未来やアプリに焦点を当てたカンファレンスですが、エキスポ会場にはゲームの歴史を振り返る「Museum of Portable Devices」という展示も行われています。
これはゲームに関する歴史的資料を収集している非営利団体「Videogame Histroy Museum」による展示で、同団体はE3やGDCでも同様の企画を行っているのですが、今回は携帯型ゲーム機に特化したものとなっています。ゲームボーイに始まり、アマゾンのキンドルまで様々なデバイスが並べられています。
同コーナーには不思議なことに懐かしのアーケード筐体も並んでいます。中には任天堂の『DONKEY KONG』(1981年)や『MARIO BROS.』(1983年)も。前者は宮本茂氏が最初に作ったゲームとして著名です。マリオらしきキャラクターも筐体には描かれていますが、随分と雰囲気は異なります。どちらも背面のプレートには「MADE IN JAPAN」の文字が。
また、販促用に用いられたであろう、ちょっと大きなゲームボーイもありました。刺さっていたゲームは『ワリオランド』。緑がかかったスクリーンが懐かしいです。こちらも背面を見てみると、営業マンの名刺が当時のまま残っていました。その社名を見てみるとNES Merchandising Inc.とあります。同社は余り知られていませんが任天堂オブアメリカの子会社で、流通向けの営業を担当している会社。NESはファミコン(Nintendo Entertainment System)から取られたものと推測されますが、現在でも同じ名称で営業を行っています。
なかなかお目にかかれないアイテムたちを写真に収めてきました。ついでに携帯ゲーム機の写真も載せておきます(あまり展示としてはパッとしなかったですね...)。
編集部おすすめの記事
特集
その他 アクセスランキング
-
世界を救う道中には付き物!?プレイする中でついついやってしまうRPGあるある10選【特集】
-
神秘的な海のロマンあふれるおすすめゲーム5選―美しくも厳しい海中世界を大冒険しよう!
-
「トレーナーに“ガチ恋”してるウマ娘」No.1は誰? エイシン、マヤノを振り切ったのは…【アンケ結果発表】
-
PS4版『FF7 リメイク』からPS5版へのアップグレードってどうするの? その手順を分かりやすく紹介! 無料DLCやセーブデータ移行時の注意点もチェック
-
『モンハンライズ』人気武器No.1はどれだ! 1,600人以上の読者が選んだ投票結果ー選ばれたのは?
-
『スマブラSP』参戦ファイターを詳しく知りたい! 原作ゲームをチェックしよう─今遊ぶための手段もご紹介【複数参戦作品編】
-
最も人気の高い『ペルソナ』ナンバリングはこれだ! 上位3作が約3%差の熾烈な争い─派生作もジャンル別で激突【アンケ結果発表】
-
【急募】ゲームメディアで活躍したい人求む! インサイドの編集者&ライター大募集
-
人気作曲家・田中秀和氏に懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決―「アイマス」や「アイカツ」など著名楽曲を多数手掛ける
-
『ダンガンロンパ2』をアニメ化しない理由とは? 小高和剛「あのキャラ達の物語はあれでお終い」